サンノゼ徒然草

米国はカリフォルニア在住の主婦の覚え書き。子育て、趣味、サンノゼでの暮らしのことなど。

ぺんぎん食堂 in 中国

2008-07-27 16:13:15 | 料理レシピ
縁あって、今日から毎週土曜日に自宅で中国語の個人レッスンをさせていただくことになりました。

中国語を教えるのは大好きなので、とても楽しかった! また、生徒さんがすごく熱心で飲み込みも早く、どんどん中国語を紹介できるので、これから毎週土曜日の楽しみが増えました。

久しぶりに中国のことをたくさんお話して、私が使っていた教科書を紹介したりもしたからか、生徒さんが帰られた後、中国時代の生活がふと走馬灯のように頭をよぎり、中国時代も、友人達にお夕飯を振舞っていたことを思い出しました。

当時、中国の大学は全寮制を採っており、留学生も中国人学生も寮に住みます。食事は、そこに併設されている学生食堂で摂るか、食事を買って自室や外で食べるなどの選択肢があります。ただ、値段や品質の問題で(笑)、自炊をする留学生も少なくありません。数人で一緒につくり、アメリカで言うポットラックのように持ち寄って楽しむことも多々ありました。

私もその例にもれず、自炊をしたり、友人達と一緒にそれを楽しむことが少なくなかったのですが、日本食は比較的好評で、インドネシアやタイから来ていた私のルームメイト達は、私の作る食事をとても気に入ってくれていました。

そこで始めたのが、週に一度、私の部屋で6,7人が集まっての夕食会。
もちろん、材料費も何もとらず、私がご馳走するというスタンスだったのですが、友人達はそれではあまりにだ、と食事後の片付けを分担してくれることに。

料理を作るときに一番楽しかったのは、やはり、どんな料理を作るといいかしら、こんな味はどうかしら、などとメニューを思い描くとき。また、出来上がった料理が納得の行く出来だと、これまた嬉しく、それを皆が美味しい、美味しい、といって夢中で食べてくれるのはこれまた幸せなひと時でした。

多国籍の友人が揃って食べていましたから、宗教上の問題で豚は使えない(イスラム教)とか、牛は無理(小乗仏教、ヒンズー教)とか、色々制約はありましたが、それもまた一興。とにかく、友人の喜ぶ顔を思い浮かべながら作っていました。

毎週、月曜日だったか、授業が終わると仕込みをはじめ、定時になると皆が集まってわいわいがやがや。留学生生活の中のよい思い出の一つです。

考えると、その人のことを思って、楽しみながら、愛情を込めながら料理する。
これが、料理の美味しさの秘訣かもしれません。
といって、私が作るのは本当に簡単な家庭料理で、簡単だからこそ毎日続けられる、といった程度なのですが。(笑) 

今の生活は、何となくそのときに似ている気もします。
友人同士、何かあると、何かなくても、気軽に集まってわいわいがやがや。Mr.Jと出会ったのがそんな中国時代だったこと、そのときの留学生仲間の数名はこのベイエリアに住んでいることも関係しているのかもしれません。

そんなことを思いながら、息子クンが昼寝をしてくれた間(今日は事情があって息子クンは一日中外出なし)に石鹸教室の準備を少しだけしました。
写真を撮ったり、レシピを作ったり。
写真を撮るのは好きなので、これまた楽しいひと時でした。

石鹸ブログの方にも、似たような、でも違う小道具・構図の写真を載せたので、よければ見てみてくださいね。

(写真:石鹸教室のレシピ用写真撮影の中の一枚)

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