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はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

脳出血

2013年01月19日 | リハビリ
1月16日の夜7時27分に、カミさんから電話があり、左半身が麻痺したみたいとのことでした。
あわてて帰宅すると、玄関に倒れ込んでおり、自力では立ち上がれず、確かに左半身は完全麻痺に近い状態でした。
脳梗塞を疑い、救急車を呼んで済生会病院へと向かいました。
7時頃から、なんとなくオカシナ感じがし始めて、徐々に片麻痺が出現したとのことでした。
意識はしっかりしており、少しだけロレツがおかしいものの、会話には支障ありませんでした。
頭痛の訴えもありません。

済生会で、すぐに頭部CTを撮ったのですが、結果は脳出血でした。
右の被殻という部位の5ccくらいの小出血ですが、内包という部位を圧迫していました。
分かりやすく表現すれば、”ウズラの卵”くらいの血腫です。

そのまま入院して血圧を下げ、一晩様子をみました。
翌朝のCTで出血が止まっていることが確認され、その日の午後にベッド上でのリハビリが始まり、ICUから一般病棟の個室へと移動になりました。
チョッピリおかしかったロレツも回復してしていましたし、頭痛も全くありませんでした。

左上肢は挙上させたり、肘を曲げたりはできるのですが、親指と人差し指が僅かに動くものの、指は殆ど動かない状態です。
左下肢は寝ている状態から足を持ち上げたり、膝を立てることはできますが、足先だけを伸ばすことができません。
上下肢ともに6点満点中の3点で、不全麻痺という診断でした。
そして、入院3日目からは早くも歩行訓練が始まりました。
とにかく目標はゴルフ復帰だということで必死です。
カミさんは落ち込むことも無く、リハビリに燃えています。

私が、”初詣でお参りした3つの神社に文句を言いに行ってくる。”と言ったところ、カミさんは、”止めなさい。
お参りしたから、これくらいで済んだのかも知れない。”と言います。
”じゃあ、来年からは神社を変えよう。”と提案しても、”嫌だ、変えない。”と譲りません。
悔しくなった私は、”わかった。でも賽銭は半分に減らす。”と宣言しました。