じろうの徒然日記

『長谷部ギター教室』を運営するじろうの徒然日記です。
音楽、ギター、生活など何でも気軽に書いています。

新しいウクレレ入門❸

2020年02月28日 16時01分24秒 | 新しいウクレレ入門
あとウクレレをもっと楽器としてレベルを高めるには対位的な音楽を演奏する必要があり右手の奏法も4本指で駆使して演奏することで可能となる。
4本の弦でどこまで表現できるかまずバッハを始めクラシック曲のアレンジが必要でしょう。
またウクレレのための新しい作曲も待ち望まれる。

今までメロデイだけ弾いたりメロデイにコードを混ぜて弾いたり伴奏だけだったりジャカソロだったりいろいろな演奏は出来たがクラシックのような対位的なソロ曲が圧倒的に少ない。

それからウクレレアンサンブルもマンドリンやギター合奏のようにキーの違うソプラノ、(アルト)テナー、バスなどの楽器を開発するともっと良いアンサンブルになるしソロでは難しい対旋律も各パートに分かれるので楽しめると確信する次第です。

ウクレレの楽しみ方はジャンルも様々、演奏法も様々ですが今後の新しいウクレレの基本的な学び方の一つとして楽譜を読んで練習するウクレレテキストをこれから作成のために検討、模索して参りたいと存じます。

新しいウクレレ入門❷

2020年02月27日 22時33分11秒 | 新しいウクレレ入門
ギターの移調楽器としてウクレレを学ぶ場合のもう一つのメリットはギターが弾ける方はウクレレの左手が全く同じ押さえ方になるので即とりあえず弾けるということです。ただし右手のストロークに慣れていない方は勉強する必要はあります。
例えばギターのlowポジションで2弦のドレ1弦のミファと押さえて弾くのをウクレレも同様にギターを弾くつもりで2弦と1弦を同じように弾いてみる。相対音感の方はドレミファと聞こえます。実際出ている音はファソラシ♭となります。
要するにギターの1弦から4弦までの間で弾く内容の演奏はそのままの同じ押さえ方でウクレレで弾けるということです。
禁じられた遊びなんかも1弦~3弦まででしたらギターと全く同じ押さえ方でウクレレで弾けます。
実際ウクレレで出てくる音はギターよりも4度高い音になります。

私は最初ギターを練習して後にウクレレを始めましたので楽譜を読むときは楽譜のドの音は5度上げてソにしてウクレレをギターとみなしてソを弾くようにしています。ハ長調でソミァソラと楽譜にあれば頭の中でト長調にして♯1つ。レシドレミと頭で変換してギターと同じように弾いています。
逆にそういうト長調の楽譜にしてギターと同じようにウクレレを弾けばギターをやっている方はすぐ弾けるということになります。またウクレレを始めようという方はその移調譜で慣れればウクレレも弾ければギターも弾けるということにつながるわけです。

新しいウクレレ入門❶

2020年02月25日 11時16分38秒 | 新しいウクレレ入門
私個人はウクレレ教室として25年ほど教えて来ましたが最初に使ったテキストはヤマハの本でした。
ストロークの弾き方がメインで最後の方にはメロデイの練習が出来るようになっていました。
とても良い教本だっのでずっと使っていましたが10年くらい前に廃本となり残念です。
その後はドレミ出版の教材を使っていますがやはりヤマハの方が使いやすかったです。

ウクレレを始めた時からずっと思っていたのですが楽譜は音符ではなくタブ譜がほとんどでありメロデイやソロを弾くときにタブの数字を見て弾くのは年を取ると共に目の衰えもあり現在はとてもつらいものです。
譜面のテキストがあればよいのになといつも思っていましたが出版社からしてみれば世の中のニーズはタブ譜が一般的なので事業としては譜面だけでの発売は難しいことと思います。

私は個人事業で出版もしているので近いうちに少数部数で発行して参りたいと考えております。それでレッスンできればよいのですが現実的には楽譜での希望者はなかなかおりません。

楽譜では何がメリットなのか考えてみたいと思います。

1.ギターと同じくフレット楽器のウクレレの良い演奏の条件は指使いです。運指が数字で音符の上に書き込めるので大変練習しやすく指が混乱せず上達につながる。タブ譜だと押さえるフレットが数字になっていてそこの上に運指を数字で書くと混乱する。人、中、薬と書かざる負えなく非常に見づらい。

2.音符だと譜面から目を離しても読めて弾ける。

3.長い曲や複雑な音楽表現が音符の視覚的な効果で演奏ができる。

などいろいろあります。
ウクレレの場合の調律はソドミラが一般的ですが音符と出てくる音は実音となっています。
ギターは低音からミラレソシミですが出てくる音は音符のオクターブ下が実音になっています。
ウクレレの楽譜は実音として書いてあるのでギターを弾いたことのない方は慣れたらそれで読めるようになると思います。
しかしウクレレをギターの移調楽器としてとらえて音符を書いて読んで弾けばウクレレを弾ける方はそのままギターも自動的に弾けることになるので一石二鳥でお得です。
いやいやギターは必要ないという方はもちろん弾かなくても良いでしょう。
参考に移調楽器というのは管楽器やギターにもたくさんあります。
クラリネットで楽譜のドを吹けば実際はシのフラットが鳴るとB♭菅などと呼んでいます。
それではウクレレをギターの移調楽器として考えた場合は何と呼べばよいか。
ロージーウクレレとして考えます。
ウクレレがギターだと見立ててドを弾いた場合、実際に鳴っているウクレレの音は完全5度低いファになります。したがってギターを基準として考えればFウクレレとなります。
ただ、こういう呼び方は聞いたことがないかも知れませんので一般的には通用していません。









ギター伴奏法8

2020年02月24日 16時56分03秒 | 弾き語り伴奏
このように頭の中でコードネームを変換することによりlowポジションでのコードが押さえられますのでセーハした状態のハイポジションは避けることが出来ます。

なぜイタリア語のドレミファ~でわざわざコードネームを変換する必要があるのか。
自分にとってアルファベットを一瞬で読むのが苦手のためです。
イタリア語だとドレミファソラシドが1秒で言えますし、3度づつ読むとドミソシレファラとなりますのでコードの構成を読むにも早くて便利です。ドから数えて5度はドミソと読めばソになります。レから数えて5度はレファラと読めばラになります。
したがいましてイタリア語、英語を素早く音名として読めるように練習すると便利です。

次の英語をイタリア語の音名に変換してみましょう。

例 A=ラ
G=□
D=□
C=□
B=□
F=□
E=□

上記は2~3秒以内で答えられるようにします。


ギター伴奏法7

2020年02月23日 23時22分04秒 | 弾き語り伴奏

前日の答えは下記の通りです。

C→E

Dm→F#m

Em→G#m

F→A

G7→B7

Am→C#m

長3度上になります。

これらは伴奏しながら3度上に変換できるように練習すると良いでしょう。

ちなみに私の場合はハ長調をホ長調に移調します。ホ長調は♯が4つなのでイタリアの音名で変換して英語のコードネームに変換しています。

例えばG7であればG=ソ。3度上はソラシのシ=BでB7と変換します。1秒で変換します。


ギター伴奏法6

2020年02月22日 14時56分47秒 | 弾き語り伴奏

楽譜にCコードと書いてある曲を声に合わせるためEコードに変更するとします。

CからEまで3度の音程になります。

従ってすべての記譜コードは3度上げるわけです。

要はハ長調の曲を3度上のホ長調に移調することになります。

次のコードネームを全て3度上げてみてください。(長3度)

C→

Dm→

Em→

F→

G7→

Am→

 

 


ギター伴奏法5

2020年02月21日 22時07分56秒 | 弾き語り伴奏

キーを変えるにはカポタスト方式でセーハして右に移動すると良い。

そこでどの位置がキーと合うのか探す。

※右へ移動するとキーがどんどん高くなると思う人が多いが逆にオクターブ低く歌えば低いキーも調整できる。

 

セーハして移動するためlowコードのコードフォームを使用する。

例えば2フレットセーハしてCフォームを押さえるとDコードになる。

3フレットでFフォームを押さえるとGコード。2フレットセーハでG7フォームを押さえるとA7になる。そのフォームで1セーハから音が高くなるが7セーハまでは使える。

フォームは5弦を主音としたCフォーム。他にAフォームとAmフォーム。4弦を主音としたDとDmフォーム、6弦を主音としたEフォームとEmフォームなどがある。1フレットから7フレットまで使用すると沢山のキーで伴奏できます。

 

ただしセーハなので左手がつってしまうくらい疲れる。

それを解消する方法は次回に。

 

 


ギター伴奏法4

2020年02月21日 16時50分20秒 | 弾き語り伴奏

楽譜の上に記されているコードネームを見て伴奏を弾く練習をしてみましょう。

例えば知床旅情を考えましょう。

楽譜上ではC、F、G7、Dm、Emなどが書いてあります。

この曲の伴奏は3拍子なので四分音符でブンチャっちゃっ。または8分音符のアルペジオが良いでしょう。

1番目に四分音符で伴奏したら2番か3番にはアルペジオで弾くとかして変化を付けます。

盛り上げたいときにベースの経過音を入れるのも良いですね。

 

歌のキーに合わせる必要があった場合は次回書きたいと思います。

 

 


クラシックギター伴奏法3

2020年02月21日 12時14分26秒 | 弾き語り伴奏

先ほど駅に向かい商店を歩いてたら軽音楽が流れてました。

耳を傾けてその曲の主音を探してみたらいろいろと部分的に転調しているようでした。

これでは初心者は分かりづらいと思いました。

最初は童謡など優しい曲から練習すると良いでしょう。

主音を感じ取れたら絶対音感がない場合はギターの低音弦を適当に押さえて音を出してみる。主音と同じ音を探せれば成功である。オクターブ違っても良い。例えば探して主音と同じ音になった押さえた音がラであれば、AまたはAマイナーとなる。メジャーかマイナーの判断が出来るようにすること。Aはイの音調子はイ長調かイ短調のどちらかになる。

 


クラシックギター伴奏法2

2020年02月20日 19時45分43秒 | 弾き語り伴奏

拍子により伴奏も変わる。

2拍子はブンチャとかブンチャチャチャとかの和音やアルペジオもOK。

3拍子や4拍子もそれぞれのパターンを書いておくとよい。

また1小節に複数のコードがあれば伴奏も分けなくてはならない。

分数コードまたはオンコードは初心者は無視しても良い。なれてる方は分数コードのベースを入れて弾くこと。

楽譜がなくメロディを聴いて伴奏するのはなかなか難しい。

曲を知っていればまだコードを付けやすいが初心者は訓練が必要。

知らない曲はもっと難しい。

自分の耳の判断で3コードやサブコードを入れるしかない。


クラシックギター伴奏法1

2020年02月20日 12時43分35秒 | 弾き語り伴奏

最近はクラシックギターでの伴奏の弾き方を教えてほしいとの依頼や問い合わせが少し増えつつあります。

ギター伴奏というと一般的にはフォークギターなどでピックを使ってジャカじゃか弾くイメージですがクラシックギターを弾いている方は意外と苦手との声が多い。

ここではどのような方法で教えたらよいのか整理しながら思い付きを書いてみたいと思います。

まず指弾きのアルペジオを基本とします。

アルペジオにはいくつかの基本パターンを書いておくとよい。

基本的に3弦~1弦をIma ペーストして4弦~6弦をPが担当。

その他2フィンガー 3フィンガーも練習する。

コードネームはルート音になっているので構成が分からない、ダイヤグラムを覚えていない場合にはそのルート音を弾くようにする。

人の声に合わせて伴奏が出来るようにするにはまず歌っている方のキーを感じ取り主音を探すこと。

主音が分かれば3コードやサブコードが分かる。

また3コードがまだ分からない場合はそこから教えなくてはならない。

借用和音やドッペルドミナントにも音感を慣れておく必要がある。

ローコードの押さえるパターンをハイポジションてせ押さえて様々なコードを出せるように練習が必要である。