“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

天中殺は惜しみなく愛犬を奪う!

2008年02月20日 14時05分00秒 | Weblog
天中殺という言葉を聞いたことがありますか?
誰でも必ず12年周期の中で2年間、天中殺が回ってきます。
この天中殺の時期には、(個人差はありますが)運気が低迷し、
天が味方をしてくれない状態が続くのです。
たとえば、僕のように仕事上の大きな落し穴が待っていたり
時には愛するものが奪われてしまったり・・・

トルストイは『愛は惜しみなく与う』と言いました。
それに対して、有島武郎は、
『愛の表現は惜しみなく与えるだろう。
しかし、愛の本体は惜しみなく奪うものだ』
と言いました。
僕に言わせると、『天中殺は惜しみなく愛を奪う』
いや、さしずめ今回は『天中殺は惜しみなく愛犬を奪う』といったところでしょうか。

もともと2年間の天中殺の期間を見る時、
1年に2ヶ月ずつの月運天中殺の時期とともに、
その入口と出口の時期は特に注意が必要だとされています。
だから、戌亥の天中殺である僕は、2月4日の天中殺明けを前に、
去年の10月以降は特に、その業火の末期の残り火のような天中殺の甚振りに
注意をしていたのです。

不謹慎な話ですが、もし我が身にふりかかる不幸に思いをはせたとき、
まず考えたのは老齢の母のことでした。
天中殺はその棹尾の災禍として母を奪い去っていくのでは?・・・と。

ところが、天中殺が奪っていったのは、母ではなく、愛犬のサクラでした。
サクラ(パグ/♀)享年10.

「おめでとう!」の声も新しい今年の1月1日、突然、食欲が落ち、
2日に立てなくなり、3日の朝、急逝。
今年の年賀状の中でカメラに向かって無邪気に首を傾けていたあのサクラが、
年賀と訃報の両方のメッセンジャーになるなんて!
それはまさに疾風が駆け抜けたような正月三が日でした。

そのショックが残り、癒えず、
事務所設立に燃えていた僕に急ブレーキが・・・
正直1週間は、仕事も何も手に付かない状態で、
友人知人に“訃報メール”を送ることくらいしかできないありさまでした。
その時、叫んだ言葉が、“愛犬 ヘルプ ミー!”・・・うーん、25点かな。

明日は、渋谷に誕生した事務所についてのあれやこれ。


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