1gの勇気

奥手な人の思考と試行

故郷のことば

2004-10-30 17:43:32 | 1gの思いつき
新潟地震
家族は、めいっぱい無事。
住んでいる新潟市は特に被害もなく、平穏な模様。

連日繰り返される報道。
助かった男の子。
亡くなった老人。

神戸の時は人ごとだった。
今回も身内に被害はない。
しかし、人ごととは思えない。

なぜだろう。
山間の村や町。
そこを知っているわけでもない。

しかし、妙な懐かしさ
そして、さみしさを感じる。
そこにあるのは言葉。

地域の言葉。
いわゆる方言。
新潟の方言だから新潟弁。

テレビで話す新潟のアナウンサー。
会見する市長、村長。
そして丁寧語ではなす被災者。

みな言葉の端々、イントネーションに新潟が入ってる。
言葉は限りなく標準語に近い。
しかし、それは紛れもない新潟弁。

感じる故郷。
身近な人々。
だから、人ごととは思えない。

彼らは家族。
同郷という同じ仲間。
新潟県人という同じ人種。

二つの性欲

2004-10-30 17:32:42 | 1gの思いつき
二つの性欲。
男が一人。
その男を好きな女が一人。

男はまだ好きになりきれていない。
女はめいっぱいアピール。
抱きついたり、豊かな胸を押しつけたり。

けど、今ひとつ踏み出せない。
部屋に呼べばついてくるし、いつでも脱がすことができる。
だが、そういう気持ちにはまだなれない。

生殖としての性欲。
野生としての性欲は彼女を
いや、女を欲している。

しかし男である自分は?
まだ、抱きたいとは思っていない。
食事し、話をするだけで満足。

女:じゃあ、いつんなったら抱いてくれるの?
男はそれに答えてこう言う。
おそらくは、そこに恋を感じたときに。