中国西部の甘粛(かんしゅく)省にある嘉峪関( Jia Yu Guan )(ジアユーグアン)(かよくかん)の街は、今までの中国の街とは少し雰囲気が違っていた。
どちらかというと、新疆(しんきょう)ウイグル自治区に近い感じがする。砂漠のそばだからだろう。
この街は、ゴビ砂漠の下方に位置する(厳密には、隣接する砂漠の名前をバダインジャラン砂漠と言う)。
ちなみに、物価の安いのはありがたいが、甘粛省は中国でも最も貧しい地域の一つだ。
到着した日には西紅柿炒鶏蛋(シーホンスー チャオ チータン)(2元(約30円)と安かった)を食べてゆっくり休んだ。
そして翌日、レンタサイクルで街を観光した。
この街の見所は、名前の通り嘉峪関、万里の長城(世界遺産)の西端の砦だ。
現在、万里の長城の東端の砦は遼寧(りょうねい)省の虎山(こざん)とされており、ここまでの距離は約8852kmにも及ぶ。
秦の始皇帝(紀元前259年~紀元前210年)以降歴代王朝にとって死活問題ともいうべき北方の異民族対策として、長い世紀に渡り拡張されたらしく、嘉峪関が建設されたのは明代(14世紀後半)になってからだ。
また嘉峪関長城博物館もあり、2階からの展望が良かった。
(写真は、嘉峪関の北東8kmに位置する懸壁(けんぺき)長城(かなり修復されていた)。【壁を空に引っ掛けたように見える】ところからこの名前が付けられた。)
当時は観光客も少なかったので、とても静かだった。
旅日記を見るとこう書いてある。
・「お-い」と叫んだ。
・祈った。一瞬、地球と呼吸が合った。
北京では長城を見に行かなかったが、ここを見れて良かったと思う。
この街ではタクラマカン砂漠の南側のシルクロード(西域南道)を通って来た旅人に出会っている。
彼のお勧めは塔中(とうちゅう)という街だった。砂漠の真ん中にあり、交通手段が無いのでヒッチハイクでないと行けないらしい。
「今まで見たことがない位、星がきれいだった」という言葉に、思わず行きたくなってしまったが、時間が無いので諦めた。
自分が知らずにいる素敵な場所はたくさんあるのだ。
この街に2泊した後、敦煌(ドゥンホアン)の街に向かった(バスで所要7時間)。
敦煌を越えると、いよいよ【西域】に入ることになる。
※地図はこちら
どちらかというと、新疆(しんきょう)ウイグル自治区に近い感じがする。砂漠のそばだからだろう。
この街は、ゴビ砂漠の下方に位置する(厳密には、隣接する砂漠の名前をバダインジャラン砂漠と言う)。
ちなみに、物価の安いのはありがたいが、甘粛省は中国でも最も貧しい地域の一つだ。
到着した日には西紅柿炒鶏蛋(シーホンスー チャオ チータン)(2元(約30円)と安かった)を食べてゆっくり休んだ。
そして翌日、レンタサイクルで街を観光した。
この街の見所は、名前の通り嘉峪関、万里の長城(世界遺産)の西端の砦だ。
現在、万里の長城の東端の砦は遼寧(りょうねい)省の虎山(こざん)とされており、ここまでの距離は約8852kmにも及ぶ。
秦の始皇帝(紀元前259年~紀元前210年)以降歴代王朝にとって死活問題ともいうべき北方の異民族対策として、長い世紀に渡り拡張されたらしく、嘉峪関が建設されたのは明代(14世紀後半)になってからだ。
また嘉峪関長城博物館もあり、2階からの展望が良かった。
(写真は、嘉峪関の北東8kmに位置する懸壁(けんぺき)長城(かなり修復されていた)。【壁を空に引っ掛けたように見える】ところからこの名前が付けられた。)
当時は観光客も少なかったので、とても静かだった。
旅日記を見るとこう書いてある。
・「お-い」と叫んだ。
・祈った。一瞬、地球と呼吸が合った。
北京では長城を見に行かなかったが、ここを見れて良かったと思う。
この街ではタクラマカン砂漠の南側のシルクロード(西域南道)を通って来た旅人に出会っている。
彼のお勧めは塔中(とうちゅう)という街だった。砂漠の真ん中にあり、交通手段が無いのでヒッチハイクでないと行けないらしい。
「今まで見たことがない位、星がきれいだった」という言葉に、思わず行きたくなってしまったが、時間が無いので諦めた。
自分が知らずにいる素敵な場所はたくさんあるのだ。
この街に2泊した後、敦煌(ドゥンホアン)の街に向かった(バスで所要7時間)。
敦煌を越えると、いよいよ【西域】に入ることになる。
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