例のアレの続き

ここんとこ誰も楽しくない投稿と続けてしまったので、例のアレの続き。
個人的ギャルゲのベスト３とか。
今回は、好感の持てる主人公ベストというピンポイントなとこを攻めてみる。

１位　高村仁　　（『パルフェ』）
バランスが良く、「なっさけねー」とも「かっこつけすぎ」とも思わず自然とプレイできました。ツッコミも上手。
また何よりも、女の子を「可愛い！」と思うポイントが非常に私と合っており、今までで一番感情移入しやすかった。
大学生ながら「店長」をこなそうと奮闘する姿も好印象。
ギャルゲ主人公らしくモテモテですが、
この店でバイトしてたら、女の子は仁を好きになっちゃっても仕方ないんじゃないかと。
だって、頑張ってるしね。
明日香ちゃんシナリオでの「了解」も良かったし、何よりも里伽子に対しては非常に健気ですね。
主人公に「健気」っつーのも何かアレですが、ファンディスクの『里伽子抄』見ると特にそう思う。
よく頑張った仁・・・お前になら里伽子を任せてもいい・・・！！

２位　”お兄ちゃん”　　（シスタープリンセス）
名無しというか、何というか・・・お兄ちゃんですね。
お兄様だったり、兄くんだったりしますが、わたくしのマイシスターは白雪なので、にいさまと名乗りたい所存。
安売りワゴンの中にあった中古のシスプリ・・・そこから私のギャルゲー史は幕を開けた。というか道を誤った。
つまり初の美少女ゲームプレイだったわけですが、一番意外だったのは”お兄ちゃん”のキャラクターですね。
「ギャルゲーの主人公ってこんなにいい人なんだ！」って思いました。
12人の妹に対して、非常に優しく面倒見がいい。
妹たちの慕い方はもちろん異常ですが、でも傍目から見てもいいお兄ちゃんだと思います。
ちっちゃい妹には「お馬さん」になって遊んであげるし、年頃の妹には「最近きれいになったね」って褒めてあげるし。
そんなお兄ちゃんの人柄もあって、シスプリって慣れちゃうとすごく癒し系です。ほのぼのします。

３位　衛宮士郎　　（『Fate/stay night』）
これ「好感度ベスト」だから３位ですが、単純に「主人公ベスト」だったら士郎がぶっちぎりで１位です。
何故かって、とにかく作り込みが素晴らしいんですよ。
『Fate』のヒロイン達はみんな精神面・肉体面ともに士郎より遥かに強く、終盤まで彼は守られっぱなしで通します。
しかし、これっぽっちもカッコ悪くない。とんでもない「人の良さ」と、凄まじい「信念」で立派に主人公を務めます。
このへんがまた『Fate』のすごいところで、これってつまり、新しいヒーローの形なんですね。
女性の方が能力も高いし気も強いんだけど、でもそれとは違った形で男のしての「強さ」を示そうじゃないかと。
ＰＳ２版では杉山某（『NARUTO』のサスケとかやってる二枚目系担当声優さん）が声を充てていて、
よけいギャルゲ主人公っぽくなくなりましたが、まあ元々感情移入できるようなキャラじゃないし、よかったんじゃないかな・・・。
「―――この道が。今までの自分が、間違ってなかったって信じている」
主人公の台詞をリピートして聞くことになろうとは思わなかったよ。
率直に言って、いい男ですね。「なんでこんな奴がこんなにモテるんだ」的理不尽さは微塵もありません。


さー頑張った。偏ったチョイスになったがまあ仕方ない。
今度はワースト主人公でも書くか・・・