緒方鍼灸院 【脉泉堂】 有田町の自然 平六のワンダー

「目で見て、手で触り、音を聞き、温度を感じ、においを嗅ぐ」体験は「知識として知ってる」ことよりはるかに重要だと信じます。

尾鈴山(宮崎県・1405m)の魅力・・・佐賀勤労者山岳会 2015.9.20-21

2015-09-22 13:41:55 | その他・佐賀県外の山

佐賀勤労者山岳会の辻会長がシルバーウィークに企画された個人山行登山に参加させていただきました。

山は佐賀県から遠い宮崎県の尾鈴山、NEXCO西日本の高速2日間乗り放題のドライブパス 4,600円、通常のETC割引を利用して 9,600円のさらに半額の料金でした。

労山仲間5名、尾鈴キャンプ場に一泊、酒宴も最高、山歩きも最高、息抜き登山を満喫できました。

手付かずの自然が残され山の恵み、切り立った山様、滝が多く、モミの大木、シャラの大木、シコクママコナを敷き詰めたビンクの山、シャクナゲの多い稜線、たっぷり歩ける満足・充実した2日間でした。

朝5:45 労山事務所に集合し、会長が運転する車にて大分自動車道を利用したルートで都農IC に 11:00到着、連休で多くの観光客で混雑する道の駅 都農へ入りました。

ここで昼食、海鮮丼をいただきました。

都農ワイナリー、都農町産ぶどう100%で造られたワイン工場へ向かいました。 先日結婚した九州医療専門学校時代の同級生、荒川さんの結婚祝いにワインを送ることを考えていました。

夕食の食材を調達して、尾鈴キャンプ場へ。 このキャンプ場近くには店が無く、食材は事前に都濃町・川南町で調達しておかないといけません。約40~50分の山道を走り、キャンプ場へ着きます。

尾鈴キャンプ場ではバンガロー、食事場、水洗トイレ、温水シャワーも低料金で利用できます。

僕たちは 1,000円/人 で利用できる こんなに立派な 尾鈴憩いの森林館 – 休憩室 が利用できました。炊事場、トイレ、シャワー室も隣接した建物です。

夕食準備まで時間もあり、往復40~50分で歩いていける 矢研の滝(ヤトギ) ヘ

滝つぼまでは近づける道はないですが、滝の名は、神武天皇が東征を控え、この滝の水で矢を研いだという伝説に由来しているようです。73mの岩壁を数条に分かれて落下する様は迫力ある滝でした。尾鈴山腹大小30余の滝群の中でも有名な滝で、水量が豊富で豪壮。日本の 滝100選、第5位にランクされています。

途中にも清涼感あふれる滝も楽しめました。

16:00 さ~ 夕食の準備です。

今日の献立は、3種。 僕の手料理で、ゴーヤの塩昆布和え、オクラとトマトを 辛めのスパイス、ガラムマサラを使ったオリーブ油炒め、チキンソティーのラタトゥイユがけ を作りました。

作りながら、出来上がりしだいに食べていただき、即席テーブルでは酒宴が始まりました。

チョッキン松尾さん、佐賀市で理髪店を経営なさっています。 ご夫婦の仲はお墨付き、僕は嫁さんのかごの鳥と称され、お二人で切り盛りして約35年のもう老舗の理髪店です。

庭木の剪定は任せてよ! と庭師を職業に佐賀大和を中心に活躍されている宮原さん(右)

22:00頃まで、宮原さんのフラメンコ踊りもにぎやかに楽しみました。

その後は、ゆっくりと熟睡・・・・

5:00 の起床ラッパは会長の ” 朝だよ~ ”

朝飯は、鮭フレークを入れた鳥ガラスープ雑炊です。 ご飯は家で炊飯してきてましたので炊く手間は要りません。 お湯を沸かして具を入れて出来上がりです。

目覚めはばっちり、食欲 もりもりと食べれました。

出発の準備も終え、キャンプ場の前で記念撮影 良い天気で気分も最高!

登山口までキャンプ場から 4㎞ あります。 車で行けるところまで行き、その後歩き始めました。

7:10 入山届け記入

いざ、登山口

ここから急登の登山道の始まりです。 途中、とんでもなく ユニークな モミの大木が現れ、チョッキンさんも 会長も 大はしゃぎ

黙々と ゆっくりと、休みを挟めながら登ってきました。

一合登る毎に 看板が設置されており、目標をひとつづつ クリアーしながら登れました。

8合目に 差し掛かると いきなり、お花の登場です。 何と言う 花なんだろう・・・

帰宅後、調べて分かりましたが、いちめん シコクママコナ の開花時期に出くわしました。

もう~、見渡す一面、シコクママコナ が咲き誇っていました。

予想にしてなかったお花の群落に出くわし、気分最高です。

9.5合目の 展望所から見る 日向灘方向 もやが霞んで、スッキリと晴れているではないですが

10:25 尾鈴山 山頂へ到着です。3時間10分 掛かりました。 ガイドブックでは 1時間30分 と書かれてますがとんでもない、とんでもない 山登りになりました。

この 山頂でも シコクママコナ が一面咲き誇っていました。

食事するにはチョット早すぎます。 少し進みましょう。

アケボノツツジ と シャクナゲ の群落があるようですが時期は違います。

シャラの大木もそこらにあります。

馬の背を 長崎尾に向かって歩いて行き、途中 お待ちかねの 昼食もとり、分岐点から登山口へ向かって下山していきました。

しかし、この 尾鈴山山頂から 馬の背~長崎尾~分岐点~林道~登山口の長~い山歩き、歩くのに飽きてしまいました。

歩けど歩けどダラダラと続く下山道。 さすがの皆さんも、もう歩くの飽きたバイ・・・

どうにかしてくれ~・・・ とのへばりの声も出てしまう坂道をひたすら赤テープに導かれるままに歩きつ続け、登山口に着いたのは 14:45

尾鈴山 山頂を出て、昼食 30分取りはしましたが、4時間30分の 長歩きでした。

登山口を 7:10 出発して、7時間30分 途中 30分の 昼食を取りましたが、休憩を入れ 7時間30分の登山でした。

登山口では マツカゼソウ がたくさん咲いていました。

この都濃町には温泉がありません。 日向市 か 高鍋市 へ行かないとありません。

今回は 高鍋市 の めいりんの湯 に入りました。 500円 露天風呂ありのちょっと ぬめりある柔らかいお湯でした。

ここから 帰路ですが、来た道と同じ高速を使っての道ですが、延岡IC ~ 佐伯IC までは無料区間とは言え、高鍋IC ~ 別府湾IC まで ほとんど トイレ休憩もできない片側一車線の高速道です。

こんな 設計をし、使わせるのは罪ではないでしょうか。 約3時間の 窮屈な社内で、トンネル続きの運転をひとりで担っていただけた 辻会長に感謝します。

佐賀勤労者山岳会事務所に着いたのは、22:30 ご苦労様でした。

僕はその後、有田まで・・・ 23:45 に着きました。

楽しい、充実した2日間が過ぎました。

ありがとうございました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 有田町の自然里山散策・健康... | トップ | 有田町の自然里山散策・あり... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他・佐賀県外の山」カテゴリの最新記事