タイコクラブに行ってきました。
TAICO CLUBなんや?って方はコチラをご覧ください。
簡単に言うと、長野県の「こだまの森」というキャンプ場で開催される野外フェスなのですが、mice parade、Doshなど、心ときめくラインナップに惹かれて、行ってきたわけです。
しかも、電車で!
今回は駐車場の手配がとれなかったので、
行くのやめようかなーとも思ったけど、駅弁、道中のビール、渋滞知らず、地方電車・・という魅力的な言葉が頭をよぎり、電車で行くことに致しました。
大阪からだと、まずは名古屋まで行き、中津川で乗り換えて、籔原という目的駅まで向かうのですが、時間にすると、名古屋まで約2時間、その後、藪原まで約2時間半ほど。
待ち時間なども合わせて約5時間位の長旅。
金額は往復で12000円弱。
内訳は、金券ショップにて大阪⇔名古屋のアーバンライナーという特急のチケットを3200円で購入、名古屋⇔藪原間は、青空フリーパスで特急以外の電車を選べば2500円。
往復11400円と、交通費としては痛いですが、こんな機会がなければ、電車で行くこともないだろうし、何より、ライブも見たい!ということで電車旅を楽しんできました。
今回は、私&ホーリーに加えて、友達のチュンも一緒。私の中学からの悪友です。(笑)
8時過ぎに3人で大阪を出発し、藪原までのんびり電車旅を楽しみましたが、電車ってよく寝れるねんなー、グーグー寝れました。
景色楽しもう!と思ってたけど、ほとんど寝てような・・。^^;
そんなこんなで、あっという間に藪原駅に到着。
ここからは、、
無料のシャトルバスで会場の「こだまの森」まで15分ほどでした。
既に、会場のエントランスはすごい人。。それでも、開場時間を過ぎてたので、あっという間に中に入れましたが、入り口で荷物検査。
飲食物は持ち込み禁止って書いてたけど、瓶がダメだそうです。元々、そういう情報を聞いてたので、ビン類は全く持ってなかったのに、パンパンにパッキングしたザックを開けてくださいと言われた時は、ガックシ。^^;
だって、また詰めて背負って、テントサイトまで歩かにゃいかんのに。><
ま、でも、決まりごとだから仕方ありません。
来年行かれる方などは、ご注意ください。
で、到着したテントサイトは、芝生の気持ちよい広場です。到着した時は、テント数も少なく、快適でしたが、どんどんパーソナルスペースが脅かされる程の詰め詰めテントに。
最近の私の中のフェスのイメージって、ほんまにコレ。何より、これが一番嫌。せっかく、気持ちよい場所に行ってるのに、損なわれる感じがするのです。
ま、それはそれ。
今回は、何よりライブを楽しみに来てんもん。
という訳で、一番のお楽しみのライブの
ですが、オールナイトイベントなので、見たいアーティストの出番が平気で夜中2時半から・・とかなんですよね。山だったら起きる時間やん。(笑)
って思いながらも、何とか体力を温存するために、タイムテーブルを見ながら3人でいつ寝るかの相談。
さすがにぶっ通しで起きてる体力はないので、間、間に寝たりしながら過ごしました。
とりあえず、今回のベストアクトはDosh。
ホンマに、良かった。
「そう来るか!?」と驚きの流れの中に、ありがたいほどのキャッチーさも出て来たりして、どっぷり心持っていかれました。
楽しみにしてたAutechreは、演出で全ての人工灯を消してのライブ。
上を見上げれば、明るい月と、満点の星空。っていうシチュエーションを考えてたのか・・Autechreの真意は知りませんが、微妙に失敗。
真っ暗の中で、目がどんどん慣れてきて、自然な状態で見れるとでも思ってたんかな?時に光るお客のカメラフラッシュなどもあり、全然目はなれず、ステージの人も見えず、CD聞いてるのと
変わらない・・という悲しい結果でありました。
ご飯の出店の電気も消さされてたのも、不憫やったな。作業しずらそうやったし。
あと、大失態は寝坊してmice paradeのライブがちょっとしか、見れなかったこと。。
良かったのか、どうだったのか?
気になるところですが、判断できるほど見れなったので、何とも言えんなぁ・・。
外で見れるの、楽しみにしてたんですけどね。。
そんなこんなで、総合的には満足させていただきました。
会場の場所、特設ステージに関しては、アスファルトの上というのが好ましくなかったけど、他は気持ちよい場所やったし、出店のご飯も美味しかったし、何より天候にも恵まれまれたのが嬉しかったです。
んで、電車っていうのが初めての試みでよかったなぁ。長野までも思ったより近かったし、大きな荷物も棚に乗せれるし、快適に移動出来るということが分かったので、今後の外遊びにも活用していけたらいいなぁ!
ただ、もうちょっと電車賃安くならんかなー。
高速代があれだけ安いと、やはり車を選んでしまうのが人の性ですよね。。
とりあえず、時と場合によって、選択肢が増えただけでも、良かったかな。
ま、行きも帰りも順調に過ごせて良かったです。
ホーリー&チュンも、お疲れ様!また、Dosh来たら行きましょー!
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ここからは、独り言。
最近のフェス・・っていうか、フェスって言う言葉が独り歩きしてるように思えるんですけど、私が思う野外でのライブ。
気持ちよい自然の中で、好きな音楽を聞きながら、自分が好きなように空間を楽しむというのが醍醐味だと思ってましたが、ここんとこ、人が盛りだくさんの会場、テントサイト、トイレも渋滞、ご飯を購入するのも渋滞、場所取り合戦などなど・・気持ちよい場所のはずなのに、ストレスが多くて、ちょっと遠ざかっておりました。
初めて行った朝霧ジャムが、あまりにも最高のロケーションで、開放的で、人も少なくて、ゆったりと音楽と自然を楽しめた印象があったんです。
音楽はもちろん、その場の雰囲気、景観、フェス自体を楽しむ場所。
本気でそう思えました。
でも、朝霧ジャムって、そう思う人が多かったんだと思います。
だからこそ、ラインナップの発表前にチケットが売り切れちゃうようなレアなイベントなんだと思う。
そして、それを求めて、その後も毎年参加してた朝霧ジャムですが、どんどん人が増え、規制が増え、マナーの悪さも人それぞれ、エントランスに並ぶ時間も年々早くなる始末。
朝4時に到着して、寒い中イスを並べて開場待ちの列に並び、開場と共にジャンボリー内をダッシュして良いテントサイトを確保、しばらくすると周りはテントで埋め尽くされ、導線すらなくなったサイトは歩く場所さえ定まらず、自分のタープの中を知らない人が行き来する。
オマケに、先にチケット売り切れるからって、あぐら掻いてるんちゃうか?スマッシュ!と言いたくなるような、年々面白くなくなるラインナップ。
いくら、ライブがメインでないとは言え、もうちょっと頑張れよー!・・と、いうような状況が続き、去年は初めての不参加で北アルプスに行ってました。
ただ、これは、フェスに対する文句ではなく、雰囲気を楽しもうとする、私の曖昧な期待がストレスに繋がってたのだと思います。
結局は、ライブイベントなんやから、あくまでもライブがメインなのです。
好きなアーティストを見るという目的があるから、トイレの行列にも我慢できる、詰め詰めのテントサイトでも気にならない、だって、こんな素晴らしい場所で、あの大好きなアーティストが見れるねんもん!っていうプレミア感。
「ライブが一番の目的で、他はついで」という感覚。。
忘れてたけど、あくまでも、ライブイベントなので、そう思って過ごすのが自然だと思う。
今回のタイコクラブは、変にキャンプ推ししてないのも良かったな。
こんなこと言うと、キャンプ好きじゃない人の意見みたいやけど、あえて好きだからこそ、心地よくない環境でキャンプしたくないと、切に思うわけですよ。
ま、そこまで考えなくても、楽しめるフェスもあるんかもしれんけどー。
っていうか、そもそもフェスの概念って何??
私の中では、ウッドストックとかから始まる音楽イベントという心構えがあるんですが、最近はどういう感じなんでしょうね。
Dachamboが出てたらフェスだっていう噂もありますが。(笑)
ただ、得体の知れないネームバリュー、言葉のマジック、何となくの雰囲気に流されるのはヤダナーと思うのです。
どう楽しみたいか、何を優先するか、自分の基準で判断して、遊びを選んでいきたいです。
そんな中で行った今回のタイコクラブは、ここ数年でのベストアクトであったDoshを含め、目的がはっきりしてて、非常に楽しく過ごせたのでした。
だから、時にはこうやって、外で気持ちよくライブを見れる機会もあればいいなー。
と、何だか矛盾も混じりつつの、支離滅裂な文章になりましたが、要は山も、川も、海も、湖も、フェスも、何でも一緒。
自分が楽しめる環境を自分で判断して、満足できればそれが最高。そして、出来れば少ない人数で、ちょっとしたプレミア感があれば、もっといいな。(笑)
と、まぁ長い独り言でございました。
とにかく、少ない休みをいかに寿実して過ごすかに思いを馳せてますって話でした。(笑)
おわり
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