久々の公募展

この3月に個展を終えて以来、特に展覧会の予定も入れていなかったので、
ここはひとつ公募展に応募してみようと、本当に数年振りに挑戦です。

応募先は「シェル美術賞」です。

ある人から「あなたの作品は、シェルにはちょっと向いてないかもしれないけど、公募だっていろいろあるし、どんどんやりなよ～」と言われ、
「なに！！向いてない！！だから何、やってやろうじゃねえかい」ときわめて単純な動機で挑戦するしだいです。

経験上、人から「あんた向いてないよ」と言われた時は要注意なんです。
たいていのことは、時間をかければできるようになります。

今自分が持っている技量では、できないことで失敗するのは当たり前です。
その今はできないことも、来年できるようになると決めて今から習得し始めれば、
まあ、できるようになるでしょう。

ただし、今回のシェルの場合は、たぶん絵の傾向の話だと思うので、若干方向が違いますが。それでも、胸倉つかんででも認めさせてやる、というぐらいの意気込みが大切では。


それから、今気づいたのですが、先月同じ作品画像を2回も紹介していました。
よっぽど気に入っているということです。
冗談ではなく、本当にいい作品なんです。

余談ですが、これまで自分が描いてきた絵で、自分が気にっている物は大体誰かが
コレクションしてくれています。
これは寂しくもあるのですが、一方で嬉しいことです。

以前画家仲間と話していて、彼らは一番良い作品は手放したくないと言っていたのが非常に印象的だったので、つい書いてみました。

かわいい娘を嫁に出すか出さないか。本当にそんな感覚です。

さて、今日の画像は・・・・

「おやつのじかん」24.2cm×33.3cm　アクリル絵具・キャンバス