本日7月12日、東京・芝の増上寺で安倍晋三元総理の葬儀が営まれる。
私は学年は違えど安倍氏と同じ1954年(甲午)の生まれだけに、
今回の銃撃事件による安倍元総理の死に人一倍大きなショックを受けた一人である。
同時に、多くの方々から…
安倍さんはなぜ亡くなったのか?
安倍さんはああいう凄惨な死に方をする運命だったのか?
安倍さんの死をどうとらえているのか?――などの問い合わせを受けた。
そこで、私なりに今回の安倍元総理の死についての見解をまとめてみたいと思う。
安倍元総理はなぜ亡くなったのか? なぜ死ななければならなかったのか?
まず率直に言って、私の勉強不足を恥じるところではあるが、
今回の安倍さんの事件がなぜ起こったのかを明確に説明することはできない。
後天運から見て安倍さんは年運天中殺ではなかったし月運天中殺でも日運天中殺でもなかった。
また、年運や月運、位相法などから見ても、
安倍さんの身に突発的に何かが起きる日だったと断じる材料も見つからなかった。
ならば、なぜ? なぜ安倍元総理は非業の死を遂げなければならなかったのだろう?
私はこう考える…
安倍晋三(1954年9月21日生まれ/享年67)
◇ 庚 癸 甲 禄存星 天恍星
申 辰 酉 午 龍高星 石門星 玉堂星
酉 ――――――― 天印星 調舒星 天将星
天 戊 辛 己
中 乙 丁
殺 癸
安倍さんの陽占の中央の星は和合の星・石門星。
社交的で人をまとめる力があり、組織を集団で守る星。
その石門星と中年期の従星・天将星とのマッチングは、
強いリーダーシップを持つ政治団体や宗教団体のトップを意味する星の組み合わせである。
ところが、安倍さんの宿命には生月中殺があり、
陽占のこの石門星が中殺されてしまっている。
つまり、本来交わりたくない人とも和合してしまい、
守りたくとも守り切れないという中殺現象がでてしまう。
こうした安倍さんの命式は狙撃犯・山上容疑者の
「母親が宗教団体にのめり込み恨みがあった。団体と元首相がつながっていると思ったから狙った」
という今回の犯行の動機についての供述をどことなくなぞっているように思えてならない。
そして、もうひとつ、安倍さんの《大運》にこそ今回の事件につながる大きな要因があると考える。
それは2020年に総理大臣の職を辞した安倍さんは、
なぜ昨年の総選挙に出馬したのか?
なぜ政界を引退しなかったのか?――という思いである。
《安倍晋三・大運》
(初旬) 6歳~甲戌 禄存星・天堂星 天剋地冲 害 大半会
(2旬)16歳~乙亥 司禄星・天胡星 △ △ △
(3旬)26歳~丙子 車騎星・天極星 半会 破 冲
(4旬)36歳~丁丑 牽牛星・天庫星 破 半会 害
(5旬)46歳~戊寅 龍高星・天馳星 △ △ 半会
(6旬)56歳~己卯 玉堂星・天報星 害 天剋地冲 破
(7旬)66歳~庚辰 貫索星・天印星 律音 支合 △
安倍さんの大運は(初旬)(2旬)に【甲戌】【乙亥】という日座中殺干支が回り、
(初旬)の位相法に〈天剋地冲〉と〈大半会〉があることから
(3旬)から(8旬)まで《大運天中殺》が二段、三段に積みあがった60年大天、
ある意味一生にわたって非常に仕事運が伸びやすい形状をしている。
そんな安倍さんは1954年9月21日、
当時毎日新聞の記者であった安倍晋太郎氏の次男として生まれた。
子供の頃からどちらかというとおとなしい真面目な少年だったというが、
(初旬)の禄存星大運(2旬)の司禄星大運と、
愛情と財に恵まれた暮らしの中で安倍さんは順調に成長し大人になったといえるだろう。
そして、《大運天中殺》が稼働する26歳からの(3旬)の10年間は車騎星大運がめぐり、
真面目でおとなしかったという安倍さんの性格が一変して積極的に行動するようになったといえる。
さらに36歳からの(4旬)に出生大運・牽牛星大運が巡ることで、
ついに安倍さんは父の跡を継いで衆議院議員に初当選。
本人にも自信が生まれぐんぐん地位と名誉を築いていく10年間となる。
ちなみに安倍さんの父・晋太郎氏は“政界のプリンス”といわれ
「ポスト竹下」の最有力候補であったが、
1991年、総理の座を目前にして膵臓がんのために志半ばでこの世を去った。
安倍晋太郎(1924年4月29日生まれ/享年67)
◇ 戊 戊 甲 車騎星 天報星
申 寅 辰 子 車騎星 牽牛星 司禄星
酉 ――――――― 天貴星 貫索星 天南星
天 戊 乙 癸
中 乙 癸
殺 癸
さて、ここでぜひ注目してもらいたことがある。
実は、安倍さんの(5旬)の龍高星大運に巡っている大運干支は
なんと父・安倍晋太郎の日干支と同じ【戊寅】なのである。
これはいったい何を意味するのか?
――おそらく安倍さんは(5旬)の【戊寅】の10年間に入った時から、
あたかも【戊寅】の父・晋太郎氏の総理への執念が乗り移ったのかのようになり、
晋太郎氏の思いと二人三脚で総理総裁の座を目指して躍動しはじめたのではないだろうか?
その願いが叶い、ついに2006年、52歳にして安倍さんは自民党総裁となり
父が届かなかった総理の座を手中に収めたのである。
しかしながら、総理となった安倍さんの(6旬)玉堂星大運の位相法は害+破で、
常に体調不良と背中合わせ。
安倍さんの総理としての激務はその評価とは裏腹に多くの代償を生んできた。
そしてポイントは次である。
その次に巡る66歳からの(7旬)の大運干支【庚辰】は
奇しくも安倍さん自身の日干支と同じ【庚辰】、
つまりここは〈西方律音〉なのである。
〈西方律音〉はもうひとつの道ができ、新たなスタートを切る時である。
ということは、本来であれば、
ここで(5旬)より20年間、父・晋太郎氏と一体となって歩んできた生き方から分かれ、
本来の〈安倍晋三〉のまったく違った別の道を歩みはじめるべきではなかったかと思う。
はからずも私は安倍さんがまだ総理の地位にあった2020年2月28日のブログでこう綴った。
『そして、66歳の誕生日から始まる次の(7旬)目の大運は
自立・独立を意味する貫索星大運になるのと同時に、
奇しくも大運干支の【庚辰】が安倍さんの日干支の【庚辰】と同干同支、
つまり律音(りっちん)の状態になっているので、
ここからの安倍さんの人生は新たなもう一つの人生を歩み始める10年となるはずです。
ということは、おそらく66歳、7旬目の大運からの安倍さんは
この国の総理、もしくは国会議員の職に固執することもなく、
意外とあっさり政界から足を洗って引退し
別のお役目へと転身をはかるのではないかと思うのです。』
聞けば、安倍さんは「引退したら居酒屋のオヤジになりたい」と言っていたという。
私はこれは彼のホラや冗談ではない本音だと思う。
石門星は友と群れる星――ならば功成り名を遂げた安倍さんではあるが、
66歳で引退しておとなしく隠居するよりは、
野に下りて居酒屋でもはじめるのも、
ある意味石門星の安倍さんらしい生き方だったのではないだろうか。
いずれにしても、もしあの時、安倍さんが宿命通りに別の道に進んでいたら…
これはればたらの結果論になってしまうかもしれないが、
今回の事件は防げたかもしれないと思わざるを得ない。
しかし人生は意識しなければ、いや意識してもなかなか宿命通りには生きられないものである。
ただ今回のような凄惨な最期を遂げるという結末が待っていたとすれば、
あの時安倍さんにもうひとつの生き方を選んでほしかったと思う。
同じ甲午生まれの安倍晋三元総理のご冥福を心よりお祈りしたい。
さて、『渋谷の父ハリー』では、通常の対面鑑定、メール鑑定のほか、
skype、zoom、Facrbook、LINEなどによるオンライン鑑定も承っております。
いずれの鑑定を希望される方もお気軽に下記のホームページからお問い合わせください。
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私は学年は違えど安倍氏と同じ1954年(甲午)の生まれだけに、
今回の銃撃事件による安倍元総理の死に人一倍大きなショックを受けた一人である。
同時に、多くの方々から…
安倍さんはなぜ亡くなったのか?
安倍さんはああいう凄惨な死に方をする運命だったのか?
安倍さんの死をどうとらえているのか?――などの問い合わせを受けた。
そこで、私なりに今回の安倍元総理の死についての見解をまとめてみたいと思う。
安倍元総理はなぜ亡くなったのか? なぜ死ななければならなかったのか?
まず率直に言って、私の勉強不足を恥じるところではあるが、
今回の安倍さんの事件がなぜ起こったのかを明確に説明することはできない。
後天運から見て安倍さんは年運天中殺ではなかったし月運天中殺でも日運天中殺でもなかった。
また、年運や月運、位相法などから見ても、
安倍さんの身に突発的に何かが起きる日だったと断じる材料も見つからなかった。
ならば、なぜ? なぜ安倍元総理は非業の死を遂げなければならなかったのだろう?
私はこう考える…
安倍晋三(1954年9月21日生まれ/享年67)
◇ 庚 癸 甲 禄存星 天恍星
申 辰 酉 午 龍高星 石門星 玉堂星
酉 ――――――― 天印星 調舒星 天将星
天 戊 辛 己
中 乙 丁
殺 癸
安倍さんの陽占の中央の星は和合の星・石門星。
社交的で人をまとめる力があり、組織を集団で守る星。
その石門星と中年期の従星・天将星とのマッチングは、
強いリーダーシップを持つ政治団体や宗教団体のトップを意味する星の組み合わせである。
ところが、安倍さんの宿命には生月中殺があり、
陽占のこの石門星が中殺されてしまっている。
つまり、本来交わりたくない人とも和合してしまい、
守りたくとも守り切れないという中殺現象がでてしまう。
こうした安倍さんの命式は狙撃犯・山上容疑者の
「母親が宗教団体にのめり込み恨みがあった。団体と元首相がつながっていると思ったから狙った」
という今回の犯行の動機についての供述をどことなくなぞっているように思えてならない。
そして、もうひとつ、安倍さんの《大運》にこそ今回の事件につながる大きな要因があると考える。
それは2020年に総理大臣の職を辞した安倍さんは、
なぜ昨年の総選挙に出馬したのか?
なぜ政界を引退しなかったのか?――という思いである。
《安倍晋三・大運》
(初旬) 6歳~甲戌 禄存星・天堂星 天剋地冲 害 大半会
(2旬)16歳~乙亥 司禄星・天胡星 △ △ △
(3旬)26歳~丙子 車騎星・天極星 半会 破 冲
(4旬)36歳~丁丑 牽牛星・天庫星 破 半会 害
(5旬)46歳~戊寅 龍高星・天馳星 △ △ 半会
(6旬)56歳~己卯 玉堂星・天報星 害 天剋地冲 破
(7旬)66歳~庚辰 貫索星・天印星 律音 支合 △
安倍さんの大運は(初旬)(2旬)に【甲戌】【乙亥】という日座中殺干支が回り、
(初旬)の位相法に〈天剋地冲〉と〈大半会〉があることから
(3旬)から(8旬)まで《大運天中殺》が二段、三段に積みあがった60年大天、
ある意味一生にわたって非常に仕事運が伸びやすい形状をしている。
そんな安倍さんは1954年9月21日、
当時毎日新聞の記者であった安倍晋太郎氏の次男として生まれた。
子供の頃からどちらかというとおとなしい真面目な少年だったというが、
(初旬)の禄存星大運(2旬)の司禄星大運と、
愛情と財に恵まれた暮らしの中で安倍さんは順調に成長し大人になったといえるだろう。
そして、《大運天中殺》が稼働する26歳からの(3旬)の10年間は車騎星大運がめぐり、
真面目でおとなしかったという安倍さんの性格が一変して積極的に行動するようになったといえる。
さらに36歳からの(4旬)に出生大運・牽牛星大運が巡ることで、
ついに安倍さんは父の跡を継いで衆議院議員に初当選。
本人にも自信が生まれぐんぐん地位と名誉を築いていく10年間となる。
ちなみに安倍さんの父・晋太郎氏は“政界のプリンス”といわれ
「ポスト竹下」の最有力候補であったが、
1991年、総理の座を目前にして膵臓がんのために志半ばでこの世を去った。
安倍晋太郎(1924年4月29日生まれ/享年67)
◇ 戊 戊 甲 車騎星 天報星
申 寅 辰 子 車騎星 牽牛星 司禄星
酉 ――――――― 天貴星 貫索星 天南星
天 戊 乙 癸
中 乙 癸
殺 癸
さて、ここでぜひ注目してもらいたことがある。
実は、安倍さんの(5旬)の龍高星大運に巡っている大運干支は
なんと父・安倍晋太郎の日干支と同じ【戊寅】なのである。
これはいったい何を意味するのか?
――おそらく安倍さんは(5旬)の【戊寅】の10年間に入った時から、
あたかも【戊寅】の父・晋太郎氏の総理への執念が乗り移ったのかのようになり、
晋太郎氏の思いと二人三脚で総理総裁の座を目指して躍動しはじめたのではないだろうか?
その願いが叶い、ついに2006年、52歳にして安倍さんは自民党総裁となり
父が届かなかった総理の座を手中に収めたのである。
しかしながら、総理となった安倍さんの(6旬)玉堂星大運の位相法は害+破で、
常に体調不良と背中合わせ。
安倍さんの総理としての激務はその評価とは裏腹に多くの代償を生んできた。
そしてポイントは次である。
その次に巡る66歳からの(7旬)の大運干支【庚辰】は
奇しくも安倍さん自身の日干支と同じ【庚辰】、
つまりここは〈西方律音〉なのである。
〈西方律音〉はもうひとつの道ができ、新たなスタートを切る時である。
ということは、本来であれば、
ここで(5旬)より20年間、父・晋太郎氏と一体となって歩んできた生き方から分かれ、
本来の〈安倍晋三〉のまったく違った別の道を歩みはじめるべきではなかったかと思う。
はからずも私は安倍さんがまだ総理の地位にあった2020年2月28日のブログでこう綴った。
『そして、66歳の誕生日から始まる次の(7旬)目の大運は
自立・独立を意味する貫索星大運になるのと同時に、
奇しくも大運干支の【庚辰】が安倍さんの日干支の【庚辰】と同干同支、
つまり律音(りっちん)の状態になっているので、
ここからの安倍さんの人生は新たなもう一つの人生を歩み始める10年となるはずです。
ということは、おそらく66歳、7旬目の大運からの安倍さんは
この国の総理、もしくは国会議員の職に固執することもなく、
意外とあっさり政界から足を洗って引退し
別のお役目へと転身をはかるのではないかと思うのです。』
聞けば、安倍さんは「引退したら居酒屋のオヤジになりたい」と言っていたという。
私はこれは彼のホラや冗談ではない本音だと思う。
石門星は友と群れる星――ならば功成り名を遂げた安倍さんではあるが、
66歳で引退しておとなしく隠居するよりは、
野に下りて居酒屋でもはじめるのも、
ある意味石門星の安倍さんらしい生き方だったのではないだろうか。
いずれにしても、もしあの時、安倍さんが宿命通りに別の道に進んでいたら…
これはればたらの結果論になってしまうかもしれないが、
今回の事件は防げたかもしれないと思わざるを得ない。
しかし人生は意識しなければ、いや意識してもなかなか宿命通りには生きられないものである。
ただ今回のような凄惨な最期を遂げるという結末が待っていたとすれば、
あの時安倍さんにもうひとつの生き方を選んでほしかったと思う。
同じ甲午生まれの安倍晋三元総理のご冥福を心よりお祈りしたい。
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