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日々の便り

男女を問わず中高年者で、暇つぶしに、居住地の四季の移り変わりや、趣味等を語りあえたら・・と。

十五夜の名月に思いをよせて

2022年11月27日 04時20分52秒 | 青い山脈

 戦後、焼野原で小学校を終えて以後、食糧難・就職難・肺結核・など過酷な試練をなんとか潜り抜け、晩年に至や大腸癌に遭遇し医師に余命3ケ月と宣告されたが奇跡的にアノマリーで生き延びてきて、幸か不幸か判然としないまま86歳を迎えた。 
中秋の先日の宵、越後平野は珍しく晴れて、神々しい名月を”これが人生最後の十五夜か”と思いつつ手をあわせた。 名月を拝してこんなに神妙な気持ちになったのも生まれて以来初めてだ。 壮年時代アポロのニュウスを見て感動したが、その時は科学的な感動だけで、今回のように純粋に宗教的な感動に揺さぶられたのは、正に老いてゆく者の自然な宿命のなせる業と思った。
 「歴史は巡る」と言われるが、最近の時局ニュウスを新聞・TVで視聴するに
 ① アメリカの保護主義優先 ②韓国の孤立的な民族主義 ③東欧の極右主義の台頭 ④中東の宗教的対立 ⑤英離脱問題 等
なかでも、米中の貿易関税問題→通信覇権問題→中国の構造問題と発展する政治的対立は、根本的には国家体制のイデオロギーに由来し、結局は世界経済を不確実性と追いやり、やがては1930年初頭の大不況の再来へと勝手に危惧してやまない。
 人類の積み重ねてきた”知恵”を忘れ、戦争の愚かさを知らず机上の空論に踊らされいる”知識”のみの世代が悲しい。

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花冷え

2022年03月29日 09時39分12秒 | 青い山脈

 4月に入ったとゆうのに、越後の春は、連日、日中気温10℃以下で超高齢者(86)には体調維持に神経を使う。
先月中旬以降、15℃前後の日々が続き、例年より1か月早く訪れた小春日和に心がなごみ、今となっては唯一話し相手の盆栽を、ベランダに出して施肥して日光をぞんぶんに浴びさせ、「これが最後の春かなぁ~」と語りかけながら日向ぼッこを楽しんだが、今日あたり細雪が舞う冬に逆戻りし、慌てて盆栽を部屋にしまいこんだ。

 元号が発表されたが、難しい文学的説明はとても理解できないが、気候のせいか体感的に”冷える”感じを覚えた。
諺に”男は過去を追い女は現実を追う”と言うが、昭和8年生まれの身には、戦中・戦後の物資欠乏時代でも、山の彼方の夢を追いかけた時代(結果は奮闘むなしく宝くじ同様、本当に夢で終わってしまった・・)が懐かしく回想される。

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老いのつれずれ(3)

2022年03月11日 03時32分59秒 | 青い山脈

 いやはや、「寅歳」とはいえ、あまりにも干支の予測が見事に実現し驚いている

昨年の豪雪がトラウマになり。毎日天気予報を見ては降雪におののいて過ごしていたが、幸い87歳の身には過酷な屋根の雪下ろし作業をせず「ヤレヤレ」と胸をなでおろして、やっと2月を無事過ごしたが外ではすごいことがおきている

1月5日の「株価暴落」、昨年来の「変異株の感染拡大」、FRBの金利引き上げ・資産縮小の「金融引き締め」、と
些細な額ではあるが認知症予防と多少の小遣い稼ぎで楽しみの投資も、先行き不透明で心が揺らぐ日々であるが、これにとどめを刺すように、ウクライナ問題が世界を取り巻き、露に対する経済.金融制裁の続出で露の信用不安もさることながら、西側も経済的に大きな影響を受けることは容易に理解できる

 果たして、この問題が何時どのような形で結着するか。。。人間の死者第一号の知見に富んだ閻魔大王も困惑し神様仏様のみが知りうる、今世紀最大の問題と思慮する
 普段、信仰心に乏しい我が身であるが、そう遠くないうちに訪れるであろう遥かなる旅路で閻魔大王に呼び出され前に知りたいと念願するのみだ

 

 終戦の苦しみを味わった身、二度目は御免だ!!    南無阿弥陀仏
 

 

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老いのつれずれ(2)

2022年01月31日 08時07分59秒 | 青い山脈

 毎年のことながら、年初の1月は他の月に比べて長く感じる。年々老化が進み日常に変化が乏しくなっているため

か?
 然しながら、今冬は連年に比べて寒気が停滞し、身近なところで灯油の消費が昨年の倍で、原油の高止まりで仕方ないが、食品など生活必需品などの買い物の外出回数をへらして、家計の均衡を保っている。
 老いの身では寒さが何よりの大敵で、罹患した時の医療費を考えれば、避寒対策は最大の生活防衛策と思う。
 幸い、今冬は降雪が少なく、今日現在、屋外累積約1m屋根上約25㎝で、昨年同期に比し除雪費の出費がなく大助かり
だ。 報道では除雪作業員が少なく関係者が苦慮しているとのこと、あれこれ考えると、このまま厳しい寒気は耐えるとしても大雪は勘弁してほしいと願うばかりだ。

 さて、気候とは離れて外部環境を顧みると年初からすざましい1月だった。 「寅年」の格言よろしく新常態をはぐくむ
胎動を思わせる大きな変化の月だった。 ニュウスから拾った事象を並べると
 ①オミクロン株の感染拡大 ②経済の複合リスク(米金融政策の不透明.不安定・ウクライナ問題) ③岸田内閣の空虚さ
 これらは、中国が国威をかける北京五輪のゼロ.コロナ対策による無難な経過をえて諸政策の実施で、春4月頃には落ち着いた環境が整備されるのではないかと、長い人生行路の経験則から秘かに願っている。
 貧困に耐えても静かな老いを過ごしたい 

 

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老いのつれずれ

2022年01月13日 08時58分09秒 | 青い山脈

 遂に満89歳を迎えた。 長寿は果たして良いものか、何気なくフト考えこむことがある。

かえり見れば、戦中戦後の貧困の時代をさして苦にもせず、ひたすら”青い山脈”の歌に乗せられて遠くに望む越後山脈の峰を眺めて、いつかは夢を実現できると思いこみ、今日この頃の厳寒吹雪を見るにつけ、豪雪の中を夜間高校に通った青春時代を懐かしく思いださせる。
 当時とは生活環境が異なるとはいえ、本朝も7時半に小規模の群れをなして、本日から学校が始まる小学1年生を見て、果たして彼はどんな夢を心に描いているのだろうかと、しみじみ考えさせられた。
 ここ越後の北の山沿いの小さな部落でも、昨年の今頃は、家が倒壊するのではないかと日々降雪を見て心を悩ませたが、今年は、報道では連日大雪警報が発せられているが、不思議なことに当村では降雪があったが間もなく消雪し、今日現積雪もなく大助かりだ。
 それでも、経験則から地球温暖化からは逃れられず、いずれは昨年同様に豪雪い見舞われることだろう。

 今年の干支は「壬寅」。解説によれば「壬」は、冬と植物の内部に種子が生まれる状態。「寅」は、春と草木の発芽を表すとされ、「厳しい冬を超えて芽吹く」といゆ意味合いをもつとされる。更に株式「格言」では、「虎は千里を行って、千里を戻る」「人事・新常態に大きな変化をもたらす」と言われている。
 まさに、4日の大発会は、新規資金の流入で日経が500円超えて大暴騰し、本年は幸先良いともてはやされたが、翌5日にはFRBの議事録公開で金融正常化の前倒し観測から暴落したのには絶句した。
 今年は、参議院選挙アメリカの中間選挙・それに伴う政局を巡る人事、コロナ感染拡大と経済減速・米中対立激化・露のウクライナ問題・中国の党大会,人事、経済減速等、思慮すれば、やはり大きな変化が想起される。

 これらの影響が、老いの日常生活に影響されることが無いように願うばかりだ。

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老いのつれずれ

2021年10月26日 10時29分59秒 | 青い山脈

 老いの先走り。と、最近周囲から言われることが多くなったが、いったん気になるととどめがない

文明の行き着くところかもしれないが、二酸化炭素の大量派出に起因する気候温暖化の果て、やがて訪れる今冬も、気象台の長期予報によれば、ラニーニャ現象で偏西風波動が原因でシベリア寒気団が南下し、北陸.信越方面は豪雪とのこと

 昨冬は、1~2月は、屋根の雪下ろし2回(いずれも建設業者に依頼)・雪道の凍結により老妻の転倒骨折入院に伴う3日おきの通院・竹林の倒竹の整理と、振り返ると87歳の我が身としてはよく頑張ったと思う
 厳寒は仕方ないとしても、豪雪に伴う道路の寸断・迂回など日常生活に影響が出ると思うと、老いの単身生活で今からやりきれない思いがする

 ついでに記すと、総選挙。 内政に良し悪しはあるとしても、現在、国際的に発言.行動できる政治家は独のメルケル首相と並び安倍晋三氏を除いては、いないと思うが、どうだろうか?
 また、小室さんの結婚を巡る各種民間の報道機関.雑誌。報道の自由を盾にして少し行き過ぎている、と思うがどうだろうか? 
 代理人と称する、一人の週刊誌の記者に振り回されいる滑稽さ・・

 なかには、弁護士・大学教授などの、わかり易く理解できる記事を拝読して、この世で良識の存在を確認し、心が救われる
 成田空港で、小室さんの搭乗する航空機をみて、はしゃいで放送するTVを見ると、いくら金儲けとはいえ、政治と民間放送の劣化はおびただしい気がすが・・・

 長生きも考えもんだ!!

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この気候たしかに変だ

2021年07月05日 01時11分20秒 | 青い山脈

 齢88歳。 人とのつきあいが苦手で越後の山奥に移住して5年目。 戸数30軒の小さなで、なんとか高齢な人々と話し合える段階にまでこぎつけて、日常生活も精神的に楽になり念願がかなった。 しかし、若い人たちは皆町場に出て仕事をしており、いぜん顔も見ない有様だ。 米作以外現金収入がないでは、農業年金なんて雀の涙程度で仕方ない。
共済年金で暮らす我が身は恵まれいる方で、これ以上何も望まない。

とは言っても、最近の気象は確かに変だ。
東海地方の人達にとっては誠に不謹慎な話だが、6月半ばころから降雨がなく、毎朝晩、白く乾いたた小さな畑に水まきが、当初は唯一の健康管理と黙々と励んでいたが、20日も過ぎた頃からは苦痛を帯びてきたが、とうきびや枝豆・里芋・大根などをみるにつけやめる訳にはゆかない。
 これが、気候温暖化と身近に感じる。 書いているうちに大雨が降ってきた。水くれから解放されホットしたが、山の麓だけに小さい川の増水が気になり、また、心配の種がふえた。 これが、独り身で生きている確かな証拠だ・・・。 


 

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雨後の筍

2021年04月25日 10時03分30秒 | 青い山脈

 ” 雨後の筍 ”とはよく言ったものだ
 齢88歳 人生の大半を都会で過ごして言葉としては生半可に覚えていたが、余生を閑静な田舎に求めて山間のに転居し、今冬の豪雪になやまされ、老人にわ余計な仕事と悔やみながら、50本位の倒れた竹の後始末に悪戦苦闘した
 4月に入り周辺の山並みが残雪に輝き麓が緑に染まりはじめたころ、竹林周辺の敷地に筍が頭を出し始め、中頃になるとその数が増し竹林が広がるのを恐れて、毎朝、彼らの頭を鍬で切りながら南無阿弥陀仏と心に唱えながら整理するのが日課
になってしまった
 たまに食料調達に町に出てスーパーによると、筍が1本400~500円してるの見て驚き、飽食の時代とはいえ、戦後
の食糧難を経験した我が身には、朝の日課が罰あたりに思えてくる今日この頃である

 

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豪雪に想う

2021年02月06日 02時35分57秒 | 青い山脈

齢88歳。越後の北、山麓に暮らす東京育ちの住人。
まだまだ予断を許さないが、1月から2月初めにかけての豪雪・寒冷は、昨夏の酷暑から想像して厳しいものになるとは予想していたが、予想を超えるはど
すざましかった。
 石川.富山など北陸各県、なかんずく上越の豪雪被害は毎日のニュウスにながれいたが、我がふるさとも
これに劣らず一晩で屋上1mを超す降雪で、老齢で一人暮らしの身では除雪もできず毎日家屋倒壊を心配していざとゆうときに備えて避難準備の用具もそろえた。
 村当局も心配して人不足のなか業者を紹介してくれ、1週間後ようやく屋根周辺部のみ除雪しくれ難をのがれた。
 記憶をたどれば、戦後、豪雪で有名な魚沼に疎開して電信柱の頭をなでて中学に通ったころ、公務員として勤め始めた昭和32年ころの業務そっちのけの連日各家の除雪作業に追われた青年時代に次ぐ、今冬の豪雪である。
 都市にくらべ小さい村のことでニュウスもならないが。。。
 俗に「介護へき地」と揶揄される山村で暮らす身では酷暑は凌げても冬季の厳しさは、加齢とともに
健康と安全は最重要課題であると痛感した。

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あわただしい季節の変化

2020年09月21日 04時19分29秒 | 青い山脈

気候温暖化に起因する例年にない酷暑と巡り来た暴風雨で、気が休まる日のない夏だったが、九州の豪雨による災害・米西岸の連続した大規模山火事・シリアの森林火災などが強く印象に残る。

 ところが、北越後では、今冬の厳寒・豪雪を暗示するかのように、9月20日以降、気温が急激に低下し(これが例年並みなのか?)19℃~26℃と晩秋を思わせるほど肌寒く感じる日々が続いている。

 庭のヤマブキも咲き稲刈りもほぼ終えた風景を眺めて過ごしていると、慌ただしくめぐる季節の変化に老躯が追い付いていけるかチョッピリ不安になった。

 

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