齢88歳。越後の北、山麓に暮らす東京育ちの住人。
まだまだ予断を許さないが、1月から2月初めにかけての豪雪・寒冷は、昨夏の酷暑から想像して厳しいものになるとは予想していたが、予想を超えるはどすざましかった。
石川.富山など北陸各県、なかんずく上越の豪雪被害は毎日のニュウスにながれいたが、我がふるさとも
これに劣らず一晩で屋上1mを超す降雪で、老齢で一人暮らしの身では除雪もできず毎日家屋倒壊を心配していざとゆうときに備えて避難準備の用具もそろえた。
村当局も心配して人不足のなか業者を紹介してくれ、1週間後ようやく屋根周辺部のみ除雪しくれ難をのがれた。
記憶をたどれば、戦後、豪雪で有名な魚沼に疎開して電信柱の頭をなでて中学に通ったころ、公務員として勤め始めた昭和32年ころの業務そっちのけの連日各家の除雪作業に追われた青年時代に次ぐ、今冬の豪雪である。
都市にくらべ小さい村のことでニュウスもならないが。。。
俗に「介護へき地」と揶揄される山村で暮らす身では酷暑は凌げても冬季の厳しさは、加齢とともに
健康と安全は最重要課題であると痛感した。