

一昨日の土曜日は新市街の電気館で上記映画を観ました。
ソフィー・マルソー主演のフランス映画です。
分単位の忙しさの中で、テキパキと仕事をエネルギッシュに片付けていく40歳のエリートキャリアウーマンが主人公です。
同僚でもある彼氏からプロポーズされ、大事な交渉の責任者に選ばれるなど、恋も仕事も絶好調な人生を送っています。
そんな彼女に手紙が届きますが、その送り主は7歳の時の彼女自身だったのです。
7歳の時に、マーガレットの家庭は破産して、父親は蒸発、弟と3人の母子家庭で悲惨な生活を送っていました。
そんな中で、マーガレットは、自分の将来の夢をいくつか書き記し、40歳になった自分自身に送り届けるようにと、田舎町の公証人に数通の手紙を託したのです。
悲惨な過去を封印して生きてきたマーガレットは、手紙を読むにつれ、現在の自分が、かつて思い描いていた自分とは、ほど遠いことに気付きます。
最後は、仕事を辞めて、カレシの子供を宿すというオチでした。
ソフィー・マルソーという名前は知っていましたが、映画を見たことも無く、あまり興味はありませんでした。
しかし、今回観て驚きました。美熟女ですね。
日本人のスタイルが欧米化されてきたとも言われますが、マダマダであることを思い知らされるような素晴らしいプロポーションです。
ただ、この映画の主役のキャラクターは少なくとも日本人男性には全く受け入れられないでしょう。
自信過剰で傲慢で、他人に対して”上から目線”で物を言い、自分の時間が他人によって浪費されることをひどく嫌うのに、
自分はそれを平気で他人に強要するなど、”ナニサマのつもりだ!”と張り倒してやりたくなるようなキャラです。
こんなデキソコナイの女が改心して優しい女になるなどあり得ません。
小学生時代によく読んだ勧善懲悪物の定番で、”やつけられた悪者が、謝って、許されて、みんなで楽しく暮らす”というストーリーを、なんだか腹立たしく思っていました。
幼心にも、それが嘘であることに感づいていたのでしょうね。
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