
無花果が好き。
子供の頃、家の近くに無花果の木があって、
木から無花果の実を捥いで、皮をむいてその場でおやつがわりに食べていた。
だからかなあ、無花果には特別な思い入れもあるんだ。
お店も秋の果物で賑やかになってきているね。
柿を見つけたんで、買っちゃった。
ちょっと高かったけどね。
葡萄はいろんな種類が出てるね。
相変わらず、シャインマスカットは手が出ないお値段。
あれを平気で買える甲斐性は、
持ち合わせることはないままだろうなあ。
これからも。苦笑。
夏と秋が溶けあってる九月。
夜空には、やたら細い三日月が浮かんでた。
あれは下弦の月?上弦の月?
月みればちぢにものこそ悲しけれ わが身一つの秋にはあらねど
(大江千里(23番)『古今集』秋上・193)


