完璧なタイミングで拒否

こんばんは。
水神です。
逃げられました。

ふられたんでしょうか。
もうだめなんでしょうか。


なんて思ってなくて。
今日はだめな日でしょう。
昨日と同じくメガネのおねえさんがカウンターの入り口にいたから。

でも、そろそろなれてきたぞ。
メガネのおねえさんいても、あきらめなくなった。
もしかしたらのチャンスをくれたら、絶対行く！

おねえさんち。
今日は久々にスーツ。
お疲れです。

目元が疲れてました。ぼくの。
まったくいい顔ではありません。
おねえさんには見せられない顔です。

が。ぼくがそうであるように、顔色なんてどうせみてはいないのです。
ぼくがいるか。いないか。それだけです。
というわけで、行ってきました。

昨日は取り逃がしたので、お店入って、用もないのにおねえさんボックスの横...

気づいてくれませんでした。

仲のいい同僚さんとなんか楽しげにレジの方見てました。
半ばのぞき込むように。
誰かいました？ぼくでない誰かが。

ふぅ。お買い物。
して、うろうろして。ええい！って思うまで五分くらい。
同僚さんが奥に戻っていくのが見えます。

ひ、ひとり？
今日こそ？
どきどき。しながらも、ええい！って。

行ったらメガネの同僚さん。がいて。
さっきの楽しそうな笑顔とはうってかわって、まじめな顔。
たまになんか、指示したりして。

今日はきっとだめな日でしょう。
でも。もしかしたら、メガネのおねえさん呼ばれてどっか行くかもしれないし。
気持ちは切らさず。

下の書類を見ているおねえさんが顔を上げてくれるのをじーっと待って。
さしてかからず、ふと、顔上げて。
一瞬視線がずれた気がしましたが、またこっちみて。

顔色よくないスーツ男。確認の必要あり。かも。
すると、なんか動き出します。
電話持って誰か呼び...

電話持ったまままっすぐこっち見てます。
たぶんぼくは邪魔です。
見ていたのはぼくではなく、お客さんの様子です。(数と流れ具合)

でもまっすぐなおねえさん。
おねえさんフェチ状態ですな。だめですな。妄想入ってますな。
かわいい。というか、素敵。

明らかに仕事モードな顔でした。
で、結局電話せず、受話器置き。
サービスさんボックスの端末をいじってます。

つまり、カウンターから奥へ引っ込んでしまいました。
でも。それでも。気持ちは切らさず。
ぼくの会計が終わって、袋詰め。

涼子さんは、メガネの同僚さんになんか指示出して、カウンターから除けます。
う、うお。ちゃ、チャンス？
おねえさんの様子を見ます。まっすぐ見ます。

見ながらも、袋詰め。
が、終わる寸前。こっち見てなかったはずなのに、完璧なタイミングで、
おねえさんボックスから出てきました。

空いたかごを持ったところで、ちょうどおねえさんがぼくの目の前を通り過ぎ。
うつむきもせず。まっすぐ前を見据えて。
かごを置いて、おねえさん見ると、空いてるレジに入ります。

レジを開けるようです。
...客はそんなに多くはないと思うのだが。
というわけで。逃げられました。完璧な拒否です。

ふぅ。
以上。
メガネのおねえさんは結局、おねえさんボックスに戻ったようです。

でも久々ですな。
あれだけ、瞳が見れたのは。
見ていた先が、ぼくの背後だとしても。

ま、メガネのおねえさんがいたのではしかたない。
...なんかやな感じがしたのでしょう。
メガネのおねえさんがいても、来そうな感じが。

そのくらいまっすぐ見てたからね。ぼくが。
片時も瞳はそらさず。(さっきの電話もぼくが勝った。)
今日はちょっとレジが遠くて、十分に距離があったのでね。

声をかける気があるのは伝わったかな。
それならいいんだけど。
レジに入られたら如何ともしがたいし。

なんか買い物忘れでもしとけばよかったか？
ふりでも。
そんな余裕はなかったけどね。

明日はおやすみ。
土曜日の代休です。
くー、ねて、くろくんとドライブ。

ちと遠出してこよっかな。
くろくんの運転にもそろそろなれたし。
天気もいいし。寒いらしいけど。

同僚さんとお話中の、笑顔のおねえさんも見れたし。
かわいい。
次回はいつかは分からないけれど、がんばる。気持ちを切らさずに。