A.189.ベトナムの侍たち、

　　いつの間にか日本の秋も深まってすっかり寒くなりましたね。
　昨日までベトナムのハノイにいてTシャツ一枚で過ごしていました。１５日間日本を留守に
　していましたので今年の紅葉はまだ見ていません。明日にでも行ってこようと考えています。

　　ベトナムは私の第二の故郷になってしまいました。２５年前技術支援で行ってからずっと
　この国を応援してきました。この国の人々の気質が自分には心地よい気がします。
　優しさと強さを持った日本でいう昔の侍が沢山います。

〇１１月は北ベトナムは高齢者でも過ごしやすい季節です。
　羽田空港からハノイへ直行便で往復４万三千円位と安いです。



〇ベトナムでも私は北部の人々の素朴さが好きです。特にハノイからバスで３時間で行ける
　Nam　Dinh（ナムディン）は教会や寺院が沢山あって大好きな街です。
　ハノイからナムディンへはバスで８万ドン（約４００円弱）です。
　

　

　





〇大きな教会は前回紹介したので、今回は小さな教会を紹介しています。


　村ごとに教会や寺院が有るような感じです。日本のお寺と檀家みたいな関係でしょうか？
　詳しくは調べていませんが、大きな教会とその宗派の教会が各村にあるのでしょうか？
　時間があれば教会や寺院を見て歩くのが好きです。
　北ベトナムでも寒い時期だけが歩くことが出来ます。中でもこの時期は雨も少なく１５日間
　天気にも恵まれました。

〇この季節に咲く花も好きです。






〇ホテルは現地で価格と食事と部屋を見てから交渉して決めます。
　部屋も清潔で価格は食事付きで一日３０万ドン（約１５００円弱）で決まりです。






〇食事は一日で１０万ドン（約５００円弱）おかずが毎日変わります。牛肉、豚肉、魚、野菜、
　バランスよく出してくれますよ。一食２５０円ですよ。充分美味しいです。自分でも梅干し
　海苔など持参しています。


〇部屋にはバルコニーがあり海が見えます。






　ホテルの床はタイル張りが殆どです。
　このタイルは清掃しやすく、柄も豊富で美しいです。






〇このホテルのオーナーの奥さんに近くに卓球場が無いか確認すると、
　知人に電話して調べてくれました。その上バイクの後ろに乗せて連れて行ってくれました。





〇歓迎していただきました。地区卓球大会優勝のフラグの前で撮影してくれました。


　卓球場は毎日pm５時からpm８時までの３時間です。
　卓球台一台しかありません。５～６人が～練習していました。
　私を歓迎して優先して卓球させてくれました。有難いことです。
　そのうえ料金を払おうとしましたが受け取りませんでした。
　帰るときはバイクでホテルまで送ってくれました。

　ホテルの奥様は私を毎日卓球場まで送ると言ってくれましたが遠慮しました。
　そこまで歩いて行っても約１㎞弱です。途中で卓球部員が気づいてバイクの後ろに乗せてくれました。
　卓球の練習は私を優先してくれて試合もしてくれました。

　彼らは侍のように真摯な人たちでした。卓球はAクラスの人です。私は卓球始めて二年目のBクラスの
　下位ですから実力は下ですが、ベトナムの侍は真剣で勝負してくれました。感激の連続でした。

　この年齢になって、こんな風にベトナムで過ごせるなんて嬉しいですよね。
　教会や仏教寺院がこんな素晴らしい日本の侍みたいな人をは育むのでしょうか、
　思わず手を合わせて感謝です。

　～　生きるということは、こういう素晴らしい人々に出会うということでしょうかね。～