Broken Flowers …はうはう河馬の脂肪遊戯

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20181210(月)…中納言家持…(第7首)かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける

2018年12月10日 | 小倉百人一首


おはようございます。
ホテルで朝食。




えっと。
今日は、百人一首7人目。
中納言家持…って誰よ。
ググる。

あー。
大伴の。
そう。
大伴家持【おおともの・やかもち】さん。


「かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける」

「かささぎの橋」って、
七夕の夜に、天の川にかかる、かささぎの翼を重ねて作られた橋、のことなんだって。
牽牛は、その橋を渡って、織り姫に逢いに行ったんだとか。
その橋に霜が降りるように、宮中の橋にも霜が降りまくって、夜も更けきった…ってことらしい。

京都奈良界隈に限定して、
百人一首に所縁のある寺社を訪ねてるんですが
大伴家持さん、あんまり京都と奈良に所縁の地がないみたい。

なんだよねぇ。
百人一首の歌人なんて、京都の貴族や坊主ばっかりだと思っていたら
存外、京都とそれほど関係ない方が多いようで(今までのところでの話)
大伴家持さんも、
所縁の地って京都にはないみたい。

それでも、さすがGOOGLEさん。
うすーく「住吉大伴神社」が検索に引っかけてくれたんで
行ってみました。


京都駅からバスで。
「JR3」バス乗り場。
行先は、立命館大学方面、「龍安寺」で下車。





下車して
仁和寺側に、徒歩5分。
思ったとおり小さな神社…










でも、神域の凜とした空気を第六感に感じつつ
神様に静かに手を合わせました。













きぬかけのみちをはさんだ、神社の反対側に
大層、立派な石碑が建っていたんですが
どういうわけなのか
フェンスで囲まれていて
入り口が鍵がされていて中に入れませんでした。















中島みゆきさんの歌、
「世情」が脳裏を横切って流れていきました。

シュプレヒコールの波♪
通り過ぎていく♪

施錠だけに、世情、なんつって。(笑う所よ)

伴善男が866年の応天門の変で伊豆!に流刑されて
大伴一族は、歴史の表舞台から消えていったようで
なんだかなあ~と栄枯盛衰のハカナサってヤツにしみじみ。















次に龍安寺の石庭を鑑賞。
何回か訪れていますが、良いところですねぇ。。
紅葉、少し遅かったですけど楽しめました。















次に仁和寺。
秋の特別拝観を拝見しました。
こういう大きなお寺は、特別拝観の時でもないと
境内を歩くだけになっちゃうからねぇ…特別拝観で良かった。。













で、そこから歩いて
椿寺と言われる地蔵院に。



岡田准一主演!映画「散り椿」予告




映画「散り椿」に関係があるお寺さんのようです。
残念ながら、咲いてはいませんでした。














お祈りして、しばらく椿を観賞した後
京都駅までバスで移動。






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