“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

ベテラン漫才「おぼんこぼん」〝歴史的和解”の算命学的分析!

2021年10月12日 08時10分11秒 | Weblog
お笑いのダウンタウンが司会を務める
TBSの『水曜日のダウンタウン』というヴァラエティ番組で、
かねてより不仲が噂されていたベテラン漫才コンビ「おぼんこぼん」のふたりが、
こぼん師匠の娘さんの結婚式を機会に
“歴史的和解”をするという放送を見て不覚にも号泣してしまった。

私よりも5歳年上の「おぼんこぼん」のふたりとは
仕事の場で一、二度顔を合わせたことがある程度で直接の親しいつきあいはない。
が、実は浅からぬ因縁がある。

もう40年以上前のこと、当時放送作家志望の大学生だった私は、
港区の霞町(西麻布)にあるテレビの制作会社に通い
放送作家の先輩たちのアシスタントの仕事をしていた。

この制作会社ではテレビ番組以外に
東京・赤坂のレストランシアター「コルドンブルー」の舞台の制作も行っていた。
この「コルドンブルー」の舞台で
連日漫才を始めとする
ボードビルを見せていたのが若き日の「おぼんこぼん」のふたりで、
僕も何度か勉強のためにその舞台を覗かせてもらった。
「おぼんこぼん」のふたりが普通のしゃべくり漫才にとどまらず
楽器の演奏や器用にタップを踏んだりできるのは、
この「コルドンブルー」時代の経験が生きているからで、
この舞台を踏み台にして
彼らは日本テレビの『お笑いスター誕生』で
10週勝ち抜きのチャンピオンとなって人気を得た。
ちなみに「おぼんこぼん」の後を継いで
「コルドンブルー」の舞台に立つようになったのが
若き日の「とんねるず」のふたりである。

そんな経緯もあり、懐かしい思いとともに今回の「仲直りの始末記」を見た。
もともと「おぼんこぼん」のふたりは大阪の福島商業高校(現:履正社)の同級生で、
1965年にコンビを組んでからもう56年になる。
いわば気の合う親友同士のコンビなので仲が悪かろうはずがない。

しかし、ふたりの命式を比べて見ると意外なことがわかった。


おぼん(1949年2月2日生まれ/72歳)

  癸 乙 戊      牽牛星 天禄星
子 亥 丑 子  石門星 車騎星 貫索星
丑 ―――――  天将星 鳳閣星 天南星
天 壬 己 癸
中 甲 癸 
殺   辛


こぼん(1948年12月24日生まれ/72歳)

  癸 甲 戊      牽牛星 天将星
申 未 子 子  車騎星 貫索星 貫索星
酉 ―――――  天庫星 調舒星 天禄星
天 己 癸 癸
中 丁 
殺 乙


おぼんさんの陽占の中央の星は車騎星、こぼんさんの中央の星は貫索星。
車騎星と貫索星は〈相剋〉の関係、
車騎星のおぼんさんは行動力があって積極的で自分の思う通りに事を進めていこうとするが、
貫索星のこぼんさんは自分なりの論理とこだわりがあり、
絶対に自分のやり方を変えない頑固者、
それだけにちょっとした意見の食い違いから険悪な関係になってしまうことがある。
つまりこのふたりは本来性格的にはぶつかりやすい間柄なのである。
では、なぜ「おぼんこぼん」は56年間も一緒にやってこれたのか?
――それはこのふたりをつなぐ“縁”が非常に深く強かったからだ。

このふたりの場合性格的には相手を不快に思うところがある一方、
お互いの陰占を見るとふたりの“縁”の強さにびっくりする。
おぼんさんの生日干支が【癸亥】なのに対し、
こぼんさんの生日干支は【癸未】
――ふたりは《大半会》といって
お互いを踏み台にして大発展する深く強い”縁”で結ばれた関係なのである。
“縁”が深いからこそ、“縁”が強いからこそ、
お互いがお互いの行動や性格に気に入らない点はあっても
55年もの年月離れずにやってこられたといえる。
それは毎日げんかをしながらも別れない、
仲が良いんだか悪いんだかわからない夫婦みたいなものだといえるかもしれない。

ふたりは10年ほど前から漫才協会の理事の選挙をめぐって不仲が表面化したという。
しかし、それでもふたりはコンビ解消をすることもなく不仲のまま漫才を続けてきた。

そんなふたりがなぜ今回のような騒動~結末になったのかというと…
実は、おそらくこぼんさんがいま天中殺だからだと思われる。

不仲のまま壊れそうで壊れない
靄っとした状態が続いていたふたりを仲直りをさせよう
――というお節介な(?)番組企画が持ち上がること自体、
それは一種の天中殺の災いといえるのではないだろうか。

そして、案の定、天中殺の中で始まった仲直り企画は、
かえってすぐにでも解散~引退という
一触即発の火に油を注ぐような事態を作り上げてしまった…

しかし今回こぼんさんの娘さんの結婚式を機会に奇跡が起こり
“歴史的な和解”が成立した! 
そこにはふたりを取り巻く家族や仲間たちの熱い思いと愛情があったからこその結果であろう。

ただ、不穏なことを言って申し訳ないが、
まだ来年の2月3日まではこぼんさんの天中殺が続くし、
天中殺がどんなことを引き起こすか、
それなりの用心をしておいたほうが良いと思う。

ちなみに『水曜ダウンタウン』の司会を務めている
ダウンタウンのふたりもいま天中殺である。
そのためか毎年大みそかに『NHK紅白歌合戦』を脅かすほど視聴率を取っていた
『ガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』が
なぜか今年休止になることが発表された。

では、このダウンタウンはなぜ天中殺といえども
ふたりの関係に亀裂が入ることもなく一緒にいられるのか?
――実はこのふたりにはおぼんさん、こぼんさん以上に
実に深い不思議な”縁”があるのだが、それは又のお話。


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