おはようございます。
ホテルで朝食。
えっと。
今日は、百人一首7人目。
中納言家持…って誰よ。
ググる。
あー。
大伴の。
そう。
大伴家持【おおともの・やかもち】さん。
「かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける」
「かささぎの橋」って、
七夕の夜に、天の川にかかる、かささぎの翼を重ねて作られた橋、のことなんだって。
牽牛は、その橋を渡って、織り姫に逢いに行ったんだとか。
その橋に霜が降りるように、宮中の橋にも霜が降りまくって、夜も更けきった…ってことらしい。
京都奈良界隈に限定して、
百人一首に所縁のある寺社を訪ねてるんですが
大伴家持さん、あんまり京都と奈良に所縁の地がないみたい。
なんだよねぇ。
百人一首の歌人なんて、京都の貴族や坊主ばっかりだと思っていたら
存外、京都とそれほど関係ない方が多いようで(今までのところでの話)
大伴家持さんも、
所縁の地って京都にはないみたい。
それでも、さすがGOOGLEさん。
うすーく「住吉大伴神社」が検索に引っかけてくれたんで
行ってみました。
京都駅からバスで。
「JR3」バス乗り場。
行先は、立命館大学方面、「龍安寺」で下車。
下車して
仁和寺側に、徒歩5分。
思ったとおり小さな神社…
でも、神域の凜とした空気を第六感に感じつつ
神様に静かに手を合わせました。
きぬかけのみちをはさんだ、神社の反対側に
大層、立派な石碑が建っていたんですが
どういうわけなのか
フェンスで囲まれていて
入り口が鍵がされていて中に入れませんでした。
中島みゆきさんの歌、
「世情」が脳裏を横切って流れていきました。
シュプレヒコールの波♪
通り過ぎていく♪
施錠だけに、世情、なんつって。(笑う所よ)
伴善男が866年の応天門の変で伊豆!に流刑されて
大伴一族は、歴史の表舞台から消えていったようで
なんだかなあ~と栄枯盛衰のハカナサってヤツにしみじみ。
次に龍安寺の石庭を鑑賞。
何回か訪れていますが、良いところですねぇ。。
紅葉、少し遅かったですけど楽しめました。
次に仁和寺。
秋の特別拝観を拝見しました。
こういう大きなお寺は、特別拝観の時でもないと
境内を歩くだけになっちゃうからねぇ…特別拝観で良かった。。
で、そこから歩いて
椿寺と言われる地蔵院に。
岡田准一主演!映画「散り椿」予告
映画「散り椿」に関係があるお寺さんのようです。
残念ながら、咲いてはいませんでした。
お祈りして、しばらく椿を観賞した後
京都駅までバスで移動。