江別から笑顔を発信! 林かづきの活動日記

私たちが住む江別のことや、毎日のこと、感じ考えることをわかりやすい言葉で綴ります。

片山前鳥取県知事のお話から 最終回

2008-04-08 | Weblog
<3>総括~地方自治・住民、議会の役割ほか

片山さんが、冒頭と最後に、おっしゃっていたのは、
・民主主義、地方自治が不足している。
・地方分権・・・言うほどに進んでいない、むしろ後退している。
ということでした。

片山さんは、自治省ご出身、その間に
税務署長もご経験。そこで、税金を払う方々の血のにじむ
思いを目の当たりにしていらしたとのこと。

■議員のミッション(使命)・議会とは

・議員とは、行政がスムースに進むようにすること、と
勘違いしている議員が多い。
・「行政が混乱する」「行政がシナリオ通りに進まない」ことが、
議員としてあるまじき行為として受け止めている議員が多い。
・議会は、やってみなければわからない、のがほんとう。
・結論が決まっているのは、「八百長議会」。
・台詞を読み合う「学芸会」。
・議会観・議員観が間違っている。
・首長・議会が、いかに鈍感か。
「原点に返って、地方自治を」
・議会は、政治家VS政治家の「真剣勝負」の場。
・公共の場で、政策の良し悪しを決める(合意・納得)のが議会。
・地方自治と言っても、住民の力、住民によるコントロールが
及ばないことが多い。
・選挙だけで民意は反映しない。
・日常生活の中で、民意が反映する仕組みを作る。
例えば、住民投票制度など。

その他、現代の官僚についても、お話になっておりました。
「恥を知る」「誇りを持つ」

【ミッション】のなかで、どのような活動を行っていくのか、
私自身、二年目が問われています。自戒の機会となりました。