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はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

長谷川先生?

2015年01月21日 | T君ネタ
先週T君のクリニックへ、ネットで購入したパソコンを預けに行きました。
様々なソフトを入れて調整してもらうためです。
ドアを開けた時に応対してくれたのは受付の可愛らしい娘だったのですが、私を見るなり、" 長谷川先生? " と言うのです。
微妙に語尾が上がっていたので、疑問文のようにも聞こえました。
続けて彼女は、" いつも母がお世話に......"と言い始めます。
私は全力で彼女と昔どこで会ったのかを思い出そうとしたのですが、叶いませんでした。
そこで、彼女の発言を無視して、パソコンをT君に渡すように依頼して、" 宜しくお願いします。 " と言い残し、引き返しました。

さて、先日のブログでアップしましたが、T君と私は先週の金曜日にガウディで泥酔しました。
その時に飲み方の約束を交わしたようなのです。
翌日の夕方にT君から確認の電話が入りました。
どうやら、その受付嬢と和食の店、" 蔵 " で飲む約束をしたようなのです。
あわてて、" 蔵 " に予約を入れたのですが、そこで考え込んでしまいました。

何の飲み方なのだろう?
その受付嬢と私は、どこかで会ったことがあるのだろうか?
彼女の母親は私の患者さんなのだろうか?
何故、私とT君が、その受付嬢を交えての飲み方を計画したのだろう?
いくら考えても謎は深まるばかりでした。

で、昨夜、その飲み会は開かれたのですが、彼女の口から、たちまち謎は解明されました。
彼女は私のブログのファンだったのです。
私のブログを遡って殆ど読みつくしていたそうなのです。

バラバラだったジグゾーパズルのピースがまとまり始めました。
パソコンを預けに行った時が彼女との初対面でした。
彼女はブログで私の顔写真を見ていますので、突然本物の?私が現れた時に、つい、" 長谷川先生? " と声が出たようです。
さすがに、まずいと思ったのか、とって付けたように母親の話を始めたのでしょう。
さらに私の記憶も甦りました。
ガウディでT君から、彼女が私と飲みたがってると言われたときに、私は、" 二人っきりではマズいよ。 " と答え、
T君が、" もちろんみんなでですよ。" と応えて、計画が始まったのでした。

明るくサッパリした娘で、若いのに背伸びせずに自然体で振る舞うことができ、時おり天然も入るという魅力的なキャラでした。
若者は男女を問わず、自分を実力以上に見せようと背伸びしたがるものです。
また、意味も無く、つまらないアイデンティティーを主張したがります。
そういう若者と飲むのは、とても疲れるものなのですが、彼女には、そういう傾向は全く無く、とても愉快な飲み方でした。