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古座川町へ

2011年09月28日 | こんな日もあります

台風12号の影響で大きな被害を受けている奈良県や紀伊半島。

ニュースなどで見る被害状況は、見覚えのある地域がたくさん。
屋根まで水が浸かったという瀞峡ジェット船乗り場も、土砂崩れで通行ができない道の駅も、美味しいハンバーグ屋さんがあった本宮市街地も、いつも見る風景とは全く違った形でメディアに映し出されていました。

いつも遊ばせてもらってる大好きな地域を襲った、あまりにも大きな被害・・何かできることがないか、と思いにふけるのですが、ボランティアは初体験。
体力はもちろん、復興に関する技術的なものは全くないし、女ゆえ単純に重い物を運んだりするのは男性には及ばない、そして、被害を受けた方とのコミュニケーションなど、本当に自分で役に立てるのか・・という不安がずっとあり、「私、行きます!」と気軽に言えずにいました。

そんな中、お友達のじゅんじゅんさんが夫婦でボランティアに参加するとのこと。

正直、ヘタレに二の足を踏んでいた私をぐっと動かしてくれた大きな出来事でした。
一緒の日に行くことはできませんが、身近な女性がボランティアに参加すると聞いて、私にもできるかも!と思ったのです。
ちなみに、じゅんじゅんさんのブログにボランティアの作業内容を非常に詳しく書かれてますので、参考にどうぞ→ほな、川行こか

そういうきっかけをいただき、ホーリーとも話をして、2人で自分たちにできることがあれば・・と先週の日曜日に和歌山県古座川町に行ってきました。

私たちがおこなってきた作業は、古座川が氾濫し、浸水してしまった果樹園の掃除。
広い果樹園にあるミカンの木を一本一本キレイにすること。
葉っぱや、根っこ、茎にからまった藁やゴミを手作業で除去するという、単純ですが、時間のかかる作業。
果樹園の方だけで、作業しようと思ったら、相当な日数が必要になったと思います。

到着したときは、これは今日中には終わらんな・・という状況でしたが、他での作業を終えた方などが後から
来られたり、ピーク時には30名近くのボランティアでの作業となり、ほとんどの木がきれいな状態になってました。

驚いたのは、ここまで浸水したの?ということ。
木の上の方まで、藁やごみがついてて、被害の大きさを痛感しました。
お昼ご飯休憩の時に、古座川を眺めておりましたが、周辺や川が元の環境に戻るにはまだまだ時間がかかると感じました。
きっと、いまだに情報のない地域や、ボランティアが行けていない地域もあることでしょう。

もし、私のようにできることがないかも・・と不安を感じてる方がいらっしゃったら、ぜひ行ってみてください。
絶対にできることがあると思います。
今回は、私自身にも非常に良い経験になり、行って良かったと本当に思いました。

ボランティアセンターの皆様も、毎日ご苦労様です。おかげさまで、スムーズに作業ができました。
そして、少し離れた地域でボランティアに行かれてた、たつごろうさんもお疲れ様!ボランティア先輩として、いろいろとアドバイスありがとうでした。



大地震も台風も、被害に遭われた方のことを考えると胸が痛いです。
本当に、一日でも早く普段の生活が返ってきますように・・。





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