~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

続ウインドリバー

2018年08月01日 06時03分00秒 | 映画
いろんなレビューを見て、言葉に出来なかった感想がやっと形になった気がしたので記録。




この映画の感想を聞かれたら、面白かったんだけど「面白かった!」と手放しで答えられないなと思ってた。

というのも、ここ最近で見たようなSFやアニメーション作品のような「救い」が限りなく少なかったからだと思います。個人的には。

ただそれが悪いのではなく、確かに事件は解決したかもしれないけど、心の奥底に刺さった棘はまだ抜けないまま、みたいな。受け止めざるを得ない無力感とかをまざまざと見せつけられるような感覚になったからですかね。

実話を基にして作られた映画としては、過剰な救いは映画を陳腐なものにさせてしまう恐れもあるし、実際の事件の当事者にリスペクトもなくなってしまうので、あれくらいで良かったと思います。

きっと、妹の死とコリーの言葉でチップは何か変わったと思うし、マーティンもきっと前を向いて息子と奥さんと進んでいけると思う。



そんな感じー!

他のレビュー書いてる人ほどの読み込みできてないけど、なんとなく思ったことを形にしてみした。


コリーは名言だらけだったし、最後のジェーンの「彼女は10キロも走ったのね」という言葉がいっそう悲壮感を感じさせましたね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウインド・リバー | トップ | フキゲン »

コメントを投稿