定年後も自分らしさを輝かせて暮らそう。

 「まだまだやれるぞ!」と頑張っているシニヤの皆さんへ共感と声援を届けたい。定年後も挑戦し続けるおじいちゃんの記録です。

D.6.水彩画にも挑戦しています。

2020-10-10 | 異国で趣味を楽しむ
  定年後の生き方のブログに「定年後にやってはいけない事」という記事が目につきますが、
 その第一位が「語学学習」とありました。
 お偉い先生が書かれているのだと思います。お金儲けから考えれば定年過ぎて語学勉強しても
 お金になる程の語学力が付くことは無いと思いますが、やっていけないことも無いだろうと、

 私がベトナム語を勉強したのは定年なってからです。定年前にも出張でベトナムに行くことがあり、
 会社でも子会社の人材育成でベトナム語の講習会を実施していました。
 でもその頃は忙しくてベトナム語は発音が難しいので通訳さんにお願いすればいいと考えていました
 から、シンチャオ(こんにちは)とカムオン(ありがとう)くらいしか覚えなかったと思います。

 定年になってまったく別のベトナムの会社から工場長の依頼がありお引き受けした時、多少はベトナ
 ム語話せないと困るだろうと思いCD付きの本を買って勉強始めました。
 もちろんベトナムの工場では通訳が付きますが、いつも通訳さんと一緒にはいられませんからね。

 日常会話ですけどベトナム語話せるようになってからは個人での行動範囲も広がり、現地の皆さん
 との交流も出来るようになってベトナム旅行が楽しくなりました。母の介護で帰国し会社を退職し
 てからも時々ベトナムを訪問していました。
 コロナウイルスが世界中に蔓延し、ベトナムに行けない状況で寂しい思いをしています。

 定年後は自分がやりたいこと出来るように準備しておいて自由に生きたいものですね。
 私は、足が弱り登山が難しくなってから、最近はもっぱら卓球で体を動かしています。

 3月からコロナ禍で卓球も制限されていた時期に前からやりたかった水彩画に挑戦しました。

〇ベトナムで時間が在るとき色鉛筆で絵を描くようになってから水彩画に興味持っていました。
 用具が無かったので、本を買いネットで調べてなるべく良いものを購入しました。
 腕が悪いので用具だけは良いものをと頑張りました。
 
  

   

   
 
  

〇買った絵の具を実際に塗って色見本も作りました。


 安い画用紙に塗りましたが、色が綺麗に出ない事知りました。
 


〇6月になってアジサイを見に行って、水彩画を思い切って描いてみました。


 その後、つがの里の蓮に挑戦しますが、思うように描けません。



 ネットで拝見するとプロの皆さん簡単そうに解説して描いていますが、??? 
 やっぱり素質が無いのかな?

 でも、思いだしました。
 卓球の時もネットで見ると簡単にドライブ、バック打ち解説してくれますが、
 実際自分でやるとネットで見たようにボールが飛ばなかったです。
 一年位過ぎてからやっと分かるようになって、それでもまだできないことも多いですよ。

 水彩画も同じですね。
 プロは簡単に言いますけれど、遠近、コントラスト、混色、筆使い、水の量、などなど、
 私は初心者ですからもっと多くの失敗を繰り返さないと駄目だと思います。

〇水彩画は水彩紙が重要、筆も水の含みが良いものをと、私には高価すぎると思いながら、・・



 
 諦める前に初心者も高価な水彩紙で描いてみようと思いました。
 確かに水彩紙で色の感じが違うんですね。沢山買ったので少し続けてみようかと思います。

〇水彩画を描きたいと思ったのはベトナムでのスケッチの思い出があってです。
 そのころは、第二の会社退職をして日本に帰国したらベトナムの思い出を水彩画にしたい!!。
 そんなこと考えていましたから、・・・・
 

 ハノイのホアンキエム湖で昨年スケッチだけしたものを書き直して色を付けてみました。
 紙はホルベインウオーターフォード、絵の具はホルベインの透明水彩絵の具です。
 全く思うように色がでませんが、しばらく楽しみながら挑戦したいと思います。

 これでまた一つやりたいことをやりました。
 今は、ネットで何でも細かく教えてくれるので助かります。
 でも、上達するにはどこかの水彩画のサークルか教室に通うのが刺激になるかも??
 下手な絵で恥ずかしいすがブログに乗せることで自分を刺激したいです。

~やってみると頑張りそうになりますが、高齢者は無理せずその時を楽しく過ごせればヨシですね。~

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D5.木彫りの楽しみ、

2014-06-11 | 異国で趣味を楽しむ
   入梅に入って関東地方は大雨でした。災害警報や注意報が出て心配ですね。
  朝のウォーキングで近くの川に行ったら凄い水量でビックリです。上流で相当雨が降ったようです。

  梅雨の時期は家にこもりがちですが、・・・

  私はベトナムで始めた木彫りをまた少しづつ続けています。
  日光の山に遊びに行く機会が多いので、その時日光彫のお店に寄って材料を調達しています。
 
  大昔、版画の先生にお聞きしたことがあります。
  「才能なんて解らないもの、好きで追求しながら続けることが上手くなってゆく唯一つの道だ」と・・・

 ○もうこの年齢ですから、楽しいだけで木を削っています。自己満足が私の健康法です。
 
  ホームセンターに半端な材料として300円で売っていた木材ですが、
  見ると檜のようなので買って介護中の母の帽子掛けを作ってみました。

  
  檜の良さが分かるように透明のラッカーを塗ってみました。(塗装は埃付着防止)

  檜は桂と比べると彫るとき少し硬いと感じましたが、・・・もっと硬い木もありますから、



  まずは失敗を恐れず何にでも彫ってみます。羽子板に、・・・
    

  何を彫っても難しいですが、なんとか苦労して形になりました。
  干支が全部彫れるかな~龍、巳、・・・・・・・・
      


 
 ○日光でティッシュBOXと三段引き出しの小物入れを買って来ました。
  日光生まれの友達に日光彫専門店の知人が居ると言うので紹介して頂きました。

  自分で好きな花をデザインして彫れます。
  
  この大きさですと、彫りも浅いので2日程度で完成です。
  オリジナルで後に残るので楽しめますよ。



 ○日光ではこの引き出し箱を良く見かけます。三段や五段の物がありました。
  箱が美しかったので挑戦してみました。
  金具の取っ手をつけないように花のデザインで取っ手を彫ります。
  
    

 
  空間は錐の先の様な物で突いてぼかします。
   上                                   正面
      

  木を削るの楽しいです。
  女性でも誰でも彫れると思います。鎌倉彫よりも少し彫りが深いかも、・・・

  お盆や硯箱も有りました。(家具もあるようですが、)・・・素人は五段の引き出し位でいいかと、・・・??

  
  見る人が見るととんでもないヘボな木彫りですが、売るわけでもないし、楽しめれば良いと思います。
  
      ~ 今日も一日元気で楽しく過ごせれば、また次の楽しみが生まれますから、 ~
   
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D4.木彫りにも挑戦

2014-03-22 | 異国で趣味を楽しむ
  ベトナムは刺繍が有名ですが、木彫りも盛んです。
 七福神、動物、家具などへの彫刻が盛んで、街を歩いていると道路から見えるところで
 老若男女が一心不乱に作業しています。

 バクニン省の版画村からバスで15分の所に木工品の村がありました。
 家具など大きな物への彫刻が多くあって、見ているとすごい手間が掛かることが分かります。
 ベトナム人は手先も器用でコツコツと長い時間かけて彫ってゆきます。その姿に心の強さを感じました。

 版画や木彫りの作業を見て、やりたがり屋の私は自分でも何か彫ってみたくなりました。

 私は日本で故郷の日光の山に出かけた帰り道、よく日光彫を見ていたことが思い出されました。
 あの時も彫ってみたいと思っていました。

 おじいちゃんは何も恐れるものはない。下手なことを恥ずかしがっている時間がないのです!
 今やりたいことをやらなければ、・・・そう思うのです。

 ○今回はまず手始めに版画用の合板の上に花をデザインして彫ってみました。
  

  面白くて何枚か彫ってみました。
  

  デザインするのも楽しいです。
  
  
  木工塗料を塗ってみた。なんか物足りないナ!難しいナ!


 ○私は版画用の彫刻刀しか持っていません。これで木彫りに挑戦してみます。
  久しく使っていないが彫刻刀が錆びないように、もみ殻の中に入れてあります。
  この錆び防止方法は版画の先生がやっていたのを真似ただけです。
   

 
  
 ○次に厚手の桂の板を調達して孔雀を彫ってみました。
  

  すごい!木を彫刻刀で刻む感触が何とも言えないほど心地よい。
  少しずつ自分のイメージが立体的になって来るのが嬉しい。

  これはしばらく病みつきになりそう!

  塗装はしないで、墨を薄めて塗布して磨いてみました。自己満足のいい感じです。

 ○めいめい皿に水芭蕉をデザインして彫ってみました。
      
   

 
  木工用ウレタン塗料を購入して塗布してみましたが、色がどうしてもばらついてしまう。
  これも素人の手作りって言う感じで・・・「まっ~いいか」と自分を慰める。
  


 ○そして飾り箱に挑戦してみました。
  箱は彫刻前のものを購入した。(材質は桂)桂材は柔らかくて彫り易く安価でした。

  箱の全容です。
   


  表面                              
   


  上面                          側面
   

  

  初めて見たとき難しそうに感じた。
  
  やってみると面白い。
 
  続けていたら、なんとか格好がついてきた。


  まだ私の彫刻は遊びの領域、それでも楽しければいいと考えている。

  自分でやってみて、全ての物の奥の深さが良く解る。
  
  技も終わりのない芸術の追求と同じものである。

  おじいちゃんの自己満足は、すぐに次への挑戦に変わる。

 
  
 ○彫刻刀を研ぐのも難しいです。 当たり前ですがプロは凄い!


   ~ 子供の頃ナイフで削った木の感触を思い出しませんか ~

   
   
 
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D3.コーヒーを飲みながら描こう。

2014-03-10 | 異国で趣味を楽しむ
 ○ベトナムの街にはコーヒー店が多くあります。
  
   そこには沢山のベトナム人が集まり、話しながらゆっくりコーヒーを楽しみます。
   ハノイでは歩道にも椅子が並べられているところもあります。
   そういう場所では1万ドン~2万ドン(50円~100円)がコーヒー一杯の相場です。
   ベトナムコーヒーは、砂糖を入れなくても甘味があります。美味しいですよ!!


 ○店でコーヒーを飲みながらスケッチを楽しみましょう。
  
   ハノイ大教会の前にて、
   

 ハノイは車とバイク人も多いので描いていても落ち着かないこともあります。


 ○ベトナムのバスは値段が安いので田舎の方へ移動してみます。
   ベトナムには仏教寺院や教会が多いですよ。
 
   田舎の教会の前で、
   

  
   田舎の教会前のコーヒー店の子供を、
   

   マンガチックに描くと子供は喜んでくれますよ。
  
   笑顔がとても可愛く、人懐こく話しかけてきました。



 ○お店のお姉さんにも頼まれて、・・・段々手を抜いてしまいました。

   お姉さんはいつの間にかお化粧して着替えてきたようです。
     
   
   マンガチックに可愛く描いたらコーヒー代は無料に
   なりました。                 

   それにしてもベトナムの女性は働き者で面白い。
   写真撮影や、似顔絵のモデルは嫌がりません。
 

  

 ○店の裏は小さな池があり、アヒルが可愛い動きをしていました。
   
   
   私は木陰の椅子に座り、描きながら幸せそうにうたた寝もしたようです。
   
   ー ここまで来たので海の方へ移動して一泊します。 ー


   この国には描いてみたい風景があるから、描いてみたい人たちが居るから、
   
   この歳になって絵画を始めた。
   
   下手な絵だけれど、私の描きたい絵を、気ままに描ける喜びが今ある。


 ○この町は海の近くです。ハロン湾へ続いているそうです。
 

   海でもベトナムの女性は沢山働いていました。
   
 
   竹で編んだ上にコールタールを塗って水が入らないようにした竹舟です。 
    
 
   この竹舟に1時間3万ドン(150円)で乗らないかと声を掛けられて、
   その気になって乗ってみました。

 ○一寸法師の舟のように揺れて・・・・怖い!!
  
   私よりずっと若いお姉さんの顔は、日焼けして真っ黒です。
   沖に泊めてある魚船まで案内されましたが、揺れて、揺れて、怖かった。
   このお姉さんは船で暮らしていて、毎日捕れた魚を竹舟でレストランに届けているらしい。

   漁船に上がると、旦那さんがまだ生きているエビを茹でてご馳走してくれました。
   まだ小さい子供が二人いて一緒にエビを食べました。

   50年前の日本で、こんなふうに働きながら子供を育てる人を
   沢山見て暮らしていた少年時代を思い出していました。
   貧しかったけれど、なぜかあの頃の家族が、あの頃の隣近所がよかった!


 ○思いがけない体験がこの国では出来ます。 でも少しスリリング!!!!

   ~ 風を感じ、海を感じ、土の匂いや生活の匂いを感じて描きましょう。 ~
              
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D2.いつでもどこでも出来る、とりあえずスケッチ(ハノイ近郊で)

2014-02-16 | 異国で趣味を楽しむ
  定年後のおじいちゃんが、六十の手習いで始めたスケッチですが、・・


  旅の恥は描き捨てとばかりに、・・
  ハノイ~ハロン湾へと一人旅してみました。


      ハノイのオペラハウス(ホアンキエム湖から近い)
      



      ハロン湾(世界遺産)近くの農夫婦
      



      ハロン湾で果物を売る娘さん
      



      ハロン湾
      



   
      ハロン湾で見たものをとりあえず描く
      






   私の画材は安物ばかり
   重くない、がさばらない、高くない。


     この色鉛筆は水に溶ける物です。
     

     
     このスケッチブック手帳サイズです。(B7サイズより少し大きい程度)
     



     スケッチブックはメモ帳にも使う。
     

     
    
     


    スケッチは写真と違い自分の描きたい物だけにポイントがおけますよ。
    写真も好きですが、スケッチは想い出がより鮮明に残ります。


    途中でやめても、また次の日出掛けても、色付けは後日でも気ままに、
    
    詩を書くように、歌をくちづさむように、今日の元気に感謝して、

    あなたもいつでもどこでも、気楽に描きましょう。



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