老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1328;かもめが翔んだ

2019-12-23 04:06:36 | 歌は世につれ・・・・
かもめの詩






自分は海に生まれ海に育った人間ではないので
かもめの生態はわからない
冬を越す白い鳥 かもめ(鷗)

かもめの寂しさをモチーフにした歌3曲

すぎもとまさとが唄う かもめの街

酒場(みせ)で働く女は
白っ茶けた朝に
波止場に寄り、かもめを見るのが好き
一生冷たい波の上で暮らすかもめに
我が身を重ねる
帰る故郷もない渡り鳥


研ナオコが唄う かもめはかもめ

孔雀や鳩にはなれないかもめ
「かもめはかもめ」にすぎない
他人を羨んでも
他人は他人
わたしはわたし
悲恋の歌なのでしょか( ^ω^)・・・
人生も問うている歌でもある・・・・


渡辺真知子が唄う カモメが翔んだ日

「人はどうして哀しくなると 海をみつめに来るのでしょうか」
母の胎内に居たときの羊水は海水に似ている
哀しいとき海を見つめると
潮風は母の匂いがするのでしょうか

これも別れの歌
哀しくても寂しくても辛くても
かもめはひとりで翔んだ

私もかもめのようにひとりで生きていく
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