残雪。
今朝は濃霧だった。
春だねえ。
まだ所々に雪が残る作業道路を、この春初めて見回ってみた。
太い枝が落ちている。
今年は積雪が多かったから、作業道路にもたくさん枝が落ちていた。
普段は小川程度の川も、雪解けで増水していた。
フキノトウもたくさん出ていた。
タラノメはまだ固くすぼまっている。
てなことやってたら、残雪にはまってしまった。
亀の子になってしまい、いわゆる対角線スタックってやつだ。
直結四駆でも、前輪と後輪の片方ずつが空転してしまえば、駆動力が失われてしまうのだ。
落ちてる木を拾ってタイヤの下に入れてみたり、いろいろ悪あがきしたのだが、結局ギブアップ。
同僚を呼んで引き上げてもらった。
脱出後。
アクスルが埋まるまで沈んでしまっていた。
タイヤ小さい軽トラは、こんなとこには弱い。
牧草地に積まれた堆肥。
牛糞が原料なので、なかなか強烈な香りだ。
堆肥の山の陰から、コウライキジが出てきた。
子供のころ、こいつを山の中で見つけて、「クジャクが出た」と思ったもんだ。
この山で見るのは初めてだ。
この鮮やかなグリーンの頭と白い首輪は、オスだ。
QVGAのデジタルズームだから、画質が悪いのはご容赦願いたい。
もっときれいに撮りたくてストーキングを試みたが、遮る物のない牧草地では無理というものだ。
キジは、飛ばずに走って逃げていった。