老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

925 穏やかな死

2018-09-12 04:45:44 | 文学からみた介護
 穏やかな死

いま、まだ読みかけ
訪問診療の話 
在宅で死を看取る
「サイレント・ブレス」という言葉に遭遇

1話は45才で亡くなった乳癌の患者
死ぬためにではなく
生きるために
家に戻った


「平和な治療だけしてるとね、
 人が死ぬということを忘れがちなんだよ。
 でもね、治らない患者から目をそらしてはいけない。
 人間は、いつか必ず亡くなるのだから」


全部で6話 
毎日1話 読みながら
死とは何か、を
見つめていけたら、と思う



老人介護においても同様
頭を抱え込むような難ケースもある

仕事を終え19時過ぎに
私と同じ齢の息子から怒りの電話
焼酎を飲まないと文句や愚痴を言えない次男

寝たきりの母親の介護を
5年間し続けている
(ヘルパーやデイサービス、介護用ベッドなどの福祉用具貸与を利用)
翌日 訪問

寂しい、孤独を感じている次男
話し相手を自分に欲している








コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 924 不覚にも寝てしまった | トップ | 926 外野席ほど五月蠅(うる... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
サイレントブレス (chachananohana19)
2018-09-12 08:59:19
こんにちは!
いつも、真正面から届く言葉に
頷きながらだったり
ホッコリしてみたり
泣きそうな思いにもなりながら
拝読させていただいてます。

私も、両親を自宅で看取りました。
病院で亡くなるのとの違いが分からないのですが、どちらを迎えても多少の悔いは残るものと思ったりしてます。

けれど、在宅にかかわる方々、ケアマネジャーさんも含めて、とても良くしていただいたこと、優しい言葉に、感謝と肯定に気持ちが和らぎました。

『サイレントブレス』
こんな書籍があったんですね。
看取ったあとなので、泣いちゃうかもしれませんが、読んでみたくなりました。
通院の先生から在宅に切り替える時に
『きみは人を見殺しにする方法をとるんだね』って言葉を頭から拭い取りたいと思いましたので。

すいません、長くなってしまいました。
この本、読んでみます。
ご紹介、ありがとうございました。
返信する
どう死を受け入れ・・・・ (星光輝)
2018-09-12 20:11:19
chachananohana19 sama

過分なお褒めの言葉
穴があったら
入りたい位です
(穴は小さく入れないかな)

悔いは残る
完璧、完全な介護はなかなか難しいものです

悔いはあっても
介護をした、見送りをした事実は大きいです

『サイレントブレス』
購読ありがとうございます
今日は2話を読もうかな、と思っています


返信する

コメントを投稿

文学からみた介護」カテゴリの最新記事