あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

鍼って痛くないのですか?

2021-10-28 22:26:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは🌞今日も気持ちの良い秋晴れでしたね。
昼休みに、ベランダ栽培の野菜の土づくりをしましたが、
陽射しが強く、汗ばむほどでした‼️

さて、表題に書かせていただいた
「鍼って痛くないのですか?」という疑問をお持ちの方々が多いので、
当院の鍼治療について書かせていただきます。

当院の治療は、脈診流経絡治療です。
これは、患者さまのお体の様子を拝見して(主として脈診ですが、
四診と言ってさまざまな観点から診断に結びつけています)、
どこにアンバランスが生じているのかを診断したうえで
鍼治療を行っています。

実はこの鍼治療で行っているのが「気の調整」です。
「気」というのはエネルギーそのものです。
目には見えませんが、膨大なエネルギーを持っています。

病気から元気へ
やる気が出ない状況から本気へ
嫌気から好気へ
弱気から強気へ

他にも、電気、寒気、熱気など数え上げればキリがないほど
気のつく言葉は目には見えませんが、エネルギーそのものだということを
ご理解いただけるのではないでしょうか?

この目に見えないものを動かすスイッチが、全身に張り巡らされた経絡にある「ツボ」
にあります。WHOで公認されているだけで361個だと言われていますが、実際には
それ以上あるのです。経絡は気の通り道です。この通り道で
少し流れの悪くなっているところの流れを調整するのが
脈診流経絡治療の特徴です。ですから、心地よく感じることはあっても
痛みを感じることはほとんどありません。

病症によっては、血流不全のある部位に、鍼の刺激を利用して
血流改善を促す治療もございますが、髪の毛よりも細い鍼を使用していますので
心配なさるような痛みはございません。
雑誌などで見かける、身体中に何本も鍼が刺さっている状態(置鍼といいます)
の治療法もございますが、当院では行っておりません。

鍼治療に対するイメージが変わったのではないでしょうか?

痛む部位に鍼を刺して治療を行う方法もございます。
鍼を刺したまま電気をかける治療法もございます
鍼を何本も刺したまましばらく時間を置く治療法もございます
症状別に、治療するツボが決まっている治療法もございます
そもそもツボではなく、神経や筋肉を目標に鍼を刺す治療もございます
痛いからこそ効く!という治療もございます

どれもこれも鍼治療です。

ひとくちに鍼治療といってもいろんな方法があるのです。

当院の治療は、脈診流経絡治療です。
痛くない鍼、心地よいお灸 です。

今日のトップ画像は、私の娘が生後8ヶ月頃の治療中の画像です。
つかまり立ちしかできない頃でも、鍼が気持ちが良いので
やってくれと言わんばかりに身体をまかせていたものです。
鍼が痛くないということをお伝えできればと思います。




コメント
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