『乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-』 Navel
感想が遅くなりましたが、もちろん、7月のプラチナスターズ発売前にコンプしておりました。
大人気シリーズ『月に寄りそう乙女の作法』のスピンオフ、のファンディスク。
人気があって続編がたくさん出るだけに、だんだんややこしくなってきた感はありますね…。
・シナリオ 50~60点
やや低めですが、ボリュームの少なさを加味した点数を付けさせていただきました。
スピンオフである『乙女理論とその周辺』で明確に攻略対象として扱われていた、
妹のりそな、天才メリル、令嬢エッテの三人分のルートが用意されています。
りそなルートは非常に好評、メリルは地味ながらまあ良し、エッテルートはなかったことに…
というのが巷の評価だったため、気合入れてエッテルートを書き直すぜ!
というのが今回の主題。
気張っただけあって、エッテルートアナザーは
つり乙らしい、ギャグありシリアスありの良質なドラマに仕上がっていたと思います。
ただ、りそな・メリルは当然のように、前作の続きをちょろっと見せてくれただけ。
ファンディスクらしい値段ならそれでも納得しますが、何故かこれはフルプライス。
ヒロイン1人+サブヒロイン2人、程度のボリュームでは物足りなさが強く残ります。
はっきり言って、エッテは一人でメインを張らせるほどの人気キャラではないし…。
しかしやはり、主人公含むメインキャラ・大蔵家の抗争・雰囲気など、
元々の設定が優れているので、大した話の動きがなくても眺めているだけで楽しいです。
特に、エッテルートで長く絡むことになるアンソニー。
男性のサブキャラであるにも関わらずあの出張り方、そして好感度の上げ方。
さすがつり乙シリーズ、と思わせてくれる爽やかな読後感でした。
・グラフィック 30~40点
少ない!
そもそもシステム周りも立ち絵も使いまわしなのに、1枚絵が少なすぎるよ!
一人につき数枚、もちろんHシーン込みで。
特に西又先生のHシーン原画がもう…言葉にならないクオリティで…。
りそなアフターの最後にちょろっと、ルナ様&朝日が並んで微笑むカットがあり、
そこで何とか救われました。
・音声 50~60点
ほとんど使いまわし、あと少しだけアレンジ&新曲。
OP曲も、今までのものに比べると、記憶に残りづらいように感じました。
声優陣も続投です。
皆さん演技が安定しているので、ここはそのままで嬉しい。
・システム 60~70点
前作と同じく、快適です。
総評
つり乙が好きだから買うけど、このボリュームでフルプライスはない。
1枚絵をちょこっと足すだけ、あとはシナリオ以外ぜーんぶ使いまわし!
…で8,800円は駄目です。
定価4,800円でいいくらいなんじゃないかと。
つり乙界の女王・ルナ様のルートがないこともあり、
このシリーズでは最も凄まじい値崩れを起こしたタイトルです。
半年も延期しておいてこれでは、せっかく築いたユーザーとの信頼関係を脅かしかねない。
つり乙キャラはみんな大好きなので、続編もどんどん出していただきたいのですが、
次回はもう少し頑張ってほしいところ。
メディア展開も期待しております。
感想が遅くなりましたが、もちろん、7月のプラチナスターズ発売前にコンプしておりました。
大人気シリーズ『月に寄りそう乙女の作法』のスピンオフ、のファンディスク。
人気があって続編がたくさん出るだけに、だんだんややこしくなってきた感はありますね…。
・シナリオ 50~60点
やや低めですが、ボリュームの少なさを加味した点数を付けさせていただきました。
スピンオフである『乙女理論とその周辺』で明確に攻略対象として扱われていた、
妹のりそな、天才メリル、令嬢エッテの三人分のルートが用意されています。
りそなルートは非常に好評、メリルは地味ながらまあ良し、エッテルートはなかったことに…
というのが巷の評価だったため、気合入れてエッテルートを書き直すぜ!
というのが今回の主題。
気張っただけあって、エッテルートアナザーは
つり乙らしい、ギャグありシリアスありの良質なドラマに仕上がっていたと思います。
ただ、りそな・メリルは当然のように、前作の続きをちょろっと見せてくれただけ。
ファンディスクらしい値段ならそれでも納得しますが、何故かこれはフルプライス。
ヒロイン1人+サブヒロイン2人、程度のボリュームでは物足りなさが強く残ります。
はっきり言って、エッテは一人でメインを張らせるほどの人気キャラではないし…。
しかしやはり、主人公含むメインキャラ・大蔵家の抗争・雰囲気など、
元々の設定が優れているので、大した話の動きがなくても眺めているだけで楽しいです。
特に、エッテルートで長く絡むことになるアンソニー。
男性のサブキャラであるにも関わらずあの出張り方、そして好感度の上げ方。
さすがつり乙シリーズ、と思わせてくれる爽やかな読後感でした。
・グラフィック 30~40点
少ない!
そもそもシステム周りも立ち絵も使いまわしなのに、1枚絵が少なすぎるよ!
一人につき数枚、もちろんHシーン込みで。
特に西又先生のHシーン原画がもう…言葉にならないクオリティで…。
りそなアフターの最後にちょろっと、ルナ様&朝日が並んで微笑むカットがあり、
そこで何とか救われました。
・音声 50~60点
ほとんど使いまわし、あと少しだけアレンジ&新曲。
OP曲も、今までのものに比べると、記憶に残りづらいように感じました。
声優陣も続投です。
皆さん演技が安定しているので、ここはそのままで嬉しい。
・システム 60~70点
前作と同じく、快適です。
総評
つり乙が好きだから買うけど、このボリュームでフルプライスはない。
1枚絵をちょこっと足すだけ、あとはシナリオ以外ぜーんぶ使いまわし!
…で8,800円は駄目です。
定価4,800円でいいくらいなんじゃないかと。
つり乙界の女王・ルナ様のルートがないこともあり、
このシリーズでは最も凄まじい値崩れを起こしたタイトルです。
半年も延期しておいてこれでは、せっかく築いたユーザーとの信頼関係を脅かしかねない。
つり乙キャラはみんな大好きなので、続編もどんどん出していただきたいのですが、
次回はもう少し頑張ってほしいところ。
メディア展開も期待しております。