夏とはいえ Pamplona (パンプローナ)の夜は肌寒かった。空気が乾燥しているせいだろうか。眠ると体温が下がる為、ウィンドブレーカーだけでは心もとなかった。
熟睡できなかったこともあり、早朝6時すぎに場所取りにいくことにした。
昨日下見をした中で、ベストポイントと思ったのはゴールの闘技場に近いポジションだ。
ここに柵があり、腰かけることができた。
エンシエロ(牛追い)(闘牛の前に牛を闘牛場に追い込む行事)が始まるのは朝8時から。
我々が陣取った場所はやはりベストポジションらしく、多くのマスコミ関係者(カメラマン)達が柵の前で機材を並べ始めた(ちょっと見づらくなってしまったが仕方ない)。
また今朝到着したという観光客も多く、他の場所で出会った旅人達と再会した。
始まる直前まで牛追いに参加するかどうか迷っていたが、結局参加するのを諦めた(昨日カフェで見た映像のように参加して大けがをしたくなかった)。
そして午前8時、いよいよエンシエロが始まった。
遠方からだんだんと歓声が近づいてくる。獰猛(どうもう)な牛が走ってくるのを期待した。
が、しかし・・・目の前に現れた牛はどう見ても獰猛には見えない。
カランカランと首につけた鈴が寂しそうに鳴っていた(とてもシュールな光景に思えた)。
待っていたカメラマンや観光客達から物足りないという表情が見てとれた。
こんなことなら牛追いに参加しても良かったかもしれない。
※日によって違う牧場の牛を牛追いに参加させるらしく、この日はおとなしい牛の多い牧場の牛だったようだ。
この後、サン・フェルミンの行列が街を行進し、夕方には闘牛も行われるそうだ。
しかし、この二日間で充分祭りの雰囲気を楽しんだこともあり、Barcelona (バルセロナ)に戻ることにした。
ここはあと一週間祭りの熱狂で渦巻く街となり、人々は飲み、語らい、そして踊り続けるのだろう。
もしいつの日か強烈な非日常の世界の中に身を置きたくなったら、またこの祭りに参加したと思う。
生卵を顔面で受け止め、牛に弾き飛ばされてもそれを楽しめる位の覚悟を持って。
※地図はこちら
熟睡できなかったこともあり、早朝6時すぎに場所取りにいくことにした。
昨日下見をした中で、ベストポイントと思ったのはゴールの闘技場に近いポジションだ。
ここに柵があり、腰かけることができた。
エンシエロ(牛追い)(闘牛の前に牛を闘牛場に追い込む行事)が始まるのは朝8時から。
我々が陣取った場所はやはりベストポジションらしく、多くのマスコミ関係者(カメラマン)達が柵の前で機材を並べ始めた(ちょっと見づらくなってしまったが仕方ない)。
また今朝到着したという観光客も多く、他の場所で出会った旅人達と再会した。
始まる直前まで牛追いに参加するかどうか迷っていたが、結局参加するのを諦めた(昨日カフェで見た映像のように参加して大けがをしたくなかった)。
そして午前8時、いよいよエンシエロが始まった。
遠方からだんだんと歓声が近づいてくる。獰猛(どうもう)な牛が走ってくるのを期待した。
が、しかし・・・目の前に現れた牛はどう見ても獰猛には見えない。
カランカランと首につけた鈴が寂しそうに鳴っていた(とてもシュールな光景に思えた)。
待っていたカメラマンや観光客達から物足りないという表情が見てとれた。
こんなことなら牛追いに参加しても良かったかもしれない。
※日によって違う牧場の牛を牛追いに参加させるらしく、この日はおとなしい牛の多い牧場の牛だったようだ。
この後、サン・フェルミンの行列が街を行進し、夕方には闘牛も行われるそうだ。
しかし、この二日間で充分祭りの雰囲気を楽しんだこともあり、Barcelona (バルセロナ)に戻ることにした。
ここはあと一週間祭りの熱狂で渦巻く街となり、人々は飲み、語らい、そして踊り続けるのだろう。
もしいつの日か強烈な非日常の世界の中に身を置きたくなったら、またこの祭りに参加したと思う。
生卵を顔面で受け止め、牛に弾き飛ばされてもそれを楽しめる位の覚悟を持って。
※地図はこちら