こんばんは。
水神です。
濁流でした。
近所の川。
水位は通常の二倍程度でしたが、川縁の草はみんななぎ倒されてました。
どうも昨日だか一昨日だかの大雨のせいな感じです。
通常この時期は、川は涸れかけているほど水位は低く、
その気になれば歩いてわたれるほどなのですが。
大変です。えらいことです。
スタグフレーション進行中。
つまり、物価は上がれど、給料上がらず。
インフレと不景気が同時に進行することです。
これは、一部の地域を除き世界中で起きていること。
一部の地域とは、資源保有国。
なので、中東はもとより、ロシアや南米、オーストラリアはこの選から漏れる。
さて。日本の物価は5%超の伸びだそうです。
一般的には、1.9%と言われてますが、5%超なのです。
何が5%超かというと、月に2回以上買う商品。
いわゆる生活必需品ですな。
確かに。いろんなものが値上がりしてて。
なぜかビールだけは値上がりしてないので、うれしい限りです。
この状況は、ずーっと続く。
原材料の価格が下がる理由がない。ため。
これまで、先進国の10億人で分け合ってきた資源・食料。
これを、ロシア・中国・インド・ブラジル(他南米)を加えた38億人で分け合わねばならん。
需要4倍。
そらー、値上がりもするわ。
かといって、製品価格は上げられない。
特殊なものを除いて、低賃金な中国・インドでも作れるから。
もちろん、東南アジア各国でも。
というわけで。
日本沈没。なシナリオが優位に立っている今日この頃。
なのにこの国の政治家ときたら。
定額減税(公明党)にガソリン税撤廃(民主党)。
あほか。
もっと根本的に日本の産業を活性化する政策をだすのだ。
ばらまきは簡単です。
誰でもできます。
そんなん、政治家でなくても、容易に思いつく。権限さえあれば実行だって簡単だ。
福田首相に至っては、今回の案(定額減税)は、従来型の公共事業による景気対策ではない。
と、自慢しておった。
は。定額減税なら、裾野が広がる分公共事業の方がなんぼかましだ。
公明党による、商品券(しかもなぜか子供がいる世帯だけだ。不公平だ。いんちきだ。)ばらまき。
あれの経済効果の、なかったこと。
なにしろ。特別なものを買うわけではなく、生活費の足しにされてしまったのだから。
定額減税だって、減税である限り税金を納めている人しか対象にならんわけで。
扶養家族多数で、すでに税金免除されている世帯にはさして効果はなく。
それでも、定率減税よりはましですが。
だって。2万円の所得税+住民税払っていたとして。
10%の定率減税では、2000円/月です。
誤差です。まったく景気対策にはならん。
それなら、年末に2.4万円(2千円12ヶ月分)もらった方が、なんぼか贅沢な使い方をされるでしょう。
民主党のガソリン税撤廃と高速道路料金値下げ。
これは、車持ってない世帯には、一切恩恵がない。
敢えていうなら、トラック業界救済。でしょうな。
それが目的なら、それもよかろう。
ただし、景気対策になんてならん。単に中小の運送業を生き延びさせるだけだ。
この辺はすでに文字通り死にそうなので、多少経費が浮いても、
生き延びることができるだけで、消費が増えるなんてことは考えられない。
もちろん、トラックが運んでいる消費財が値下がりすることもない。
だって、そもそも運送料金の値上げができていないのだから。
燃料費や高速道路代が減ってもなんら影響はない。
というわけで。いつものことですが。
たとえば、思い切って金融税制を大幅優遇するとかして、
日本を世界の金融センターに育てるとか。
燃料電池や地熱発電などの技術開発に研究費をどーんと割り当てるとか。
2兆円も使って一人あたり3万円(てきとーです。でも10万円ってことはないでしょう。)
の減税やるくらいなら、2兆円で研究開発を一気に進めた方が、
日本の将来のためになると思うのですが。
なんか、政治家の出してくる、安易なばらまき論は聞いてるだけで切ないです。
そんなことしか思いつかんのか。と。
民主党も公明党も。(自民党はたぶん財務省の味方。)
水神です。
濁流でした。
近所の川。
水位は通常の二倍程度でしたが、川縁の草はみんななぎ倒されてました。
どうも昨日だか一昨日だかの大雨のせいな感じです。
通常この時期は、川は涸れかけているほど水位は低く、
その気になれば歩いてわたれるほどなのですが。
大変です。えらいことです。
スタグフレーション進行中。
つまり、物価は上がれど、給料上がらず。
インフレと不景気が同時に進行することです。
これは、一部の地域を除き世界中で起きていること。
一部の地域とは、資源保有国。
なので、中東はもとより、ロシアや南米、オーストラリアはこの選から漏れる。
さて。日本の物価は5%超の伸びだそうです。
一般的には、1.9%と言われてますが、5%超なのです。
何が5%超かというと、月に2回以上買う商品。
いわゆる生活必需品ですな。
確かに。いろんなものが値上がりしてて。
なぜかビールだけは値上がりしてないので、うれしい限りです。
この状況は、ずーっと続く。
原材料の価格が下がる理由がない。ため。
これまで、先進国の10億人で分け合ってきた資源・食料。
これを、ロシア・中国・インド・ブラジル(他南米)を加えた38億人で分け合わねばならん。
需要4倍。
そらー、値上がりもするわ。
かといって、製品価格は上げられない。
特殊なものを除いて、低賃金な中国・インドでも作れるから。
もちろん、東南アジア各国でも。
というわけで。
日本沈没。なシナリオが優位に立っている今日この頃。
なのにこの国の政治家ときたら。
定額減税(公明党)にガソリン税撤廃(民主党)。
あほか。
もっと根本的に日本の産業を活性化する政策をだすのだ。
ばらまきは簡単です。
誰でもできます。
そんなん、政治家でなくても、容易に思いつく。権限さえあれば実行だって簡単だ。
福田首相に至っては、今回の案(定額減税)は、従来型の公共事業による景気対策ではない。
と、自慢しておった。
は。定額減税なら、裾野が広がる分公共事業の方がなんぼかましだ。
公明党による、商品券(しかもなぜか子供がいる世帯だけだ。不公平だ。いんちきだ。)ばらまき。
あれの経済効果の、なかったこと。
なにしろ。特別なものを買うわけではなく、生活費の足しにされてしまったのだから。
定額減税だって、減税である限り税金を納めている人しか対象にならんわけで。
扶養家族多数で、すでに税金免除されている世帯にはさして効果はなく。
それでも、定率減税よりはましですが。
だって。2万円の所得税+住民税払っていたとして。
10%の定率減税では、2000円/月です。
誤差です。まったく景気対策にはならん。
それなら、年末に2.4万円(2千円12ヶ月分)もらった方が、なんぼか贅沢な使い方をされるでしょう。
民主党のガソリン税撤廃と高速道路料金値下げ。
これは、車持ってない世帯には、一切恩恵がない。
敢えていうなら、トラック業界救済。でしょうな。
それが目的なら、それもよかろう。
ただし、景気対策になんてならん。単に中小の運送業を生き延びさせるだけだ。
この辺はすでに文字通り死にそうなので、多少経費が浮いても、
生き延びることができるだけで、消費が増えるなんてことは考えられない。
もちろん、トラックが運んでいる消費財が値下がりすることもない。
だって、そもそも運送料金の値上げができていないのだから。
燃料費や高速道路代が減ってもなんら影響はない。
というわけで。いつものことですが。
たとえば、思い切って金融税制を大幅優遇するとかして、
日本を世界の金融センターに育てるとか。
燃料電池や地熱発電などの技術開発に研究費をどーんと割り当てるとか。
2兆円も使って一人あたり3万円(てきとーです。でも10万円ってことはないでしょう。)
の減税やるくらいなら、2兆円で研究開発を一気に進めた方が、
日本の将来のためになると思うのですが。
なんか、政治家の出してくる、安易なばらまき論は聞いてるだけで切ないです。
そんなことしか思いつかんのか。と。
民主党も公明党も。(自民党はたぶん財務省の味方。)