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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『ぼくのバラ色の人生』

2009-03-12 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ぼくのバラ色の人生』。

製作国 : フランス 1998年
配給 : ギャガ・コミュニケーションズ配給
キャスト:ジョルジャ・デ・フレネ、ジャン・フィリップ・エコフェ、
     ミシェル・ラロック、エレーヌ・ヴァンサン 、 ダニエル・アンセンス

女の子になることを夢見る少年の姿を描いたハートフル・ロマン。

最近、自分がしてきた技術でなんかボランティアでもやりたいなぁって考えてるんです。
で、先日お茶会に行ったらそこで偶然にも昔の知り合いに遭遇し、
その人が私のやりたい事とひょっとしたらコラボ出来るかも、ってお仕事をしてました。
いや~、念じれば叶いますな。

さて今回は、ボクちゃん、それとは違うのよって作品です。
7歳の主人公の男の子の夢は女の子になること(!)
スカートをはいてお人形さんで遊び、いつか好きな男の子と結婚するのだ。
そんな無邪気な主人公は周囲は奇異な目で見られ、やがて拒絶するようになる。
そんなわが子を理解し、世間の冷たい目から守り抜こうとするの両親だったが・・・。

同性愛者や性同一性のお話って作り方によってはシリアスになりがちですよね。
このお話は『Boys Don't Cry』『トランスアメリカ』というよりは
『プルートで朝食を』寄りかもしれませんね。
配色もポップで全般的に明るく、お涙ちょうだい映画とは一味違う。
それにこの作品は所々ファンタジーなんですよね。
それがちょっと私には頂けなかった。。。

しかしいつも感じるのが、明るい作りでもラストになると、
何故か悲しくなっちゃうんですよ。私。今回も例外なくね。
実際デリケートな問題だと思うんですね。
本人が自分らしくありたいと願うほど、周囲は混乱し場合によっては離れてしまう。
また理解者が現れたとしても社会の根強い反感に耐える戦力になれない。
TVでぶっちゃけやってる人の成功例なんてホント何億分の1の確立でしょうね。
だから家族の思いといったものが作品内に出てくると、
どうしてもフィクションと思えなくなってしますんですよね~。
感受性が強いと流してください(笑)

ストーリー的にはありふれてますよ。
作りも現代としては古臭い感じはします。
しかし、主役をやったジョルジャ・デ・フレネ君は今作が初めてとは思えない演技。
特に自分がいずれ女の子になると信じてるシーンはよく演じきれてました。
今は男の子だけど、何年か後には声変わりするように女の子になるって発想は、
自分に無かったので軽く驚きました。

こじんまりまとまってますし、
いい映画だとは思いますよ。





映画 『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』

2009-03-12 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』。

製作国 : アメリカ 2007年
配給 : 角川映画
キャスト: ダスティン・ホフマン、ナタリー・ポートマン 、ジェイソン・ベイトマン
      ザック・ミルズ 、 テッド・ラドジグ

魔法のおもちゃ屋相続騒動の中で自信を取り戻していく姿を描いた、
ファンタスティック・コメディ。

皆さん、こんばんは!元気ですかっ!(猪木風で。)
いや~、このブログ、最近かなりユルユルでやってんですがね、(すいませんね~)
そーいやぁ、コメントとかサッパリだなぁ、人気ねぇなぁ~、
なーんて密かに思ってたんですよ、ここ1年半くらい(笑)
ところがドッコイ、自分が設定変えてたのすっかり忘れてて、
今日、溜まりに溜まったコメントとTBを見て焦りました!(笑)
何度もTBしてくれた方々、遅ればせながらありがとうですぅ。(タラオ風で。ペコリ)
初めてお越しいただいてTBしてくれた方・・・・逃げた?

さて今回は、オゥ、オゥ、大物揃ってそりゃねーだろ!って作品です。
都会の一角にあるマゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋。
おもちゃたちが魔法で動き回り、子どもたちに大人気。
しかしマゴリアムおじさんは引退を宣言。
女性支配人に店を継いでほしいと言い出し、資産価値の計算のために経理士を雇う。
自信のない女性支配人は必死におじさんを引き止めるが、聞き入れてもらえない。
そんな中、オーナー変更や魔法を信じない計理士に、おもちゃたちが怒り出し…。さて!

私がファンタジーとか好きじゃないってのは皆さんご存知でしょうが、
子供向けっての?子供が出てるっての?こーゆー系は割かし好きなんですよね。
単純に元気がでるじゃないですか?見てて楽だし(笑)

でもさー、今回期待ハズレ。
なんてーの?
設定が中途半端?っての?
説明不足?っての?
練れてない?っての?
とにかく「はっ?」って場面ばっかり。
大体にしていきなりオジさんの歳が243歳とか言われたって、
どんなおもちゃ屋か分かりずらいんだから、
状況飲み込めないないッス!
それに中盤になっても作品の狙いたい意図が全く分かんなくって、
こっちが不思議ちゃんでしたよ(笑)

最終的には、自信付けてガンバ!(古っ!)って事だったけど、
「それで終わりかい!」って久々に突っ込み入れましたよ。
何でダスティン・ホフマンとナタリー・ポートマンは出演決めたのかなぁ・・・。
確かに活き活きしてたのは分かる。
ナタリー・ポートマンのあんな笑顔は滅多に拝めないしね。
プチプチの上でピョンピョン跳ねてるダスティン・ホフマンなんて想像出来なかったし。

『主人公は僕だった』の脚本家ザック・ヘルム監督デビュー作品らしいけど、
あの映画も今ひとつだったもんなぁ~。

なーんか不完全燃焼の作品でした。

こんなカンジのブログですがヨロシクね♪