グレード

月曜日は　　グレード・グレード・グレード。　

　夏休みで融通が利くからと、生徒達を朝から
　　　呼び出し、ピアノグレード試験の曲決め。
　午後は駒込でのハーモニカ師範グレード審査
　　　委員会で、これからのグレードについての話し合い。
　そんな中、先日、受けた生徒のАちゃんの
　　　ヤマハ指導グレード合格報告があって・・

教室の生徒達が、ほとんど、毎年のように
受けているピアノグレードは学習者グレード。

発表会などと同じで、それに向けて練習する
過程に重点が置かれます。　

それと違って、ハーモニカグレード、Ａちゃんが
受けた指導グレードは指導者が受けるグレード。

Ａちゃんは優秀でしたが、かなりのハイレベル。
楽典だけでなく、その場で移調して弾いたり、
歌ったり、聴音や伴奏付けなど、何項目にも
渡った試験です。

それに比べて、ハーモニカのグレードは・・
あまりに程度が違いすぎて、ある意味、難しい。　

それは音楽に関わる出発点が違うのですから
当たり前なのかもしれませんが、指導者グレード
なのですから、少しづつ変えていくべきかな？と・・

　気がついたらなっていた「グレード審査委員」。

最初は私のような者で？と不安でしたが、
乗りかかった船・・次に向かってお役に立てる
よう頑張りたいと思います。　

少し、涼しい日だったので早く着いたからと
「旧古河庭園」まで散歩しました。　　　
綺麗なバラ園も花はなく、広い庭園は私、一人。

昔の良さを生かして、現代に通用するように
伝承していく・・
明治時代の庭を眺めながら、ハーモニカ（複音）
の今後に想いを馳せたひと時でした。