鍼灸治療院での臨床実習 ・・・・・ 夏休みを利用して

鍼灸師を目指して専門学校へ入学し、２年生の夏休みを過ごしています。 その間、実際に治療院を開業されておられる先生方が月２回集まり、勉強会をされている会を紹介されたのが約１年前になります。 技術手法は専門学校の実習ではほとんど学ばない脈診を主体とした技術手法です。 学校では脈診技術は難しい、マスターするには並大抵ではない努力が必要ですと説明を受けます。でも 自分の年齢と脈診技術を真剣に実行されている先生方に出会ったタイミング、先生方が僕を認めていただく暖かさに感謝し、僕は末永くお付き合いしていただける大先輩に出会っています。

思いっ切って、夏休みに入った８月半ば、先生の一人、鹿島市で開業されておられる井手先生へ夏休み中の治療院実習を申し出ました。  初めは驚きとこれまでの先生の体験の中に、実習生を受け入れられたことが無かったため、ためらわれました。 でも、せつにお願いし、受け入れていただけることになりました。 週３回、月・水・金の午前中、実際に患者さんに向き合い、状態をお聞きし、脈を診させていただき、先生の施術、患者さんの反応、会話のノウハウ等を学ばさせていただいています。

年齢、症状等、実に様々です。 これまで整形外科、整体、内科等へ通って治療を受けてきたけど、なかなか回復に至らず。 紹介されて来ましたとお話になられる患者さん、時々定期的に診ていただいているとお話しされる患者さん、安産の施術を申し込まれる患者さん等、学校の授業を飛び越えた現実の世界に接する機会をありがたく体験させていただいています。

空いた時間を利用した先生との個人レッスンも受け、充実した夏休みとなっています。

感謝、とても感謝しきれない出会いを得ました。