昨日、無事に父が42年の勤務を終えた。
朝7時に車で出社するところを母と妹と見送った。
“寂しいもんだなぁ”
とボソっと呟いて、いつもと変わらず、振り返りもせずに
玄関を出た父。
多くを語れないほどの気持だったのだろう。
予定より早く帰宅した父。
本当は…3姉妹の一番下の妹夫婦が合流して、
花と記念品を用意して、盛大にお出迎えをする予定が、
“じじ帰って来ちゃったよ!!!!”
と何の段取りもできないまま、
“42年間お疲れ様~”
と言葉のみでのお出迎え。
ハー君はとっさに前日じじがもらってきて飾ってある
花束を持ってきて
“はい、じじ!”
と渡して、
“お~ありがとう!”
とじじは受け取ったけれど、
“あれ?これ昨日じじがもらってきた花じゃないか?”
とじじが突っ込むというハプニングまで発生。
その後、落ち着いてまずは仕事につかったスーツで記念撮影。
姉妹も揃って、ばば&3姉妹からの記念品でウィンドブレーカー、
3姉妹から記念の鉢植え、更に、じじを支え続けてくれた
ばばにも3姉妹からウィンドブレーカーをプレゼント。
これはサプライズ。
更に、妹の旦那から万歩計。これは私たちにも内緒の演出。
どちらかというと、喧嘩の多い夫婦だけれどこの人には
この人だろうな、と凹凸のはまりあう2人。
これからは2人でウォーキングをしたり、畑に行ったりと
2人で過ごす時間を増やしてもらえたら嬉しいなぁ、
という思いを込めてのチョイス。
42年間家族のために一生懸命働いてくれたのに、
実は昔の事はよく知らなかった私たちは
父と母から働き始めたころの話や結婚した当初の話などを
色々と聞くことができた。
仕事中にドラム缶ごと転がり落ちて死にかけた話とか、
この機会だからこそ聞ける話が出てきた。
夕方みんなでゆっくりしていたら、
すごく綺麗な蘭が届いた。
それは去年亡くなったお得意さんの奥さんと息子さんからの
贈り物。
蘭と一緒に手紙とジャケットに合わせるスカーフが届いた。
手紙には退職日を覚えていてくれて、
ご主人が生前に父の退職の際にはジャケットが似合う父に
スカーフを贈るように奥さんに伝えていた、と書いてあった。
会社の付き合いだから、と去っていく者を当たり前のように
送り出す人もいれば、仕事以上に人情でつながって人生の大切な日を
きちんと覚えていてくれる人もいる。
人の生き方とは…と父の背中で大切なものは何かを
伝えられた。
記念日のイベントは夜まで続き、母が父の好物の揚げ物を
たくさん作って、私たち娘はケーキを作った。
そして、最後は母、3姉妹、婿、孫達のメッセージや写真を
絵本ノートに書いたり張ったりして、アルバム風にした本を
プレゼント。
妹の旦那はイラストが得意なので、私たち以上に心を込めて
素敵な絵を描いてくれた。
1日じゃ、感謝の気持ちは伝えきれないけど、
本当に喜んでくれた父の顔、それを見守り涙する母を見て
少しは私たちの気持ちが伝わったかな、と思う。
“私たちが42年も続けられることって何だろう?”
妹と話した。
“子育てか”
父が体を張って守ってくれた家族。
父と母から受け取った命のバトンをしっかり受取って
私たちも幸せな家族を築いていく。
幸せになる。
それが恩返しでもあり、感謝の気持ちを表す事にもなるかな。
今日からは新しい生活が始まるけれど、体を大切に
まずは新しい生活のリズムを作っていってほしい。
母と2人のリズム作りがポイントだろうなぁ~
喧嘩をしながら頑張って!
42年間お疲れ様でした!
第3の人生、スタートしたよ!
朝7時に車で出社するところを母と妹と見送った。
“寂しいもんだなぁ”
とボソっと呟いて、いつもと変わらず、振り返りもせずに
玄関を出た父。
多くを語れないほどの気持だったのだろう。
予定より早く帰宅した父。
本当は…3姉妹の一番下の妹夫婦が合流して、
花と記念品を用意して、盛大にお出迎えをする予定が、
“じじ帰って来ちゃったよ!!!!”
と何の段取りもできないまま、
“42年間お疲れ様~”
と言葉のみでのお出迎え。
ハー君はとっさに前日じじがもらってきて飾ってある
花束を持ってきて
“はい、じじ!”
と渡して、
“お~ありがとう!”
とじじは受け取ったけれど、
“あれ?これ昨日じじがもらってきた花じゃないか?”
とじじが突っ込むというハプニングまで発生。
その後、落ち着いてまずは仕事につかったスーツで記念撮影。
姉妹も揃って、ばば&3姉妹からの記念品でウィンドブレーカー、
3姉妹から記念の鉢植え、更に、じじを支え続けてくれた
ばばにも3姉妹からウィンドブレーカーをプレゼント。
これはサプライズ。
更に、妹の旦那から万歩計。これは私たちにも内緒の演出。
どちらかというと、喧嘩の多い夫婦だけれどこの人には
この人だろうな、と凹凸のはまりあう2人。
これからは2人でウォーキングをしたり、畑に行ったりと
2人で過ごす時間を増やしてもらえたら嬉しいなぁ、
という思いを込めてのチョイス。
42年間家族のために一生懸命働いてくれたのに、
実は昔の事はよく知らなかった私たちは
父と母から働き始めたころの話や結婚した当初の話などを
色々と聞くことができた。
仕事中にドラム缶ごと転がり落ちて死にかけた話とか、
この機会だからこそ聞ける話が出てきた。
夕方みんなでゆっくりしていたら、
すごく綺麗な蘭が届いた。
それは去年亡くなったお得意さんの奥さんと息子さんからの
贈り物。
蘭と一緒に手紙とジャケットに合わせるスカーフが届いた。
手紙には退職日を覚えていてくれて、
ご主人が生前に父の退職の際にはジャケットが似合う父に
スカーフを贈るように奥さんに伝えていた、と書いてあった。
会社の付き合いだから、と去っていく者を当たり前のように
送り出す人もいれば、仕事以上に人情でつながって人生の大切な日を
きちんと覚えていてくれる人もいる。
人の生き方とは…と父の背中で大切なものは何かを
伝えられた。
記念日のイベントは夜まで続き、母が父の好物の揚げ物を
たくさん作って、私たち娘はケーキを作った。
そして、最後は母、3姉妹、婿、孫達のメッセージや写真を
絵本ノートに書いたり張ったりして、アルバム風にした本を
プレゼント。
妹の旦那はイラストが得意なので、私たち以上に心を込めて
素敵な絵を描いてくれた。
1日じゃ、感謝の気持ちは伝えきれないけど、
本当に喜んでくれた父の顔、それを見守り涙する母を見て
少しは私たちの気持ちが伝わったかな、と思う。
“私たちが42年も続けられることって何だろう?”
妹と話した。
“子育てか”
父が体を張って守ってくれた家族。
父と母から受け取った命のバトンをしっかり受取って
私たちも幸せな家族を築いていく。
幸せになる。
それが恩返しでもあり、感謝の気持ちを表す事にもなるかな。
今日からは新しい生活が始まるけれど、体を大切に
まずは新しい生活のリズムを作っていってほしい。
母と2人のリズム作りがポイントだろうなぁ~
喧嘩をしながら頑張って!
42年間お疲れ様でした!
第3の人生、スタートしたよ!
ステキな家族だね☆
私は、自分の親のそういう姿を見ることもなかったから、
うらやましい限りだよ。
我が家は自営業だし、夫のそういう姿を見ることもないんだわね。
この先も、ステキな家族関係を築いていってね♪
おかみさんのお父様は自営業だったんだね。
おかみさんのご主人も自営業、縁てあるのねぇ。
自営業だと働く姿を見せることができて
それはそれで子供にとって素敵なことだね。
我が家も自営なので、働く姿をしっかり見せたいけれど…
家で編集作業する時はパジャマなので微妙…
あんまり明るくない事情で、そういう姿は見てないってことです。
yukkyちゃんのお父さんは、立派だよね。
ゴメンね!意味を取り違えていたわ。
42年間…その時間の長さだけでも脱帽です。