Vaduz (ファドゥーツ)からバスで Buches (ブックス)(スイス)に戻り、列車に乗り換えてスイスの首都 Bern (ベルン)にお昼頃に到着した。
ベルンという都市がスイスの首都だということを、この旅の前まで正直知らなかったと思う。
なぜここに来たかというと、その国を知るにはまず首都を見ておくべきだと思ったからだ。首都以外の都市の方が栄えている場合もあるが、訪問することによって首都に定められた背景などを知るいい機会になると思う(訪問したのはこの旅を通じていつしか首都マニアになっていたからというのもあるかもしれない)。
ベルンの街は、ドイツ南部とスイスを治めていたツェーリンゲン大公のベルトルト5世(1160~1218)によって1191年にアーレ川沿いに造られた。
街の名前は、この街で最初に捕らえられた動物が熊(ドイツ語でベーレン)であることに因んでいる。
スイス連邦の建国は1291年とされているが、ベルンがスイス連邦に加盟したのは1353年。新しい国家の中で主導的な力を持ち、16世紀にはアルプス以北で最も大きな都市国家となったが、1798年のフランス革命でフランス軍に領土を奪われた。
1831年、街はベルン州の州都となり、1848年にスイス連邦の首都となった。
ベルンはスイスで4番目に大きい都市であり、旧市街は世界遺産に認定されている。
ベルンで観光したのは下記の通り。
・ベルン大聖堂 400年以上の年月をかけて1893年に完成した後期ゴシック様式の大聖堂。尖塔に上ると郊外まで見渡せるらしいが、尖塔には上らなかった。
・アインシュタインの家(アインシュタイン・ハウス) (アルベルト・)アインシュタイン(1879年~1955年)はこの家に住んでいた3年間に数々の業績を残したそうだ。有名なのは光電効果の理論(光量子(光子)の仮説、この理論でノーベル物理学賞を受賞)、ブラウン運動の理論(この成果により原子・分子の存在が初めて具体的に確認された)、特殊相対性理論など。ここは人の脳を活性化させる土地なのだろうか。
・熊公園(クマ園) 2009年に移転するまで、アーレ川沿いのコンクリートに囲まれた土地に熊が暮らしていた。熊が窮屈そうに見えたのを覚えている。
ベルン美術館に行くか迷ったが、すでに15時近くになっていた為諦めた。
スイスは物価が高かった為積極的な観光が出来ず、街をブラブラしたり公園でくつろいで時間を潰し、夕方になり夜行列車に乗り込んだ。
わずかな滞在だったがベルンの街ともお別れだ。
※地図はこちら
ベルンという都市がスイスの首都だということを、この旅の前まで正直知らなかったと思う。
なぜここに来たかというと、その国を知るにはまず首都を見ておくべきだと思ったからだ。首都以外の都市の方が栄えている場合もあるが、訪問することによって首都に定められた背景などを知るいい機会になると思う(訪問したのはこの旅を通じていつしか首都マニアになっていたからというのもあるかもしれない)。
ベルンの街は、ドイツ南部とスイスを治めていたツェーリンゲン大公のベルトルト5世(1160~1218)によって1191年にアーレ川沿いに造られた。
街の名前は、この街で最初に捕らえられた動物が熊(ドイツ語でベーレン)であることに因んでいる。
スイス連邦の建国は1291年とされているが、ベルンがスイス連邦に加盟したのは1353年。新しい国家の中で主導的な力を持ち、16世紀にはアルプス以北で最も大きな都市国家となったが、1798年のフランス革命でフランス軍に領土を奪われた。
1831年、街はベルン州の州都となり、1848年にスイス連邦の首都となった。
ベルンはスイスで4番目に大きい都市であり、旧市街は世界遺産に認定されている。
ベルンで観光したのは下記の通り。
・ベルン大聖堂 400年以上の年月をかけて1893年に完成した後期ゴシック様式の大聖堂。尖塔に上ると郊外まで見渡せるらしいが、尖塔には上らなかった。
・アインシュタインの家(アインシュタイン・ハウス) (アルベルト・)アインシュタイン(1879年~1955年)はこの家に住んでいた3年間に数々の業績を残したそうだ。有名なのは光電効果の理論(光量子(光子)の仮説、この理論でノーベル物理学賞を受賞)、ブラウン運動の理論(この成果により原子・分子の存在が初めて具体的に確認された)、特殊相対性理論など。ここは人の脳を活性化させる土地なのだろうか。
・熊公園(クマ園) 2009年に移転するまで、アーレ川沿いのコンクリートに囲まれた土地に熊が暮らしていた。熊が窮屈そうに見えたのを覚えている。
ベルン美術館に行くか迷ったが、すでに15時近くになっていた為諦めた。
スイスは物価が高かった為積極的な観光が出来ず、街をブラブラしたり公園でくつろいで時間を潰し、夕方になり夜行列車に乗り込んだ。
わずかな滞在だったがベルンの街ともお別れだ。
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