老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

683;介護と育児の混同(1)

2018-03-22 05:35:08 | 老いの光影 第2章
介護と育児の混同

80歳代後半、90歳代の老夫婦
夫が脳卒中後遺症や骨折後遺症などにより
要介護状態になったとき
老夫は「できる」のに
老妻は必要以上に「手をかけ」てしまう
何もできなくなった夫は
大きくなった赤ん坊であり
老妻が世話をしなければ、と思ってしまう
赤ん坊とは違い
身体も大きくなり思うように動いてはくれないだけに
老妻の身体への負担は大きく疲労も溜まる