不妊症？ 32歳で結婚しました。子供を作りたいと焦り、どんなことをしたら受精するのかを考える日々が続き、周囲の方からささいな問いかけに反応し、心理も複雑です。妊娠への不安、治療への不安、経済的負担、周囲の無理解、仕事との両立の不安をいだく毎日です。鍼灸も併用すると良いと聞いたけど、どんなことをしていただけるのですか。そんな会話をしたことがありました。鍼灸では鍼を身体に刺すんでしょう。痛いですよね。それが何か良い刺激になるのですか・・。皆さんそう考えておられますが、僕らの考えは違います。例えば男性が女性に出会ったとき、女性が男性と出会ったとき、心ときめいたこと、手をつないだ時に少し汗ばんだとかありましたよね。美味しい物を食べたとき、映画を見て感動したとき、優しい言葉をかけられたとき、あなたの身体の気は心地よくめぐったのです。忙しく、あせったり、上手くできなかったとき、イライラしたり、落ち込んだりすることありますね。こんな時、気のめぐりは滞ったり、弱ったりしています。この気の流れは身体の表層部をながれています。もう少し深い場所では血が流れています。あなたとお話をさせていただきながら、足・おなか・腕・肩などに触れ、最後にうでの脈(脉)に触れ、状態を探って行きます。もっとも気血の流れが滞ったり、弱っている場所を補うため、薬を使わないで 鍼を身体のツボ、改善するために効果があるツボに鍼先を当てたり、お灸をして気血の流れを整えることをおこなうのが僕らの鍼灸術です。 . . . 本文を読む
