『NANOHA The MOVIE 1st』 感想

いやー観てきましたよ、なのは劇場版。思ったほど混んでなくって助かりました。
鑑賞３回特典も配布終了してたので、もうファンの皆さんは行き尽くした感じなのでしょうか・・・。
・・・あ、友達にご飯奢るの失敗しました・・・。奢らせてくれなかった・・・。ジュース止まりでした・・・。
一応、公式サイトはこちらから。
以下、感想です。ネタバレなし。（テレビシリーズその他は全く観てません）

最初に言わせてもらおう、DVD出たら購入する気満々ですが構いませんね！！
あのね・・・本当に面白かったし、感動したし、萌えました。

まずですね、わたくし根本的に勘違いしてました。
セーラー○ーンやプリ○ュアのような、「小さい女の子向けなのに大きなお友達が食い付いちゃったアニメ」だと
思ってたんですよ。これ、元からオタク向けなんですね。Wikipediaにあるように、
「まだ魔法少女ものらしさを残していたテレビ版から、アクションシーン主体の作品へと変化している」
せいもあるんでしょうが、こっ恥ずかしい少女漫画的なノリよりもオタク向けな燃えが圧倒的に勝っています。
おそらく、要所要所のみを抜き出したので日常シーンが大幅にカットされたのでしょう。
少女向けの魔法少女バトルというと、フワフワ～した呪文を唱えてキラキラ～と敵が消える、ってな
なんとも緊張感も説得力もないものを想像しますが、『なのは』はむしろメカバトルに近いんですよ。
このへんやっぱり、オタク男性をターゲットとした作品ならではですね。
変身解いてもちゃんとお互いがわかるしねw　
「幼女萌え～ハァハァ」というよりは、「なのは頑張れ！ 何とかフェイトを救ってやってくれ！」という感じ。

特に終盤は感動シーンが多く、もうほんと危なかった。表面張力でもってた正直。
映像と音楽によって作りあげられる臨場感が素晴らしく、あっという間に2時間強経ってしまいます。

不満な点を挙げるとすれば、人物の顔ですね。
全員おんっなじ顔してますよね。
いや、なのはとフェイトあたりの顔が酷似しているのはまあいいとして、男性キャラまで同じなのはどうよ・・・
デッサンが崩れがちで、見ていて不安になる点もマイナス。劇場版くらい頑張ってほしいところ。
古くからのファンの方々はあれで満足されてるんだろうか・・・

そして、キャラ。
予想していた通りフェイト派でした。
そして予言していた通りなのは×フェイトにハマりました。
謎が多く表情の変化も乏しかったフェイトが、ラストでなのはに向けてあの微笑・・・。
君達はお互いに頬を染めすぎです。そら百合同人誌もわんさか出るわ。

テレビシリーズ全てのDVDを集めるのはキツいですが、これ１本なら買えます。早く発売しておくんなさい！