サンノゼ徒然草

米国はカリフォルニア在住の主婦の覚え書き。子育て、趣味、サンノゼでの暮らしのことなど。

時は金なり

2008-08-31 16:46:15 | つれづれ
あっという間に8月も終わろうとしています。

最近、一日一日があっという間です。何をしていても早い。まだ数日ある、と思っていても気付かないうちに当日、ということも少なくありません。(笑)

学生時代にある教官が「後で、というのはやらないことと一緒です。やるときはそのときにやってしまうのが肝要。後で時間を作って整理や見直しをする、というのはやらないこと。そんなことはできないと思って行動しなさい。」とおっしゃったことがありました。

今、それをつくづく痛感しています。

ノーベル賞を受賞された湯川秀樹博士は、就寝の枕元にいつもスタンドライトとペンとメモを置いておられたそうです。それは、夜中でもアイデアが浮かんだらすぐに書き残しておけるように。朝起きたら、と思っていても忘れる場合がある。思いついたらすぐに書いておく。

国立音楽大学の作曲家・教育者であった岡本敏明先生は、いつも葉書をどこかに忍ばせていらしたとか。母は岡本先生に「葉書はご縁ですよ」と聞かされていたそうで、いつ、どこで?と思うほど、岡本先生はこまめに葉書をくだされたそうです。
だからか、母もいつも鞄には葉書や便箋が入っていて、ちょっとした時間があると手紙を書いていたように思います。少なくとも、母の鞄には必ずメモ用紙とペンが入っていました。

やはり、偉業を成し遂げる、たくさんの物事をこなす人というのは、そういった細切れの時間の使い方が上手であり、無駄にすることがないのだ、と思います。

私もアメリカに引っ越してきてから、鞄の中に便箋と切手を貼った封筒を入れておいた時期がありました。バスの待ち時間(こちらでは路線によっては20分くらい待つことも少なくありません)や、ちょっとした外出先でのひと時にペンを走らせることがありました。
今はそれが絵本になりました。大抵、鞄の中に絵本を2冊入れておくのですが、バスの待ち時間やバスに乗っているときに、絵本は大活躍。ちょっとした親子の一コマを演出してくれます。(笑) 

ペンの一本も鞄には必ず入れるようにしていて、何かあるとレシートの裏でも、紙ナプキンでも、かならず書き残せるようにしているのですが。(笑)

どう使っても一日は24時間。「ちょっと待って」の代わりに、そのときにすぐに対応する。後でやり直しをしないことで作れる時間をもっと増やし、限られた時間を限られた時間以上に使えるようになりたいものです。

術後チェックと最近のスケジュール

2008-08-14 15:55:27 | 育児日記
コメント、なかなかお返しできなくてごめんなさい!
お蔭さまで、息子クンは術後一週間の耳状態チェックも無事クリアし、非常にいい状態という評価を頂きました。

肝心の聴力は、10月に再度検査をお願いする事に。
必須ではなかったのですが、念のため、です。

さて、8月ももうお盆ですね。あっという間だわ、入り盆はいつだったかしら、と思いながら、今日、母の遺影にお水だけお供えしました。そのうち、迎え火や送り火もする機会(余裕)があるのでしょうか?

この8月は、かなり充実しています。(笑)

月曜日は、息子クンの定例PG。最近、午前から午後に開催時間が変わり、夕方は自宅で過ごすようになりましたが、月曜日はほぼ息子クンを遊ばせて一日が終わります。

火曜日と木曜日は、朝8時半から外出。午前中は息子クンがデイケアにお世話になるので、その間は近くのファーストフードレストランでノートパソコンを使った仕事。午後は、彼が昼寝をしている間に家事か仕事の続き、夜は息子クンを遊ばせて寝かしつけて、やはり家事や翌日のお弁当作りでおしまい。

水曜日は、先週から始めた友人宅へのお夕飯仕込み(材料費+調味料費他は厚意に甘えて頂いています)と、家の片付けや洗濯を中心に。ホールフーズ(片道バスで20分位)での買い出しや、他の平日にできないことをフォローする日です。
お買い物は、大抵徒歩5分の中華スーパーや、徒歩10分の日本食スーパーで間に合うのですが、やはり、ときどき有機モノやデリ系を求めて出かけます。週末のファーマーズマーケットで新鮮な野菜を買うこともありますが。

金曜日は、やはり朝9時から外出。息子クンの美術クラスに出かけ、その後はそのまま定例PGに。大体夕方に帰宅します。あとはお夕飯やら一家団らんやらでおしまい。

土曜日は、朝9時過ぎにMr.Jが息子クンを音楽クラスに連れて行ってくれるので、その合間を利用してやはりパソコン仕事。午後に中国語レッスンをさせていただくこともあれば、石鹸の仕込みをすることもあります。
ホールフーズに行くこともあるかしら。この場合は、Mr.J運転による車での外出です。(笑)

日曜日は休息日。のんびりしながら一家団欒が大抵です。食材や雑貨品の買い出しに行くこともありますが。(笑)

今はこれの他に、石鹸教室が不定期に入ります。息子クンのお昼寝時間が講習時間になるように調整していますが、たまに彼のお昼寝時間外もあるので、まぁ、そこは適度に調整ということで。(笑)

後は、息子クンが夜9時には就寝なので、それ以降の時間でそれまでに終わらなかった家事をしたり(夜にお洗濯をして干してから寝ることも!)、気力があればパソコン仕事をしたり、やる気があるときは石鹸を仕込んだりします。

石鹸は幸せな気分のときにその気持ちを込めるように作りたいので、疲れているときは作りません。

ただ、パソコン作業は、やっぱり石鹸ほど気が張らない(薬品を使う訳ではないので)し、時間的制限もない(石鹸は温度や材料の状況で時間対応が異なる)ので、眠くなければ結構可能です。また、やっているうちに目が覚めてくることも。行き過ぎると、調子が出てしまって徹夜や午前様になることもあるのですが、今月はそこまではやってません。(笑) 

デイケアを利用することで、仕事に安心して集中できる時間がきちんととれるようになったこと、息子クンがデイケアでちゃんと色々な遊びや体験をできていることからの安心感が持てるのはラッキーなことです。

また、日々のスケジュールがかなりきちんとしているので、昔のOL時代のように、なぁなぁではなく、気がきちんと入った、限られた時間で対処しようというメリハリのあるタイム・マネジメントも徐々にできつつある気がします。

とにかく、いい感じです。






息子クン 初手術

2008-08-06 08:43:13 | 育児日記
無事、終わりました。

指示された朝6時45分に病院に入ったのですが、受付は7時15分頃、準備用ベッドに通されて事前チェックが始まったのは7時半頃でした。

息子クンの既往症や投薬・アレルギー歴、私たち両親の健康データを確認した上で、質疑応答、麻酔薬前の投薬、手術室へ彼だけが移動という形で進みました。

準備用ベッドでは子供向けアニメを放映中のテレビや、ボランティアの方からの新しいぬいぐるみが置いてあり、息子クンは待ち時間中はテレビに釘付けでした。
普段、テレビのない生活をしていますから(大きなテレビはあるのですが、番組契約をしていないため、大きなDVD再生機又はPCとなっています(笑))、それだけに夢中になっていました。

手術スタッフの準備ができ次第、麻酔技師(医師)が手術エリアの入り口の前で息子クンをさっと抱えて受け取り、そのまま彼は手術室、私たちは待合エリアへ。
手術エリアの前で涙にくれる親もいるようです。

待合室でMr.Jは持参した小説を、私は持参したアロマの本を読んで待とうとしたのですが、手術自体が30分ほどでしたので、本を読むか読まないかの間に私(母親)が呼ばれました。

息子クンは酸素吸入マスクをつけたまままだ寝ていた状態で、手術後のチェックと自宅での対応指示を受け、彼が自分で起きるまで待機。私が呼ばれてから20分ほどで彼は目覚めたと思います。

目覚める様子は普段と変わりなく、目覚めた後も特に普段と変わった様子はありません。(子供によってかなり騒いだり、いつもと違う状況がある、という説明も受けていましたが)
ただ、どうみてもお腹がすいている模様で(昨晩8時を最後に水も食べ物もなしでいましたから)、お腹がすいたという状況のべそ状態。看護婦さんからりんごジュースをいただくとすぐにご機嫌になりました。

そのまま病院で野菜・果物混合ジュースを買って与えると、それもごくごくと飲んでいます。りんごジュースと併せて、400mlは飲んだでしょうか。

自宅に帰ると今度は食事をせがみ、本来は全身麻酔もしているので、流動食から再開するのが常らしいのですが、普通にパンやおせんべい、納豆(大好物。自分でパッケージを開けてまで食べようとします)を楽しんでご機嫌に。

一通りお腹が落ち着くと、普段と変わりなく遊びに勤しみ始め、いつものお昼寝時間に自室のベッドに横たわると、泣く事もなくお昼寝に。

定時(2時間後)に少し泣いたものの、また寝に戻ったようなのでそのまま放っておいたら、またぐっすり。起きたときはいつものごとくぐずりかけました(寝起きが悪い)ものの、「桃があるよ?」と言ったとたんに「もも!もも!」と目がきら~ん! いっぺんに破顔、ベッドから降りてダイニングテーブルへ。

朝投薬された痛み止めなどもすべて切れているはずなのですが、本当に朝手術を受けたのか?というくらいの元気さと普通さで、安心やら感心させられるやら。今もご機嫌に走り回っていたと思ったら、神妙な顔で絵本を熟読中、と普段どおり。

痛み止めも準備していますし、今日・明日は注意深く様子を見守るつもりですが、
手術直後から食欲旺盛なのは、さすがわが息子というべきか。いずれにせよ、丈夫な息子に感謝しきりです。

Eco Soapからの大事なお知らせ

2008-08-04 15:02:24 | 手作り石鹸
アメリカ時間ではまだ8月3日の今日、Eco Soapの大事な発表をさせていただきます。
(実は今日は母の誕生日なのです。母への報告も兼ねて。)

詳細はいつものごとく、Eco Soap Diary - Natural Note on the Webに書かせていただいているのですが、2008年9月より、Eco SoapはSavon Ecoとして活動を新展開させていただくことになりました。

石鹸の店頭販売を含め、色々新しいことを計画しており、夢も膨らんでいます。それと同時に、シビアで大変なことも増えそうなのですけれど。(笑)

これからも、よろしくお願いいたします。

●Eco Soap Diary - Natural Note on the Web
http://ecosoapdiary.blog31.fc2.com/blog-entry-40.html

22ヶ月の息子クン近況

2008-08-04 14:52:53 | 育児日記
息子クンの育児ブログは18ヶ月目から止まったまま。今日でもう22ヶ月にもなる彼、いい加減に再開しないといけません。とりあえず、今日はこちらで簡易報告。

息子クン、先週の木曜日から、デイケア(託児所)通いを始めました。

8月中だけの予定ですが、週に2~3時間ほどを2回、午前中にお願いしています。
自宅近所のとてもよいデイケアを紹介していただいて、バス通いでも片道20分ほど。デイケア付近に図書館があり、そこでサイト構築の仕事をしてそのまま息子クンのお迎えをして…の予定だったのですが、何とその図書館が息子クンお迎えの時間に開館ということがわかり、代わりに近所のファストフード・レストランで仕事をして、初めてのデイケアは終わりました。

預けに行ったときは、すぐさまおもちゃに夢中になり、私のことは眼中にない様子。
迎えに行ったときは、私を見て笑顔で駆け寄ってきたものの、抱っこをしてあげると同時に少しべそを。丁度お母さんを恋しがって泣いている男の子がいて、その子に触発されてべそをかいてしまったようなのですが、初めての2時間のデイケア中、ほとんどの時間は笑顔で元気に遊んでいたそうです。

私もその2時間で仕事に集中することができ、充実感。また、自分がいかに息子に神経を使っているかも再認識。(笑)
 
親子ともども、夫々の仕事に夢中になることができる時間が持てるのはとてもいい感じです。また、毎日や一日中ではなく、「たまに」というのがいいですね。

さて、その息子クン。中耳炎を数多く発症してしまったため、鼓膜に管を入れる手術をすることになりました。

先週、29日にその手術の前準備としての聴力検査があったのですが、一般の彼くらいの年頃の子供が反応する0~30デシベルの音が全く聞こえてないことが判明。聞こえていれば、という考えもあったのですが、やはり手術は決行です。

明後日、5日に朝7時に病院へ行き、手術です。心配はあるようなないような、ただ、この手術の後は、耳に常時穴が開いている状態ですから、彼の水遊びは気をつけてあげないといけません。耳栓をすれば大丈夫、という話もありますが、果たして耳栓をつけてくれるかどうか。水泳などは管が取れる(らしい)来年以降までお預けになるでしょう。

水遊びも水泳も大好きな息子クン。アパート構内にあるプールを見ると、いつも目はそこに釘付け。中に入りたい!とぐずることも少なくありません。

簡単な手術、と聞いてはいますが、1歳にして全身麻酔の手術を受けることも、その後しばらく水泳をさせてあげられないことも、かなりせつないです。

夏のお届けもの

2008-08-03 00:19:28 | つれづれ
最近、友人からお届けものを次々にいただきました。

しばらく日本に里帰りしていた友人から、懐かしい奈良の森奈良漬店のうりの奈良漬け! 9月まで賞味期限があるので、あまりの懐かしさと嬉しさに飾ってしまっています。(笑) 

奈良の奈良漬けなんて何年ぶりかしら! うり半分でも、大好きなので、開封したら一週間もたないかも。(笑) 食べてしまった後は、粕を再利用して黄瓜などを入れるとこれまたプチ奈良漬けが楽しめるので、一回で二度以上美味しいのです。

その他にも、ご主人がやってらっしゃる家庭菜園からとれたお日様と夏の香りのたくさん詰まったお野菜たち。匂いをかぐだけで心が癒されます。感動です。

とても素敵なお届けものをたくさん、どうもありがとう!

それから、昨日は別の友人からもお届けものが。

一昨日、ちょっとしたお惣菜を作ったので、産後間もないその友人宅へ、生まれたばかりの赤ちゃん用の有機ホホバ油と一緒に差し入れに届けたのですが、そのお礼にわざわざ出かけたついでに立ち寄ってくれました。
素敵なお礼状と一緒に、息子クンへの洋服や台湾や日本のお菓子、おしゃれな小物など、恐縮やら申し訳ないやら。私の方こそ、出産祝いをお届けするところをまだできていないのに!(汗) とても感激してしまいました。

夕方には、Mr.Jが社内便でこれまた別の友人からの桃のおすそ分けを。早速一個頂いたところ、まだちょっと若くて固い実でしたけれど、甘さは既に十分。桃が大好きな息子クンも「もも、もも」(大好きな故に「桃」という単語を覚えてしまいました!)と叫んで大興奮。美味しくいただきました。

また、先週には日本の友人からのメールで、「そろそろ差し入れを送ろうと思うのだけど、何かリクエストがあったら言ってね」、と。ありがとうございます。考えて、甘えさせていただきますね。

プレゼントもさることながら、「私に、私の家族に」と考えてくれる友人の気持ち自体に心が感謝と嬉しさで満たされて、ゆったりと明るい気分になります。

こんなちょっとした心の送り合い。これからもこんな温かい友人付き合いができますように。

皆さん、本当にありがとう!