20代後半から見たコミケ

ま、また２週間も空いた・・・。
ともあれ行って参りました、夏コミ。今回は３日目のみ参戦です。
久々にキツかった・・・。本っ当に酷な暑さでした。男性も当たり前のように日傘を差してましたね。
３つの大手のうち、１つは売切れ。ほとぼりが冷めてから中古屋で買うしかないね。
まあ、一人で10時半到着だと、シャッターサークルは２つが限界かなあ。
他はだいたい買えたので、良しとしましょう。全身汗まみれで帰還致しましたが。

私ももう27歳なので、コミケ参加者としては高年齢層に当たる・・・と思います。
そのせいか（いや昔から口うるさいけど）、もう毎回毎回気になって仕方ない点がたくさんあるんですよ。
カートが邪魔とかとにかく臭い奴がいるとか、まあそのへんもですが差し当たって深刻なのが、
・子連れ参加
・徹夜組
この２つ。これらがコミケ開催を脅かす最大の癌ではないでしょうか。

子連れ参加についてはもう、スタッフもサークルも他参加者もどぉぉおにもできないとこでして、
本人たちがしっかり自覚し、自制するしか防ぎようがないんですよね。
何が恐ろしいってあれ、要するに
自分の欲望>>>>>>>>子供の健康＋子供の教育＋親としての倫理＋身内への迷惑＋他人への迷惑
ってことでしょう。生活必需品じゃないんだから、無理して買いに来る必要はない。
今日もシャッターサークルの行列（つまり屋外）の中、
子供「喉かわいたー、ジュース買いに行こうよー」
父親「これ並び終わってから！　わがまま言わない！」
わがまま言ってんのはてめえだよ。
いいからもう列抜けてジュース買って、そのまま帰れよ!!と、私だけでなく他の参加者達も思ったらしく、
一斉に凄まじいガンが父親に向かって射撃されました。無意味でしたが。
あんっな、大人でも倒れるような我慢大会に子供を参加させるな！
中学生以下は、保護者同伴問わず入場禁止。これを強く希望します。

そして徹夜組。
正直、これもただ呼び掛けるだけでは減らないと思います。徹夜しないと手に入らない物があるうちは。
楽しんでいる人も少しはいるでしょうが、冷静に考えて、真夏に野宿なんて普通やりたくないですよ。
徹夜して手に入れる物と同じ物がほぼ同額で通販できたら、当然徹夜なんかしませんよね。
しかし人気サークルほどそれをやってくれない。（特に男性向けサークル）
何故か、というと、
①ノベルティを多数扱うので通販は面倒
②商業作家なので、同人誌通販は禁じられている
特に②が大きい。
「イベントで売るのはいいけど、書店委託は禁止」という意味不明なルールを掲げている会社があるんですよ。
で、そういう作家さんは当然人気も高いので、どプレミアがつくと。
徹夜組がいるから始発で並んでも買えなくて、買えなかった人が次回から徹夜組になり、延々その繰り返し。
これ、主要サークルのみ特別通販強制で何とかならんでしょうか。
各種書店ではなく、コミケット側で事前or事後通販を行う。
各日の人気トップ30程度のサークルから品物を徴収、販売。取り扱いの難しいノベルティは禁止。
通販のシステム構築、人件費諸々、そして「強制」であること、を考えると強引な手段ではありますが、
徹夜組を本当に何とかしたいなら、これくらいは視野に入れていいのではないかと。
行列が短くなれば、その分、熱中症で倒れる人も減るわけですしね。

まあこうしてつらつら書いてたら思いのほか長くて自分にヒいたわけですが、
それでもスタッフの皆さん、今年もありがとうございました。あの暑い中、私にはできません。尊敬します。