サンノゼ徒然草

米国はカリフォルニア在住の主婦の覚え書き。子育て、趣味、サンノゼでの暮らしのことなど。

これから(2009年8月)

2009-08-27 17:26:52 | つれづれ
出産を無事終え、産後ほぼ2ヶ月が過ぎ、すべてに日常が戻ってきました。

私にとっての日常は、自分が健康で思う存分動ける状態のこと。 不本意ながら、妊娠中は行動がかなり制限される日々でした。ですが、もう(基本的に(笑))妊娠はありません。 産後の体の回復機能を利用したシェイプアップも最後のチャンスですし、自分が存分に動けるという前提で、これからの生活を組み立てていくことができます。

私の人生、これからは集中と選択の時期に入ります。

20代までは好きなことを存分にさせてもらってきました。 親の支えを存分に享受し、不安なことは何もなく、夢ばかり追っていた時代。

20代半ばからは中国留学を経て自分の世界観が広がった時代。自分がまったく見ていなかった分野や体験をすることになりました。

30代に入り、腰を落ち着けて自分磨きをするつもりでいたところ、両親が相次いで介護を必要な状態になり、他人事だと思っていた状況が自分の身の上に起きるという現実を学び、人生はエンドレスではないことを実感。

30代半ばで結婚によるアメリカ移民となり、新世界での結婚生活の開始。 この結婚で幸運だったのは、伴侶との友人付き合いが恋愛前でほぼ10年にいたっていたために、結婚による落差や違和感がなかったことと、中国留学の後でサンタクルーズに1年留学、その後も何かと訪米していたため、土地勘と交通網知識があったことです。異文化ギャップも最低限だったと思います。

30代後半で出産と育児。育児は40代に入っても続きますが、自分の体が自由にならない状況はないという前提(笑)で、これから自分が人生をどう終えたいか、何をしておきたいか、の締めに向けた時代に入っていくと考えています。

気が早いと言われそうですが、ここ数年、もう自分が時間を割くことができないであろう分野の蔵書を処分してきています。 時間が限られている以上、育児や石鹸という優先度合いが上のものが増えてくると、優先度合いが下位のものは、あきらめるにこしたことはないのです。

日本にいた頃、30代になったら、茶道や着付けといった日本女性の嗜みと正面から向かい合うつもりでいましたが、その機会を得ないままアメリカに来てしまいました。今日もたまたま電話で友人とその話題になりましたが、これからは、そういう部分に再度目を向けていきたい。

幸い、カリフォルニアでも、私の住んでいる地域では、そういう機会は少なくないようなので。

書道も始めようと思います。
母の親友の高田香坡先生が通信教育もやってらっしゃるというので、時期がきたら、とご相談させていただいたこともあったのですが、今回、お願いしてみようと思っています。まだ生徒を取られているとよいのですが。

 石鹸ビジネスも、昨年からほぼ開店休業中でしたが、色々アイデアを実現させていきたいです。

絵も続けていきます。 というより、ここ数年おざなりになりがちでしたので、カラー画や漫画を含め、自分の作品と思えるものをしっかりと定期的に描いていきたいです。

やっぱりアナログ

2009-08-27 17:12:27 | つれづれ
最近、音楽鑑賞?はネットでしています。

その中で…ネット上のサービスを利用して、一昔の音楽や映像を楽しむこともあります。今晩のヒットは大河ドラマ。(笑)

10年以上前の大河ドラマテーマは、曲は迫力があり、映像は勢いがあり、全体的に力強さが感じられます。

反面、最近の大河ドラマテーマは、どうこうというわけではないものの、やはりスケールがすっきりと収まっているような、画像(映像)はコンピュータグラフィックの簡易さであっさりしているような、なんか物足りない。

年、なんでしょうか?(笑)

先日、ふと、イラストボードを取り出してきて絵を描いて見ました。
下絵を描き、モデリングペーストでその上に下地を作り、リキテックス(アクリル絵具)で色を重ね、最後はパステルでポイント調整。

楽しかった! 
コンピュータ上で描く感触とはまったく別物で、描いている、という実感がありました。

ここ10年ほどはまともにカラー画などは描いていなかったため、ここ数年の間に購入した画材は問題ありませんが、学生時代に買ったリキテックスはさすがにそのいくつかが乾燥気味。カラーインクはほとんど駄目になっていて、処分。
幸い、乾きもののパステルや色鉛筆はまだまだ大丈夫ですが。

昨年、日本里帰り時に行きつけの銀座伊東屋に、スクリーントーンを買いに立ち寄ってびっくり。すっかり漫画関係の道具スペースが縮小され、トーンは販売されていませんでした。
コミックトーンやデジタル入稿のことは知っていましたが、こう目の当たりにすると少し寂しく感じます。

グラフィックソフトも所持していながら、どうしても使いこなすのに腰が重いのですが、先日、手で、筆を持って絵を描くことで、なんとなく理由がわかった気がします。

最新のお絵かき道具を使いこなせるように、という気持ちはあります。
ですが、触れないものよりも、手で触って感じられるものへの愛着がまだまだ強いようです。

大河ドラマのテーマ曲も、久々に視聴すると、交響楽のよさと同時に、その映像から、日本の味わい深さを感じます。
日本に戻って、そこにある風景を自分の目で見たくなります。

デジタルの良さを享受しつつ、アナログの魅力に浸りたい自分がいます。(笑)

戸籍謄本の取り寄せ(と近況)

2009-08-27 16:48:38 | 公的手続き
あっという間に8月も後半。
産後、こまめにブログを更新していたつもりでしたが、気づくとあっという間に一ヶ月が過ぎようとしています。(笑)

長男と次男のお世話は大変だと思わないのですが、妊婦中にあまりに何もできなかったため、家のことを始めたりしていると、ブログやメールは後回しになってしまいます。

二児の母になった特別な感想はこれといってなく(笑)、長男だけのときと同じように、子供は可愛いし、見ているだけで顔がほころぶし、「幸せ」の一言に尽きます。 また、次男が長男と同じように、よく飲み、よく寝てくれる親孝行な子で…一人目が楽だと二人目が大変な場合がある、と聞いていたのでどきどきしていましたが、楽といわれる長男以上に楽な次男で…いいんでしょうか。(笑)
妊婦中はやはりまったく何もできない体調になっていたので、プラスマイナス勘定をするならば、やっぱり、不思議ではないところなのですけれど。(笑)

子供の更なる話は育児編ブログに譲るとして、私自身の近況を。

まず、先々週あたりに、日本に次男クンの戸籍謄本の取り寄せメールを発送し、一昨日、返信を受領しました。

サンフランシスコの日本領事館で取り寄せられる、と思っていたところ、日本に電話で連絡をしないといけない状況でした。

少し驚き。

該当区役所(東京23区のひとつ)のウェブサイトはあるものの、問い合わせは電話のみ。さらに驚いたのは、海外からの取り寄せの手数料の支払い方法には振込みや振り替えはできず、「現金書留」か「為替」のいずれかで支払って欲しいとの回答。

日本は安全なので「現金書留」が存在しますが、アメリカや中国にそんなシステムは存在しません。というより、いまだに振込みが不可で、しかも海外から現金を送れ、という指示に唖然。為替レートも特に決めてないので、送る外貨金額はこちらにまかせる、とのこと。

郵便局でドル建て為替を購入しようと思いましたが、結局、Mr.Jのアドバイスで、5ドル紙幣に返信分の日本郵便切手を同封しました。

…5ドルを両替して余剰となった6円分の日本郵便切手が戸籍謄本に同封されていました。

いずれにせよ、これで次男クンは日本のパスポート申請ができます。 丁度、来月9日にサンノゼ領事館出張サービスがあるので、それを利用する予定です。

それから。
先週から運転の練習を始めました。

セダンは運転したことがありましたが、これから慣れなければならないのはトヨタのCR-V車。車体の幅や大きさ、車高の高さの違和感が大きく、初回はかなり運転が怖かったです。

こわごわの運転で感じたのは、オートマ車の楽さ。

足はクラッチを、手はギヤチェンジをしようとする条件反射がまだ残っているのですが、ギヤを無視して道路だけを見ていればいいことに、初めてオートマ車の手軽さを実感しました。自分でギヤチェンジによるスピード調整ができない不安さはあるのですけどね。(苦笑)

運転免許の実技試験は来週2日(水)です。あと一週間。