予報の段階から快晴に見舞われたGW。間に仕事が入るので連休は土曜~月曜の3日間ながらも、全国的に晴天の予報を前に、川に行くか、山に行くかと悩みましたが、最終的に決まった行き先は北八ヶ岳。
積雪期のピークを越え、信州の山開きが始まり出すGWに、通年で小屋が営業していて、樹氷の時期も過ぎた八ヶ岳にわざわざ行くのも、微妙な選択とも思われましたが、とにかく、一度行ってみたかった!ということで、行ってきました。^^
今回の目的地は、厳冬期に行けるチャンスがあったのに、自ら逃してしまった感が強く、いつか行きたい・・と、思いを寄せていた天狗岳。
2泊3日の工程は渋の湯の駐車場を利用して、黒百合ヒュッテで2泊、その間に天狗岳と周辺を楽しもうというもの。
無雪期に渋の湯までの道のりを確認して、厳冬期にカングーでアプローチできるかをチェックしたかったことと、まだ冬装備が嵩張る時期なので、駐車場からテン場まで近いところがいいなーという思惑だったのですが、駐車料金1日1000円は高かった・・。><
3日で3000円ですもんね。。
冬期閉鎖の道が開通したことを考えれば、渋の湯は帰りに偵察に来て、駐車するのは別の場所にしても良かったなぁと、到着してから思いました。^^;
その代わりと言っては何ですが、5/1の午前2時半位に到着した渋の湯駐車場はガラガラ。GWということもあり満車だったら・・という不安は一切気にしなくてよい状態だったので、まぁ、良しとしましょう。
車中泊の後、翌朝8時の出発時にも、たった5台という状況でありました。
準備も整い、渋の湯を出発して、登山道に入っていくと、残雪が多く残るツルツルのアイスバーンがお出迎え。
歩き出して5分もしない内にアイゼン装着という予想外の展開でしたが、この時期に行かれる方は絶対に必要なので、お忘れなく。厳冬期で、雪がたくさん積もってる時はツボ足で歩けるかもしれませんが、この時期、絶対滑ります。^^;
その後、展望のない道を登り続け、黒百合ヒュッテに到着するわけですが、道中の暑いこと。><
気温は20度以上になってたと思われますが、実際の温度は忘れました。^^;
黒百合ヒュッテの小屋前に温度計が設置されていたので、何かにつけてチェックしてたんですけど、記憶が曖昧で。。昼は20度前後、夜~朝方はマイナス5度前後位だったと思います。
昼間は暑くて、半袖でも大丈夫そうな状況ですが、夕方以降は一気に冷え込み、シュラフにくるまり、食べて体を温めて過ごす時間となりました。
そして、何より恵まれたのは天候。
風が強い時もありましたが、基本的には青空に包まれた素晴らしい天候の元で過ごすことができました。
青空を見上げては、気持ちいいなーとつぶやいて過ごす毎日。
ただ、見上げるとくっきり青空なのですが、景色の広がる場所で周りを見渡すと、モヤッと霞んだ展望が、残念な部分ではありました。
それでも、天候が崩れないことは、安全な登山を楽しめる条件のひとつでもありますので、初心者ハイカーの2人にとっても、非常にありがたいコンディションでした。^^
初日は、渋の湯からテン場&ちょっと散策。
2日目は、白駒池や、高見石を行く北八ヶ岳巡り。
せめて、丸山も・・と普通は欲が出そうなところも、あくまでも、まったり山行きをモットー(?)にゆったり歩いて、ゆったり過ごしました。
森の中を散策しながら進んでいくような、にゅう→白駒池→高見石→中山の山歩きは、心地よく、穏やかで、ちょっと飽きる。^^;
時期的に、中途半端だったこともありますが、もうちょっと変化のある道だったらなーって思ったのも事実。
やっぱ、厳冬期か!
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・・と、思った2日目までですが、3日目に登った天狗岳は楽しかったー!
登ってよかったです。
というわけで、天狗岳の分は次回に続く・・。
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