“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

自立の難しさと大切さ

2009年02月23日 20時28分32秒 | Weblog
東京は冷たい雨の1日でした。
こういう日は花粉があまり飛ばないから楽でいいやと思ったら、
満員電車の中で傍らの男性が
手にしていた漫画雑誌で顔を覆いつつ、クシャミの連発。
すると、周辺のみんなが思わず顔をそむけているうちに、
つられて(?)か、花粉をもらったのか、
僕まで「ヘクション!」とクシャミを一発。
うううう、早く駅に着かないかな・・・と気まづい気分でした。

さて、本日の午前中に鑑定にいらしたアラサーの女性は、
「なんだか私はいま転機が来ているような気がするんですけど・・・」
ということで相談に見えました。

この方の命式を見ると、非常にカンの鋭い方・・・
ご自分でも大きな運気のうねり、流れの変化が知覚できるのでしょう。
たしかに10年ごと大運の変わり目にあります。

ただし、子丑の年運天中殺の真っ只中で動くに動けない状態です。
実際、派遣の仕事の中で、この先の人生を遠望しつつ、
どうすべきか考えあぐねているようでもあり、
それをして僕のところに足を向けさせたのでしょう。

答えは簡単です。
天中殺明けを待って、なるべくすみやかにご両親からの自立、
親離れをはかるべきです。

もともと父星、母星がないだけに、
もっと早く親元を離れ、
外の世界に、自分の進むべき方向性を示してくれる
よりどころを探しに飛び出していくべきなのです。
いえ、それはなにも親との縁を切れと
言っているわけではありませんよ。
親との距離、スタンスのとり方の問題です。

ましてや子丑の天中殺グループの人は、
外の世界に出て自分なりの生き方を始めるものなのですから・・・

手相を見ても、生命線と知能線が大きく離れた大胆で行動型のタイプ。
それが出来ないはずはありません。
それなのに、親元でぐずぐず(?)ぬくぬく過ごしているうちに、
どんどん運気の流れに置いてきぼりを食ってしまうというわけです。

そんな話をかれこれ2時間・・・
とりあえず天中殺明けに動けるように、
まずはじっくり自分の進むべき方向を定め、
そのための準備を図るようにとお話しました。

そうこうして、「う~ん、それでわかってもらえたかな」と思ったら、
夕方、その彼女から「頑張ってみます」というメールが来ました。
嬉しかったです。
僕の説明が少しでも通じ、お役に立てたのであれば・・・
また、ぜひ来て下さい。
その時は、楽しいあなたの将来の夢を聞かせて下さい。


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