ひぐらしのなく頃に・感想

もおおお～なんだよおおお!!
前回の投稿から一ヶ月たっちゃうだろ!!
藤花も時間できたのだろうし、何かしら落としてくださいよ。
そんなわけでこないだクリアした『ひぐらしのなく頃に』感想。

『ひぐらしのなく頃に　祭』
PS2版の公式はこちら。
超絶有名な同人ゲームのコンシューマ化ですね。同人ゲームはWin用。
既にノベル（アンソロ）、コミック、アニメ、ドラマCDなどメディア展開しまくっている本作ですが、プレイすると理由がわかるね。
なんでって、面白いから。
キャラはこれといって魅力を感じませんが、まあ萌え系じゃないし。
むしろ、背景はしっかりしているのに、緑や紫の髪のキャラを入れてしまうのはもったいないような。
オリジナル版では、シナリオライターがそのまんまキャラデザをやっていたので、仕方ないですね。ちなみにこんな感じ。
これだけのシナリオが書けて、なおかつ絵もプロ並みだったら人間としておかしいから。

PS2版の絵は、これがベストだったように思います。
原作信者の方から見てどうかはわかりませんが、竜騎士07氏ご本人も仰っていた通り、
あれじゃあ商業用として成り立たないでしょう。
rato氏の絵は見ていてふつうに可愛いけれど、それでいて萌え系すぎず、
サスペンス的なイベントCGはめちゃくちゃ怖い。絵は満点ですね。
肝心のシナリオですが、まあアルケミスト制作の部分は可も不可もなく、という感じで・・・。
あとはみなさん仰っているように、解答編が出題編の面白さに見合っていない。
盥回し→綿流し→暇潰し→目明し→祟殺しとやっているうちはむちゃくちゃ面白かった。特に目明し編。
その後は真相がわかるにつれて萎えていきました・・・。
皆殺し編なんてダルくて仕方がなかった。ああいうのをあそこまで長々と書けるのはすごいと思いますが。

ただ、売れるのもわかりますが、アンチが生まれるのもわかるんですよ。
「正解率１％」とか銘打ってあれだけ期待させる出題編出して、あれでしょ。
たとえばミステリで、密室の謎解きを「犯人は幽霊でした。てへ☆」って言われたら殺意を覚えますよね。それとほぼ同じ。
最終編でなんか、目の前に迫る銃弾に絶望してると「それで諦めるの？」とか人外に言われるんですよ。
素で戸惑う。じゃあスタンドか何か使わせろって思う。

この物語の締めは、オカルトと根性論です。
それを承知の上でプレイすれば、文句ナシに名作だと思います。