
道路を渡って、京都国立博物館へ。
入口の券売機で入場券を買って敷地内に入る。
本館?は修繕中だとかで入場不可。

平成知新館を訪れる。
実は、俺、博物館や美術館を訪れるとめちゃくちゃ疲れてしまう。
欲張って「見なくちゃ!」と思ってしまうからだと思うんだけど。
展示されている物ひとつひとつから
迫力と言うか、何か圧倒的なパワーを感じてしまい、疲労困憊してしまう。
絵しかり仏像しかり。
見終わる頃には座り込みたくなっている。

仏像や仏画を見てると、落ち着ける。
そんなふうになってきたのは、30代くらいからだろうか。
祈ることは、やっぱり、ワールドピース。
世界が平和でなくっちゃね。



見てびっくり。
異形だ。
顔が割れて、その下からも顔が。。
なんでも、下から出てきている顔は「仏」のお顔なんだそうで。。
このインパクトは、「永観遅し」の振向き地蔵以来。いや、それ以上かも。

常設展と言うのかどうか、博物館が所有しているものを今回拝見することができた。
絵巻物も優しく解説してくれてあったので楽しめた。
ずいぶんと(糞)下卑た話だったのだが、あの絵巻を読んで楽しんでいたのは、やっぱり貴族の方々なんだろうな。



特別展は、雛人形。
豪勢な寝殿造りの造作も付いた雛人形もあって、欲しくなっちゃいました。
日本版、ドールハウスだよね、あれって。
関西地方では、飾り道具に、かまどのセットがあるってことも初めて知りました。



感慨に更けながら館外に出る。
目の前にロダンの考える人の背中。
だいぶ温かくなってきた。
天気は雲が多いけど、それでも晴れ。

ちょっとベンチに座り小休止。
カメラをいぢっていたら、自分の影を写してしまった。
それも連射で10枚。


で、自分の姿も10枚、連写してみた。
地鶏棒も持っていたんだけれど、あれも表情や構図が同じになっちゃうし、面白くなくて飽きちゃって。
地鶏は構えちゃうからね、苦手です。
椿が咲いてるね。
三十三間堂でも咲いていたけど、椿も綺麗だね。
さ、清水寺に行こうか。
