“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

内柴選手の金で日本選手もこれから良くなりますって!

2008年08月10日 21時48分15秒 | Weblog
今日、たまたまみんなからあの開会式についての意見を聞く機会がありました。
そこで、改めて意を強くしたのは、
やっぱり多くの人が、あの開会式のセレモニーには感動していたにもかかわらず、
長い、長すぎると不満を漏らしていたことでした。

中には、あまりに長くて、聖火がともる前に寝てしまったという御仁もいました。
というか、多くの人が口を揃えて語っていたのは、
あのセレモニーが長いお陰で、
集合から本番、そして入場まで、
何時間も待たされた選手たちが可哀想だという声でした。

オリンピックは、たしかに国家の尊厳と栄誉を賭けた戦いですが、
その主役はあくまでも選手です。
ならば居並ぶ列国の首脳や観客のためではなく、
まず主役である選手達の身になった演出が求められるべきだと思いました。

さて、昨日の谷亮子選手は残念でしたが、
今日はその溜飲を下げるように男子柔道は66kg級で内柴正人選手が金、
女子もー52kg級で19歳の中村美里選手が銅と、
まぁなんとか本家・ニッポン柔道の面目を保てたのではないでしょうか。

この柔道を見ても感じますが、
今回もあれとあれは金メダル確実だから、金メダルは全部でいくつ・・・などと、
あんまり過度に期待をかけるのもどうかなと思います。
実力があっても、過去、五輪という大舞台の中で、
過度のプレッシャーに押しつぶされ、
その実力を十分に発揮できないで終わってしまったケースが何度もあったからです。

たとえば、1回戦であっさり負けてしまった男子60級の平岡拓晃選手などは
その典型といえます。
あまりに簡単に負けてしまったものだから、
口さがない連中は、代表選考会の規定などどこへやら、
「あれなら野村を出していたほうがよかった」なんて言い出す始末。
平岡選手も日本に帰ってくれば、
いたたまれぬほどの針のむしろが待っているといえます。

♪人に勝つより 自分に勝てと いわれた言葉が 胸にしむ・・・
かつて、東京オリンピックの柔道の無差別級の決勝で、
オランダのアントン・ヘーシングに破れた
故・神永昭夫氏を取材したことがありました。
負けてはならない、負けが許されない五輪の大舞台で、
ぶざまな1本負けを喫した神永選手は、
オリンピックの直後にヒットしたこの美空ひばりの「柔」を聞くたびに、
泣けて泣けて自殺がしたいくらいの心境だったと語っていました。

とはいえ、いずれにしても真に力のある選手というのは、
いかにプレッシャーが強くとも
それなりに結果を出せる、出してくれるに決まっています。
プレッシャーに打ち勝つこと自体が実力だからです。

明日以降も日本選手の活躍に期待しましょう。



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