部屋で、一人、寛いでいると、外から、人の声
女性の声で、
「はぁ、どうしよう
」とか、
「あぁ
」とか、
延々、続いて、外を見ると、向かいのアパートで、女の子が、ドアの前で、嘆いている
なんか、ヤバイ感じ?とは、思ったのですが、余りにしつこいので、
「どうしました?」と、声を掛けると、
「ドアの前に、蛾がいて、どうしても、蛾が苦手で、部屋に入れない」と
乗りかけた舟なんで、僕も、蛾なんて、好きではないけど、取り敢えず、救助に向かいました
どんな、デッカい蛾が
と、思いながら、行ったのですが、指先位の蛾が、ドアの前に落ちてる
摘んだところ、羽がバタバタ
「わ
生きてる
」と女子
それを、遠くに捨てて、一件落着
えらく、感謝されちゃいました
これで、静かな夜を迎えられる