以前、紹介しました柿渋石鹸を作っている会社の柿渋染を体験しました。
http://blog.goo.ne.jp/hayato0212/d/20120421
柿渋って、古くから抗菌や耐久性を上げるために用いられてました。
化学薬品の台頭から、使われなくなったのですが、近年、見直されてきました。
自然素材なので、一見、手荒れなんか、しそうですが、逆にすべすべになるそうです。
お風呂に1~2滴、入れるだけで、アトピーにもいいそうです。
でも、時間がたつとゲル状に硬化するので、株式会社トミヤマさんは、注文が入ってから製造するそうです。
http://www.kakishibu.com/
市販されてる柿渋ってゲル状に硬化しないように、化学薬品を添加してるそうです。
臭いはキツいですが、それは、人間が本来、感じないといけない臭いで、無臭状態は人の嗅覚を退化させているそうです。
僕が今回、染めたのは白いタンクトップ
最初、水洗いして、絞った状態をキープして染めると、色むらが出て、いい感じってことで、やってみたんですが、行儀の悪い子供がスイカを食べて汁を思いっきりこぼした、みたいな感じになって、染め直しました。
普通は、の元で乾かすと一気に色が出て、勧められることが多いそうですが、富山さんは、それだと、いい色が出ない、色落ちしやすい、などの理由で陰干し、1年とかかけて、染め上げたほうが、値打ちある、ということで、陰干し+薄めの柿渋で時間をかけて染めるのを勧めています。
出来上がりはこうご期待です。
富山社長が、趣味で作ったお手製のカード入れ、頂きました(当然、非売品)。
忙しくても、熱心に柿渋のことをざっくばらんに教えてくれます。
そろそろ、石鹸、使うかなぁ