江別から笑顔を発信! 林かづきの活動日記

私たちが住む江別のことや、毎日のこと、感じ考えることをわかりやすい言葉で綴ります。

片山前鳥取県知事のお話から 2回目

2008-04-06 | Weblog
昨日に引き続き、片山前鳥取県知事のお話から抜粋編集。
<1>夕張市の財政破綻から何を学ぶか②
■そもそも、借金づけの人たちに、借金を許したのは?

首長はじめとした執行部 議会 金融機関 住民 国・道
(順番付けに意図はありません)

<首長・執行部・議会>
(首長・執行部の責任については言わずもがな)
・議会はチェックしていなかった。
・仮にチェックしていても、議会は執行部となれあい、
この事実を住民に伝えてこなかった。
・首長を助けるために、与党だから・・・とチェックしないのは
親しい相手に飲酒運転をすすめるようなもの。

<金融機関>
・貸し倒れ・破産しそうな相手に、返せないことをわかったうえで、
貸す金融機関。
・民間企業に融資するときには厳しい条件があるにもかかわらず、
自治体には・・・。
・財政再建計画で、最初に債権回収できたのは、金融機関。

<住民>
・首長・議員を選任してきたという「製造者責任」がある。
・子どもには全く罪がないのに、財政再建計画後、
増税・市民サービスの低下。
・親が放蕩三昧で、子どもにツケがまわる。
・無辜の民が犠牲になっている。

<国・道>
・夕張市が借金をするための「許可」をしてきた。
・バブル経済時には、借金しろと葉っぱをかけ公共事業をしてきた。
・道義的責任があるのではないか。
・第二の夕張を出さないとの趣旨から、昨年6月に財政健全化法が策定。
今まで借金をけしかけてきた人が、今度は、おまわりさんになる法律。
おかしな法律。

このような概要をお話になりました。